芥川龍之介賞の受賞作品リストです。芥川賞と直木賞の違いは、おおまかに言えば純文学とエンタメの違い、それから芥川賞が新人作家に与えられることが多いのに対し、直木賞は中堅作家に与えられることが多いようです。リストは90年代以降のを挙げてあります。
第103回 辻原登『村の名前』
第104回 小川洋子『妊娠カレンダー』
第105回 辺見庸『自動起床装置』/ 荻野アンナ『背負い水』
第106回 松村栄子『至高聖所アバトーン』
第107回 藤原智美『運転士』
第108回 多和田葉子『犬婿入り』
第109回 吉目木晴彦『寂寥郊野』
第110回 奥泉光『石の来歴』
第111回 室井光広『おどるでく』/ 笙野頼子『タイムスリップ・コンビナート』
第112回 該当作品なし
第113回 保坂和志『この人の閾』
第114回 又吉栄喜『豚の報い』
第115回 川上弘美『蛇を踏む』
第116回 辻仁成『海峡の光』/柳美里『家族シネマ』
第117回 目取真俊『水滴』
第118回 該当作品なし
第119回 花村萬月『ゲルマニウムの夜』/ 藤沢周『ブエノスアイレス午前零時』
第120回 平野啓一郎『日蝕』
第121回 該当作品なし
第122回 玄月『蔭の棲みか』/藤野千夜『夏の約束』
第123回 町田康『きれぎれ』/松浦寿輝『花腐し』
第124回 青来有一『聖水』/堀江敏幸『熊の敷石』
第125回 玄侑宗久『中陰の花』
第126回 長嶋有『猛スピードで母は』
第127回 吉田修一『パーク・ライフ』
第128回 大道珠貴『しょっぱいドライブ』
第129回 吉村萬壱『ハリガネムシ』
第130回 金原ひとみ『蛇にピアス』 / 綿矢りさ『蹴りたい背中』
第131回 モブ・ノリオ『介護入門』
第132回 阿部和重『グランド・フィナーレ』
第133回 中村文則『土の中の子供』
第134回 絲山秋子『沖で待つ』
第135回 伊藤たかみ『八月の路上に捨てる』
第136回 青山七恵『ひとり日和』
第137回 諏訪哲史『アサッテの人』
第138回 川上未映子『乳と卵』
第139回 楊逸『時が滲む朝』
第140回 津村記久子『ポトスライムの舟』
第141回 磯崎憲一郎『終の住処』
第142回 該当作品なし
第143回 赤染晶子『乙女の密告』
第144回 朝吹真理子『きことわ』/ 西村賢太『苦役列車』
第145回 該当作品なし
第146回 円城塔『道化師の蝶』/田中慎弥『共喰い』
第147回 鹿島田真希『冥土めぐり』
第148回 黒田夏子『abさんご』
第149回 藤野可織『爪と目』