今日は、なぜ、感情の解消が大事なのか?
ということについてお話します。
おはようございます。
恋愛がうまくいかない。結婚できないのには必ず原因があります。
恋愛・婚活の悩みを解決する心理カウンセラーの吉田亮介です。
先日から、一連の記事として、こちらの記事を書いています。
時間に余裕のある方は合わせてお読みいただくと理解が深まると思います。
今日は、閉じ込めた感情が(問題)を引き起こす
ということについて書きます。
なぜ、感情処理を重視するかというと、解消されない感情が問題を引き起こすからです。
例えば、カウンセリングでもよくある悩みに、我慢して我慢して最後は爆発して別れてしまう・・
というケースがあります。
これは何が起きているかというと、感情を押さえ込んでいるわけです。
だから、しばらくの間、何があっても、笑顔でガマンし続けるのです。
ところが、ガマンしている間に感情を溜め込んでいるので、
コップの水がいっぱいになって溢(あふ)れ出すように、
ある時急に、限界が来るのです。
それで、彼のちょっとした一言や態度にキレてしまうわけです・・
そして、別れてしまう・・
という最悪の結末を迎えてしまうわけですね。
だから、もっと普段から感情を素直に出せたらいいわけですよね。
でも、この例で言えば、そもそもなぜガマンしてしまうのでしょうか?
この例の場合は必ずこうです、というような決まりきったパターンはありませんが、
よくあるのは、小さい頃から、両親が忙しかったり、
妹や弟に両親の目が行っていて、寂しい想いをしていた・・
というのがあります。
寂しい想いをしているのですが、
「いい子」じゃないとキラワれる・・愛されない・・
と感じて、ストレートにその想いを出せなかったのです。
そして、それと全く同じことを恋愛でもやってしまうのです。
「寂しい」満たされない思い、感情を抱えながら、「いい子」を演じて彼に尽くします・・。
ところが、彼から、自分の思うような愛情あふれるリアクションがもらえません・・。
でも、ガマンしてガマンして・・
そして、最後は爆発してしまう・・
というようなことが起きています。
この例で言うと、この彼女の課題は、
そもそも気持ちを溜め込まないで、
彼に、「こうして欲しい」「これはイヤだ」としっかり伝えることです。
これが先ず1つです。
そして、さらにその奥にある「いい子」じゃないと愛されない・・
という思い込みを緩める必要がありますね。
この「いい子じゃないと愛されない・・」という思い込みを支えている感情があるわけです。
それが「寂しさ」ですね。
もっと、私のことを見て欲しい・・、愛して欲しい・・という寂しさです。
さらに言えば、その奥に
「いい子じゃないと愛されない、見捨てられる恐怖」
がきっとあると思います。
だから「恐怖」の感情を解消する必要があります。
この奥の奥の感情はなかなか自分一人で解消というのは難しい面もあります。
ですが、普段の生活の中での「不満」や「寂しさ」「不安」は、
自分一人でも十分解消できると思います。
それをやるだけでも、
ひたすら「寂しさ」や「不安」に翻弄(ほんろう)されてしまう恋愛関係から、
もっと安定した恋愛関係にすることもできると思います。