“麦の秋”に江戸情緒溢れる“天下祭”『山王祭』の風雅なる景観『日本橋ゆかり』“水無月膳”の旬味 | 銀座由美ママの心意気

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働く女の心意気を、銀座という世界を通して、様々な観点から表現したくブログを始めました。 そんな銀座ママの日常です。どうかご笑覧下さいませ。




鞭鳴す 馬車の埃や 麦の秋  

―夏目漱石



野に深緑が輝きを放ち、

眩しい季節の水無月となりましたがいかがお過ごしですか?




暦では“麦秋至る”小満は末候の時節ですが、

この季節を漱石は、掲句のごとく“麦の秋”と詠みました。




銀座由美ママの心意気-日本橋ゆかり 提灯  

由美ママは昨日、細川の殿様の“展覧会” http://ameblo.jp/ginzayumimama/entry-10551654893.html

鑑賞のあと、贔屓の『日本橋ゆかり』 http://ameblo.jp/ginzayumimama/entry-10251002055.html (2009年4月29日号他)へと出かけました。


銀座由美ママの心意気-日本橋ゆかり 山王祭提灯

銀座由美ママの心意気-日本橋ゆかり 山王祭提灯2

銀座由美ママの心意気-日本橋ゆかり FIFA 2010記念 黒龍  

『日本橋ゆかり』のカウンターには、“2010本”限定FIFAワールドカップ「黒龍」純米大吟醸原酒ボトル!
http://ameblo.jp/ginzayumimama/entry-10543505134.html






さて、“麦の秋”は水無月の季語ですが、

「麦の穂が実り、黄色く熟していく・・・」様から生まれ、

「麦が芽を出し、麦踏を行い、青麦になってから、穂が黄色くなる」様子を詠んだものです。



それは、ちょうど5月中旬から7月にかけての畑の色彩が移り変わる頃の、

畑の“黄色”と野山の深い“緑色”が、

自然との美しい調和からなり、

この句からは、辺り一面に広がる田園の和やかな風景が、

目に浮かんできますね。



そんな水無月の行事は、その昔の江戸暦においては・・・


「土用丑の日」

「千住大橋綱引き」

「田植え」

「虫干し」

「虫売り」

「垢離取り・大山参り」

「朝顔売り」

「夏越の祓」

そして「山王祭」など様々な行事が行われていましたが、

現在では「土用丑の日」と「夏越の祓」が主で、

また“二年に一度”、上記のように提灯を飾った「山王祭」が行われます!

http://matsuri.enjoytokyo.jp/05-06/sanno/




銀座由美ママの心意気-日本橋ゆかり 先付け  

青森県“東通村(ひがしどおり)”のウニ


銀座由美ママの心意気-日本橋ゆかり 水無月膳  

“水無月膳”

銀座由美ママの心意気-日本橋ゆかり 田鶴さんちのかも茄子  

京都のカリスマ農家“田鶴さんちの加茂なす” http://ameblo.jp/ginzayumimama/entry-10341538148.html
(2009年9月13日号)
http://ameblo.jp/ginzayumimama/entry-10295642720.html (2009年7月9日号他)



銀座由美ママの心意気-日本橋ゆかり あいなめと新じゅんさい椀  

アイナメと新じゅんさいのお椀

銀座由美ママの心意気-日本橋ゆかり お刺身盛  

メジマグロと明石の鯛とアオリイカ、東通村のウニ

銀座由美ママの心意気-日本橋ゆかり 明石の穴子  

明石の穴子の白焼き


銀座由美ママの心意気-日本橋ゆかり 滋賀安曇川の鮎  

滋賀県安曇川産“鮎”


銀座由美ママの心意気-日本橋ゆかり 三代目若主人  

明石の鯛の炊込みご飯!


銀座由美ママの心意気-日本橋ゆかり 鯛ご飯 銀座由美ママの心意気-日本橋ゆかり 田鶴さんちの京野菜

京都カリスマ農家“田鶴さんちの京野菜”の漬物

*『日本橋ゆかり』では、毎日産地より空輸された“旬魚旬菜”が食べられます!!!

http://nihonbashi-yukari.com/  http://r.gnavi.co.jp/g322600/




由美ママは今年も一年間を無事に過ごせることを祈念して、

来たる6月30日の「夏越の祓」には、この半年の“罪”や“穢れ”を祓い、

残り半年の無病息災を祈願したく思っています。




水無月の 夏越の祓する人は 千歳の命 のぶとこそきけ




それでは、そろそろ空が“灰色”に染まる梅雨の時期を迎え、雨に濡れる憂鬱な季節の到来となりますが、

今宵は軽やかな“単”の絹に衣替えし、羽衣のように上品な衣擦れの“音色”を鳴らしながら、しゃなりしゃなりと銀座へと出かけたく思う由美ママでした!!!