夏告げる 権現さまの 天下祭
水無月の声とともに
日本橋周辺では、
“江戸天下祭”と称される
『山王祭』
の準備に入り、
![神輿](https://emoji.ameba.jp/img/user/ic/ichi-pic/3525808.gif)
街のところどころに
提灯
や火消し“纏”が見られ、
![提灯](https://emoji.ameba.jp/img/user/ay/aysmallbekkan02/1528118.gif)
江戸情緒溢れる頃となりました。
由美ママは
先週のある夜
細川のお殿様の個展の後
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*【細川護熙展】日本橋壺中居~6月2日迄!&森の防波堤構想「瓦礫を活かす森の長城プロジェクト」発足 (2012年6月1日号)
贔屓の【日本橋ゆかり】http://nihonbashi-yukari.com/
へ出かけました
【日本橋ゆかり】野永喜三夫三代目若主人と下北半島東通村尻屋産ウニご飯![うに](https://emoji.ameba.jp/img/user/yu/yukorin-0211/2140592.gif)
![うに](https://emoji.ameba.jp/img/user/yu/yukorin-0211/2140592.gif)
4月上旬以来ですが、
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*筍に木の芽をあえて祝ひかな!伊勢正三さん夫妻と還暦お祝い!【日本橋ゆかり】京都洛西より日本一の筍 (2012年4月6日号他)
この夜は
江戸三大祭りの一つ
ともいわれる
大祭『山王まつり』が
二年ぶりに開催されることから
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*“麦の秋”に江戸情緒溢れる“天下祭”『山王祭』の風雅なる景観『日本橋ゆかり』“水無月膳”の旬味 (2010年6月3日号)
*青簾 山王祭り 近づきぬ・・江戸情緒溢れる“江戸天下祭”『山王祭』の祭礼や“纏”が飾られた街並み (2010年6月4日号)
風雅な名前入り提灯が
玄関先に飾られていました
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この『山王祭』とは、
永田町に鎮座する
「日枝神社」の祭礼を云い、
近江(滋賀県大津市坂本)の
「日吉大社」を勧請した多くの神社は、
“日吉”や“日枝”と称しますが
中世から近世までは、
「日吉山王社」とか
「山王権現(ごんげん)」とも称され、
その祭礼も
『山王祭』と呼ばれました。
その由来は
元は、江戸城内紅葉山に
鎮座していたため、
家康公以来、
徳川将軍家代々の“産土神”とされ、
徳川将軍家代々の“産土神”とされ、
また
江戸城下町西半部の総鎮守でもあり、
「神田明神」の「神田祭」とともに
将軍上覧の栄誉を誇って
「御用祭」「天下祭」とも
称されました![ビックリマーク](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/039.gif)
![ビックリマーク](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/039.gif)
そして
この“祭日”は
来たる6月15日にあたり、
この“祭日”は
来たる6月15日にあたり、
昔は、三基の“本社神輿
”が
![神輿](https://emoji.ameba.jp/img/user/ic/ichi-pic/3525808.gif)
茅場町の御旅所へ神幸する
形式でしたが、
現在では
多数の“町神輿
”主体の
![神輿](https://emoji.ameba.jp/img/user/ic/ichi-pic/3525808.gif)
祭礼に変化して、
1615年(元和1)以来、
『山王祭』を「神田祭」と
隔年交代で執行し、
神幸を出さぬ年の祭りを
“陰祭(かげまつり)”と云います。
そんな
『山王祭』の情緒に彩られた
『山王祭』の情緒に彩られた
水無月のメニューは![はてなマーク](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/040.gif)
![はてなマーク](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/040.gif)
お通しは、長芋羹 生ウニ オクラ 山葵餡かけ
前菜の“水無月盆”は、サヨリの黄身焼き 天然山葵のお浸し 海老と空豆の白和え 穴子笹巻き寿司
小芋と天然花山椒の佃煮
鯛の白子揚げ真丈 蓮麩 京都のカリスマ農家“田鶴さん”のうすい豆(グリーンピース)のすり流し
この“田鶴さん”とは【日本橋ゆかり】や【オテル・ドゥ・ミクニ】の三國清三シェフらが好んで使う
“京野菜”のカリスマ田鶴均氏作のものです![ビックリマーク](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/039.gif)
![ビックリマーク](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/039.gif)
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*アルバより魅惑の香りトリュフかな!“大地の茎塊”の魅惑的な食感と香を愉しむトリュフ尽くしメニュー
(2012年1月21日号他)
*美酒あふれ蟹は牡丹の如くなり!杉本彩がソロモン流で紹介した【日本橋ゆかり】松葉蟹と江戸っ米ぷりん
(2012年1月30日号他)
本日のお造りは
鯛 カンパチ メジマグロ 海ブドウ 漠大海 群馬県尾瀬の手前の山から若主人が採った天然山葵添え![ビックリマーク](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/039.gif)
![ビックリマーク](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/039.gif)
焼き物は、明石産穴子の白焼き “田鶴さん”の賀茂茄子鶏そぼろ田楽 山葵 酢橘
“賀茂茄子”も田鶴さん作が極旨です![ニコニコ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/139.gif)
![ニコニコ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/139.gif)
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*庖丁で鰻よりつゝ夕すゞみ・・島根高津川天然鰻と田鶴均さんちの賀茂茄子【日本橋ゆかり】文月メニュー
(2011年7月15日号他)
そして〆のご飯は、上記、青森県下北半島東通村尻屋産の無添加のムラサキウニ
の釜炊きご飯
![うに](https://emoji.ameba.jp/img/user/yu/yukorin-0211/2140592.gif)
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漬物は、柴漬け 新生姜 “田鶴さん”の胡瓜の原種(あさかぜ)の糠漬け
尻屋産の無添加のムラサキウニ![うに](https://emoji.ameba.jp/img/user/yu/yukorin-0211/2140592.gif)
![うに](https://emoji.ameba.jp/img/user/yu/yukorin-0211/2140592.gif)
この夜の
【日本橋ゆかり】では、
“田鶴野菜”の数々と
下北半島東通村よりの
“無添加ウニ”を堪能し、
江戸の文化と粋を今に伝える
“天下祭”に想いを馳せた
贅沢なひとときでした
【日本橋ゆかり】
東京都中央区日本橋3-2-14
03-3271-3436
http://www.nihonbashi-yukari.com/
http://r.gnavi.co.jp/g322600/
三代目野永喜三夫若主人