私がセラピストを仕事にするまで８ 「苦手」がまとめてやってきた！

こんにちは。
かわのみどりです。
土曜日は、
「私がセラピストを仕事にするまで」
シリーズを書かせて頂いています。


これまでの分はこちら↓
（クリックすると読めます）
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
その１　幼少編 　最初の夢
その２　短大編　 長野で山にはまる！
その３　20歳前　次の夢が見えてきた
その４　20歳後　病の前兆
その５　22歳　理想の働き場所に出会う
その６　福祉の世界へ
その８　26歳　苦手がまとめてやってきた（この記事）
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


さて、ようやく
施設職員としての働きに
慣れてきた頃異動がありました。

障害児者地域療育等支援事業
（現　障害者相談支援事業）の相談員へ。


これは、簡単に言えば

「施設も施設の中の人だけでなく
専門性を生かして、
地域の人の相談に乗ってください。
その為に専門の職員をおきましょう」

というもの。

前任の女性のお仕事ぶりを
みて、とても大変で
私にはできない仕事だと思っていたので


その話を頂いた時　ぞっとしました。


 



でも、私に断るなんて
選択肢はありません。
泣く泣く引き受けました。



相談業務というのは、
臨機応変さが求められる仕事です。

どんな人からどんな相談が　

どんなタイミングで
来るかも分かりません。


慣れ親しんだ場で
慣れ親しんだ人との
関わりを好む私には、
それだけでストレスでした。

それでも、
障害のある方や
家族からのご相談は
先輩職員に相談しつつ
まだ、何とかかんとかなりました。

一番きつかったのは、
この事業を知って頂くため

福祉事務所や
保健所、地域の施設
保育所等

様々な専門機関に説明に上がったり
気になる方の情報提供の
お願いに回ったり、

難しい会議に
施設の代表として
出席することでした。

好意的に接してくださる方も
勿論いましたが、最初の頃は

「あなた、誰？」

「忙しいところ、なにしにきたの？」

という雰囲気を感じたり、

「あなたに、何ができるの？」
と直接言われたこともあります。


確かにそうなのです。

地域の現状も知らない
ひよっこの私が、

だだ、肩がきをもらえただけで
何ができるのか・・。
私自身も思っていました。


かといって、初対面の人と
どんどん会話や関係を
作っていけるタイプでもなかったので

どこにいっても
居場所がない気がして
最初はとにかく辛くて・。


もう一人の男性相談員は
優秀で社交的な方だったので
いっそう自分がみじめでした。


あぁ、
もとの仕事に戻りたい・・。
そう思いつつ

それでも
色々な人に会う中で
何かがつながってくるかもしれない。

相談くださった方の
何かお役に立ちたい。
 

その思いで
必死にできることをしていきました。
 
 
　　　・・・・

でも、今振り返るとこの時

初めての人に会ったり
あれこれ説明をしたり

人との関係を意識して
つくろうとしたり

時間がない中で
いかにその時、その時
ベストなタイミングができるか
頭を巡らせたり

苦手でたまらないことを

しなくてはいけなかったことは

貴重や財産になりました。


 

自分では、絶対に
進んでしようとしないことでしたから


そうそう。
この当時もう一つの苦手。

100人近くの前で
話をする機会もありました。


この経験がなければ
今私は人前で講座なんて
できてなかったかもしれません。
　　　　↓
その時のお話はコチラ。
『苦手なことは未来へのチャンス』


また、この仕事のお蔭で
もともと興味のあった
「こころ」の学びもより深めていく
ことになりました。

神様は、試練ではなく
宝物を下さっていたのですね。


続きはこちら
　　↓
「その９　心理の学びをはじめるきっかけ」



 

 

　こころセラピスト養成スクール Natural*
　
幸せな社会は、一人一人の「こころ」から・・。
幸せこころ講座の開催、インストラクター養成、セラピストの夢応援セッション、夢を叶えたい女性の為のセッション　などと通して、女性の幸せな自己実現を応援します。

■現在提供中のメニュー（セッション・講座等）と予約について→☆
■お問い合わせ（どんなことでもどうぞ）　　→　☆
■住所　大分県宇佐市江須賀２５９－１（JR柳ヶ浦より車で5分）