土曜日は、
私がセラピストを仕事にするまで
シリーズを書かせて頂いています。
これまでの分はこちら↓
（クリックすると読めます）
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その１ 幼少編 最初の夢
その２ 短大編 長野で山にはまる！
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さて、短大に入り
山とバイトに明け暮れていた
私ですが
２年になり憧れのゼミに入りました。
私が入ったのは、哲学ゼミ。
何故なら、担当の
教授がとても好きだったのです。
静かで丁寧で柔らかい物腰。
だけれども、まっすぐで
たまに発する言葉がぐぐっと深い・・！
その先生とご一緒したい
その思いで入ったのですが、
そこに惹かれてきた
仲間もとっても個性的。
内容も非常に面白いものでした。
ゼミの内容は
ソクラテスや古代哲学者の
文献をメインに
・理解するとは何か？
・信じるとは何か？
・愛するとは何か？
そんなテーマで、
午後から3時間本を読んだり話したりするもの。
でも、それだけでは足りなくて、
終わってまた場所を変えて、2時間、3時間。
あれやこれやとおしゃべりしてたな～。
自分の言いたいことが
まとまらないで頭がこんがらがって
人の言っていることを
理解するのも苦労して、
それでもそれを言葉にして
何となく少しずつ
分かっていく ような
ますますこんがらがるような・・（笑）
不思議な時間。
さらに、夏冬合宿は、
泊り込みで、1日中語り合う・・
今思えば、あの時代だから
こその贅沢な時間でした。
これを書きながら
思い出したのですが、
ゼミの私の卒業論文は
「人にとっての『幸せ』とは何か？」
今、幸せこころ講座
幸せを広げるブログ講座等
していますが、私にとって
「いかに幸せに生きるのか」って
何よりの関心事なのかもしれません。
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さて、
２年生というと、卒業の年。
そろそろ進路という
ものも考えないといけない時期になりました。
文学科でしたので
国語の先生や
図書館司書という
選択肢も考えて入学したのですが
なにかしっくりこない・・
そんな時、ボランティアで
障害があるお子さんと
ともに過ごすという経験をしました。
確かお母さんが
セミナーのようなものに
参加する間の
お預かりを担当させて
もらうというものだったと思うのですが、
今まで接したことのない、
知的障がい児といわれる
まっすぐで個性豊かな
その子たちが、かわいくて愛しくて・・
こういう子ども達と
一緒にいれるような
役に立てるような仕事がしたい！と思いました。
何だか分からないのだけど
それが、わたしの道の気がしました。
今振り返り思うのですが、
私はわりと慎重で
じっくり考え行動するタイプだと
最近まで自分で思っていたのですが、
ここぞという時は、
なんとなくの勘で
さっと行動できるタイプのようです。
この時もそう・・。
なんか分かんないんだけど
とにかく、これ！と
気づいてしまったのです。
「この子たちと一緒に
過ごせるようになるにはどうしたらいいのかな？」
そこで、アレコレ調べ、
東京の方に、働きながら
夜間で福祉関係のことが
学べる学校があるのをみつけ
願書まで取り寄せ
バイトでためたお金で
その学校に行こうと決めました。
そして、
何もかも決めて
両親に話すと （電話だったかな？）
２・３日して
父親から電話がありました。
「東京はやめておけ。
宮崎の学校を探しなさい！」
反対されたのは驚き、
自分のプランが
覆されたのに、残念さはありつつ
宮崎という響きには、
惹かれるものがありました。
宮崎は
母親の生まれ育った地であり
祖父のいるところ。
小さな頃良く行った
のどかであたたか～い場所。
それはそれで
いいかもしれない。
私は親元に帰りたくなくて
自由を逃したくなくて
東京に限らず、遠いところに
行きたかったのかもしれません。
そして、働くには
もう少し猶予期間が
欲しかったのかもしれません。
そこには、
一つ人には言えない理由もありました。
続きは その④病の前兆へ続く。
こころセラピスト養成スクール Natural*