こんにちは。
かわのみどりです。
土曜日は
「私がセラピストを仕事にするまで」
シリーズを書かせて頂いています。
これまでの内容はこちら。
![き](https://emoji.ameba.jp/img/user/su/sugar-cort/73556.gif)
その1 幼少編 最初の夢
その2 短大編 長野で山にはまる!
その3 20歳前 次の夢が見えてきた
その4 20歳後 病の前兆
その5 22歳 理想の働き場所に出会う
その6 福祉の世界へ
その7 (番外編) 福祉の世界は美しい?
その8 26歳 苦手がまとめてやってきた
その9 心理の勉強を深めるきっかけ~仕事編~
その10 忘れられない研修
その11 涙の卒業論文
さて、前回までは
とても学びになった2年間の
自閉症療育センターでの
研修のことを書きました。
この研修が終わる頃(20代後半)は
大学の通信課程にも入学し、
寝る間もない程、
仕事と勉強に追われた時期でした。
追われてる・・と
思っていましたが、
今思うと、自分で
自分を追い込んでいました。
それしか
私が人に認められる
方法はないと思いこんでいたから。
20代後半といえば、
女性としても輝く時期ですが、
この時期は、正直
恋にもおしゃれにも
興味はありませんでした。
(憧れている人がいる
時期もありましたが、
ただ、心の中で思うだけでした)
大勢の飲み会とか
みんなでワイワイ
遊びに出掛けるとかは、苦手でした。
だって、
人に気をつかいすぎて
疲れるんだもの・・。
プライベートで好んで会うのは、
ほんの少しの友達だけ。
そんな時間さえ
仕事に夢中になるにつけ
減っていきました。
仕事をしないでいれるのは
大学のスクーリングに東京に
何度か行く時ぐらいでした。
スクーリングは、毎年
2~3週間というけっこう長い期間でしたが、
ありがたいことに周りの皆さんには、
「たまにはゆっくりしておいで」
送りだしてもらいました。
飛行機に乗ると
ワクワクして(なんせ高いとこがすき)
少し自由になれたような気がしました。
大学は、
とにかく心について学びたくて。
教育学部の
教育心理を選考しました。
スクーリングの授業も
心理関係の科目を優先し
心理検査や、演習、カウンセリング等
たくさんとったのですが、
改めて、自分自身を
客観的に見る機会となりました。
最初の年、
ユングの外交・内向検査で、
100人中、2・3人程度の
超極端な内向型と出て、
やっぱりそうか・・と
思ったことを思い出します。
人の相談に乗る仕事をしていながら
私は人が怖かったし、
人へ自分をさらけ出すのも苦手でした。
本当は
暗くて、ぐじぐじして、
要領が悪くて、のろまで
人を信じることができない・・。
誰にも言えない過去と
こころの闇を抱えている。
だから、社会で生きていくには
頑張りやで思いやりがある
優等生のふりをするしか
ありませんでした。
そして、優等生の私を
信頼してくれている周りの人達の
期待を裏切らないようにするには、
ますます、頑張るしかありませんでした。
(と、思い込んでいました)
尊敬している大好きな先輩が
そんな話を何度かして下さったり、
友達に、
心はいつも、一人ぼっちでした。
*
責任ある仕事を任されるにつれ
そんな、表向きの面と
内面の差が大きくなり
ストレスもたまってきたのだと思います。
この当時、
また、猛烈に食べては
嘔吐するという、
摂食障害がひどくなってきていました。
仕事の時は楽しくて、
家に帰ると、どっと疲れ
何もできず、
食欲のコントロールさえできない。
食べ物を粗末にしている
醜い私・・。
まるで2人の私が
いるようでした。
そして、嘘つきの
自分がどんどん嫌いになりました。
つづきはこちら
「その13 体が出してくれたサイン」
では、あなたにとって
今日も幸せな一日でありますように
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