私がセラピストを仕事にするまで その16 再就職 | やわらかで、安心なこころを育てよう♪ (生きづらい女性のカウンセリング)

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自信のなさや孤独感をひとり抱えているあなたへ
こころの内側からじっくりと、楽になっていく方法をお伝えしています。

こんにちは。
かわのみどりです。


土曜日に書かせて頂いていた
「私がセラピストを仕事にするまで」
シリーズです。

これまでの内容はこちら。
 

 

 


さて、前回は
うつ病になって退職し
両親のいる大分県に移り住む
ところまで書きました。

しばらくは、
ゆっくりしていました。

 
(季節の花や木々や、海や・・自然に癒されました)


30歳の独身で
いつまでもぼーっとしている
訳にもいかず
仕事を探すことにしました。

幸い、前の職場の先輩からの
ご紹介や情報もあり、

両親宅から通える場所で
地域に住んでいる障がい者の
支援をしている部署に
臨時職員として
採用して頂けることになりました。

前の職場ほどの責任もなく
アットホームな職場で
居心地は悪くなかったですが

臨時という立場では、
補助的な仕事しかできず
一人暮らしをするには、給与も少なすぎ、

元気になっていくうち

 

もっと責任をもって

しっかり仕事をしたい!

 

わたしの経験や能力を

生かして、社会のお役に立ちたい!



 


そんな気持ちがむくむくと
湧いてきました。

そこで、転職を決めました。

ただ、今までの経歴を生かした
福祉分野や心理分野ではなく

地域の福祉センターで
たまたま持っていた
介護支援専門員(ケアマネージャー)
の資格を生かした
高齢の方のご相談に乗る
仕事で採用して頂けることになりました。

今までとは全く違う仕事で、
仕事を覚えるまでは
苦労しましたが、

人生の大先輩やいろいろな
関係機関の方とお話するのは
楽しく、学びも多く
やりがいのある仕事でした。


   ・・・

ただ、その環境は
また、私の以前の癖を
引き出してしまいました。


新しく入った職場は
その年、ごたごたがあり、
職員が多数入れ替えの時期。

数人の方と同じ時期に就職しましたが
他の方が、嘱託職員の中で、
何故か私だけ正職員ということで、

入社当時から、
「頑張らなければ!」
「採用して頂いた期待に添わねば!」

いえ。それ以上に私の心の中では

「新しい職場で認められなければ」
そんな思いでいっぱいでした。


誰よりも朝は早く来て掃除をして
誰よりも早く電話に出て、

1年後には、誰より多い
80件以上の担当を持っていました。
田舎なので、担当範囲も広く
往復2時間かかるところもありました。
毎月、その方達に訪問しお話をし

支援計画を作り、会議をし
関係機関や家族と連絡調整。
山のような書類や計算をしながら、
他の係りも色々引き受け

いつのまにか、
また、私は仕事に追われる
毎日になっていました。

夜8時、9時まで仕事をし
休日も出勤する日が続き

もう、限界。
もうやめなければ・・そう思うけど、

「私にはこれ以上できません」
その言葉がなかなか
いえませんでした。

誰かがやらなければ
なかない仕事。

あの人は小さなお子さんがいるし。
あの人は正職員でないし
私ができなかったら、
誰かに迷惑をかけてしまう。

上司も皆大変そうだから・・。

そんな風に理由をつけて。

かといって
仕事の手を抜くということも
できませんでした。


私は、やっぱり

いい人、役に立つ人でいることで

人に認められようとする癖が
手放せずにいたのです。


毎日きつくて、
車の中で涙を流しながら、
仕事に行くようになり、
人と話すことが苦になり、

ご飯が食べられなくなり

いけない。
いけないと思っているうちに。

ある日また、
全く動けなくなりました・・。

つづきはこちら↓

 

 



                                    
 

 

 

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