地球から美術館

地球から美術館

地球からアートを発信する3日間だけの光の祭典。皆さん一人一人がアーティストです。

この美術館のテーマは「今を生きている」こと。
この世には、さまざまな考えや想いを持った方がたくさんいます。その思考も瞬時に代わっていくものですが、作る人、観る人、感じる人が集まったとき、その想いを共有できるものがあったなら新しい「今」が生まれます。新たなひらめきが生まれ、視点が変わります。

たくさんの想いが集まったとき、この地球から多くの光が一斉に舞い立つ様をイメージしてみてください。作る人、観る人、みなさま一人一人がアーティストであり作品であり、一つの光です。

2013年11月22日から24日まで原宿 Design Festa Gallery で開館した「地球から美術館」の作品や風景を紹介しています。

多くの作品をお寄せいただいたアーティストの皆様、また、ご来館頂きましたみなさまへ心より感謝申し上げます。



美術館開館4・メッセージ に続いてこの部屋の作品を紹介します。

4でもお伝えしたのですが、こちらのお部屋は、前室を光の部屋に例えると「心にといかける」作品が多く集まりました。

コメントはアーティストの方から作品についてお伺いしたもの、館長やご来館いただいた方々からの感想を入れています。ご自身も共感や違う視点でご覧いただけたら幸いです。


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前記事で紹介したアーティスト、MariMari & The Needle Treeさんのメッセージ の隣には、アーティストmaiさんの、「青の碧」という2枚の画があります。



光の明るい部屋から次の部屋に移動する際、この鮮やかで吸い込まれるような青がぱっと目にはいります。



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青いチュールにふわっとくるまれた天使たち。水の精たちなのでしょうか。


maiさん曰く、この美術館の話を聞いたときに、浮かんだイメージをこの画にしてくださったとのこと。

普段、画をかかれる際は、この色は使わないそうです。地球という星が水に包まれた美しい星であり、その青さは宇宙から見ても美しい光を放っている、その輝きまでも表現していただいたのかな、と感じました。
地球は私たちそのものである、そのような印象も受けました。


美しい青を拡散する、そのイメージが、伝わってくる作品です。


そして、「この美術館のために描いたので、、」とおっしゃってこの作品をお譲りくださいました。

maiさん、大切にします。心より御礼申し上げます。






そして、扉を挟んで、左には、アーティストJunkoさんのシャドーボックス2作品がならびます。

左側が「Fairy(フェアリー)」、そして右側が「大すきなものだけ詰め込んで~夢の旅~」です。


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シャドーボックスとは、絵をパーツごとに切りながら、立体感を出して作られます。

この作品を1つ作るのに、1年かかるのだとか。


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この美しさと繊細さに立ち止まっておられる方がいらっしゃいました。

そして、「~夢の旅~」では、ある外国の男性より、「これは、売っていただけるのですか?一目で気に入りました」と質問がありました。自身が船に大好きなものをいっぱい詰め込んで旅や冒険に出るイメージが浮かんだのでしょうか。

目を輝かせて作品をご覧になっていました。Junkoさんご自身からも作成時から、大好きな作品であることを伺っていましたので、その想いもお伝えしたところ、「私もです」とのこと。


一つの作品からイマジネーションの世界がとたんに広がる。なんて素晴らしいのだろう、と感動しました。






そしてその左には、アーティスト佐藤泰壱さんの「街」という作品が並びます。


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非常に大きな作品です。

街を見ていると人や道、建物、空を飛ぶ飛行機、さまざまなものが見えてくる、という内容だそうで、

一見近くで見ると、抽象画のような作品ですが、数歩下がってみてみると、人の顔が現れ、また、近くに寄って観てみると、口の辺りが道のブロックでできていたり、影の部分に街並みや空をとぶ飛行機が描かれていたり、というもの。


アーティストは美大の学生さんで、まっすぐに、今をみつめて、心にとめよう、空間やその空気感までも受け止めよう、と想う様が浮かんでくるようです。画法もさることながら、佐藤さんの感覚のするどさと視点に驚愕し、じっと見入ってしまいます。






その左には、アーティスト、ほんまじゅんこさんの「夢の花1」「夢の花2」があります。


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「夢花1」

小学校の美術の先生でもあるほんまさん。いつもは生徒さんばかりに描くように言っているので、久しぶりに

自身でも作品を作ってみました、とおっしゃっていました。

作品はパネルに画を書き、紙を貼って立体感を出し、透明なシートを貼り付けてあります。


泥の中から誕生した花、植物、動物、光、空間などが誕生し、輝きを放ちながら生きている様を表現されたのだそうです。

普段私たちが目をそむけたくなるドロドロした想い、体験、経験してきたこと。その中に実は輝かしい意図が込められているのではないか、という問いかけに心を打たれます。

また、命のサイクル、経過していく進化という時の流れ、その中に身を置いている自身までも全てがこの1枚の画の中に込められているようも見えます。


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「夢花2」

実は、この作品、パネルではなくて、ハードカバーのノート表紙に書かれています。

縦横の細かい糸の織がまるでキャンパスのようでした。

日本画も描かれるとのことで、着物のデザインに、蓮のつぼみを描こうと筆を走らせていたら、できた作品なのだそうです。

「小人も出てきましたけど、、」と苦笑しながら話されていましたが、心の中にある異次元、異空間への扉、それもすぐに開く方法をご存じの方なのだなあ、と思ってしまいました。






その作品のとなりにはアーティスト 和珠(かじゅ)さんの作品群「天使のささやき」が展示されています。


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キャンパスに羽やビーズを貼られ、天使を表現しています。

柔らかいその羽や光からも優しく気持ちのよい空間が現れ、この場所へ身を置いている自身を感じる、そのようなイメージが浮かんでくるようです。

それぞれから「応援」や「励まし」を感じます。「大丈夫ですよ」という声が聞こえてきそうです。


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白い樹脂粘土で作られた作品。和珠さんの手に触れると柔らかくなり、本当は樹脂ですから固いのですが、そっと優しく手で包み込みたくなるような感覚。

ご来館いただいた方からも、「ちょっと触ってみたいのですが」という声をたくさんいただきました。






この作品の横にはY・Mさんの「Time Mirror~時鏡~」

鏡を使って皆さんに問いかけます。「あなたの”今”はどんな姿ですか」


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この作品を見て、後ろを振り返ると、


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別の角度で後ろ姿の自身が写される、という作品です。

下の子どもの写真はM・Yさん自身で、鶴や学生時代に描いたというデッサン、作品の数々も合わせて1つの作品となっています。

開館初日、この作品はなく、2日目に会場でこの空間が作られました。

会場に来てから出展を決めてもいいですよ、とお伝えしていましたが、しばらく会場に身を置いてから、それからものすごい勢いで、展示に取り掛かりました。スイッチが入った、というか、彼の雰囲気がガラッと変わったのです。まさしくそれはライブアート。目の前で作り上げられる彼の世界にじっと見入ってしまいました。


本当は、このたくさんの鶴を鏡と鏡の間に吊るしたかったのだそうですが、そのイメージは十分に伝わってきます。鏡には、カラフルな揺れる折鶴たちの間に万華鏡のように見える自分の姿があります。1面だけではない、いろんな角度から見える自身です。現在を視点に、それぞれの過去、そして未来へといざないます。

鏡を覗き込むあなたを含めて完成する、参加型の作品です。

来館者からはカラスのデッサンにも感動の声をいただきました。







次に紹介するのは、小澤綾子さん、山田賢明さんのメッセージ  を挟んで左横にある、

アーティスト Tokuさんの「Happy Family」という写真展示があります。



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私たちの間に生まれてきてくれてありがとう。ご両親の愛がいっぱい伝わってくるような1枚です。

これからどんな素晴らしい未来が待っているのでしょう。

大きくなったときに、この写真を観て子供たちはどう思うのでしょう。

一瞬一瞬が輝きながら「今」をつないでいきます。


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だいぶ大きくなって、作品の前でパチリ。お子さんたちの成長ぶりが、時の速さを見せてくれます。

この写真展示を観て、「このうちのコになりたい」「こんな可愛い子たちを持った両親がうらやましい」「しあわせが伝わってくる」など、いろんな方から、感想をいただきました。

自身を重ねる方もあり、全体から雰囲気をつかむ方あり、多角的にメッセージを受け取られているようでした。



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この写真展示の横には、アーティスト もりもと喜よこ さんの 「喜かえる」という作品が並びます。



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もりもと喜よこさんはフエルト作家さんです。

フエルトをほぐし、さまざまな色を混ぜながら、オリジナルな色を作り、それをミシン針のように穴の開いた針の先で繊維を押し込みながら形にしていきます。糸は使いません。

最初はふわふわしているフエルトも、針を刺し続けることで、繊維が奥で絡みあい、結びついて固くなっていきます。固くするところと、ふわっと残すところ、一刺しづつ考えながら、イメージを形にしていきます。


もりもとさんの作られる鮮やかな色のフエルトからは、エネルギーがあふれてくるようです。作品を拝見したとたん、じわじわくるこのカエルのキャラクターに心奪われました。

この長い舌にある緑のツブツブも、作品の一部。観れば見るほど、もりもとさんの世界観に惹かれていきます。

タイトルも「喜かえる」。喜びに帰る。命を吹き込まれた喜かえるがシンプルに答えをくれたような気がしてきます。







この作品の横には、アーティスト Erikaさんの「高校演劇部の大会および公演のチラシ」作品群があります。



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高校3年間を演劇部に所属して、来年の春卒業されるErikaさん。

演じるだけにとどまらず、各演劇のポスターも描いたのだとか。ポスターを描くにあたり、写真を取り込み、彼女が描くイラストを合わせて作っているそうです。幼いころからカメラが好きで、人物、物を観察し、ストーリーや構図を瞬時に判断し、シャッターを切り続けているので、このモノクロ作品からも、明確なものが伝わってくるようです。


タイトルの補足には、「私の青春時代がつまりにつまっています!」。

「夢中」「輝き」という言葉が浮かんでくるようです。






そして、その左には、NPOユニバーサルイベント協会さんの紹介パネルが展示されています。


年齢、性別に問わず、車いすや聴覚の方だって、さまざまな特性の方が集まって、楽しく暮らしていくってどんなことだろう。

ユニバーサルデザインという言葉が浸透していく中で、コミュニケーションを生かして、もっと良いものを生み出そう。新しい気づきが視点が生まれるように、いろんなイベントを企画しているNPO法人さんです。


ユニバーサルスポーツってご存知ですか?

オリンピックの後に行われるパラリンピックをイメージされている方もいるかもしれません。

でも特殊な道具を使わなくても、身近にあるもので、誰かに合わせるのではなく、誰もが楽しめるスポーツをみんなで考えたり競技したりする。これもユニバーサルスポーツ。


そして、年に1回ある八丈島でのユニバーサルキャンプ。今年は中学生から80歳までの100名が参加しました。

見知らぬ者同士が集まって班になり2泊3日を過ごします。サポートやコミュニケーションの方法を学んだり、お互いに「あなたが、(私が)こんなことができるって知らなかった!」って体験を通じて知ることができます。

協力しながら料理を作ったり、さまざまな方の話を聞くプログラムなどから徐々に心のバリアが解放されていく気がしてきます。

普段話せない心の内を初めて会ったばかりなのに、話せてしまう。バリアって自分が作っていたんだ、少し低くなった段差のように、飛び越えられそうな気がしてきます。


八丈島の温かい方々の作る料理や盆踊りなど、楽しくて、コミュニケーション満載のプログラムが詰まったキャンプ。

イベントを企画している協会のメンバーも、参加者も、全員が同じ立場で参加します。


協会の今後の予定としては、近くには、12月7日の「ユニバ―サルクリスマス」、12月29日の「ユニバーサルそばうち会・ユニバーサルスポーツ体験会」のイベントを予定しているとのこと。どなたでも参加いただけるイベントです。


ここまで読んで、楽しそう、面白そう、参加してみたくなった、と思ったら、協会のHPへ来ていただくか、FB(フェイスブック)に「いいね!」していただけるとイベントの情報を受け取ることができます。

協会のHP→こちら

協会のFB→こちら






そして、この紹介パネルの左には

アーティスト 世界のよっぱさんより 「館長紹介(してください)」 が貼ってあります。



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この真ん中が館長の似顔絵だそうです。とてもかわいく描いてくれて嬉しかったのですが、展示は館長が顔を赤らめてしまう作品になっていました。



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似顔絵の周りに、それぞれが持つ館長のイメージを色ごとに会場で貼ってもらおう、という企画になっていました。館長を知らない人は会場で話しかけて、という内容にもなっており、全員参加型の作品となっています。


本当にご来館の方が話しかけてきました。

お子さんたちが、シール大すきですから、それは楽しそうに貼っていました。

花びらの色、この色が好きって、内容も観ずに貼ってくださる方もいました。

優しい方は、いろんな面がある、と数枚貼って下さいました。


するとこんなにたくさんの花びらにかこまれる私が出来上がりました。

皆さんの1枚1枚に感謝を込めて御礼申し上げます。


また、この突拍子もないこの作品を作ってくれた世界のよっぱさん。

はじめは、館長紹介の作品の企画に私は驚きをかくせませんでした。


でもこの「地球から美術館」は出展いただいた方、来館頂いた方により1つの作品として完成しました。

作る方も観る方も全ての方がアーティストであり、ふれたもの、感じたものすべてがアートである、というコンセプトで開催したこの美術館です。

皆さまに支えられて出来上がったこの「地球から美術館」という作品をよっぱさんが違う形で見せてくれました。

出来上がった大輪の花を観ながら感動いたしました。心からありがとうございます。






そして最後となりましたが、僭越ながら私の作品を紹介して、この美術館を閉館したいと思います。

この部屋の真ん中に配置させていただきました。


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作りはとてもシンプルで、木箱に穴をあけ、LEDライトを下からあてています。


これらの石、普段は色も違って見えます。ヒビがたくさん入っていますし、不純物も入ってます。

でも、それだからこそ、こうやって光をあてた時に輝きを拡散するのです。

この石を皆さまの心だとすると、ヒビや不純物はいままでの喜怒哀楽といった経験や体験かもしれません。


タイトル名、「これがあなたの心です」


全ての方々に素晴らしい道を歩まれてきたこと、それにより、自身がより輝いていることを伝えたい、という

想いを表現したくて作成しました。色や形が違うからこそ、それぞれの輝きを放ち惹かれあう、と私は思います。皆様そのものが進化するアートなのです。


最初、この美術館のコンセプトに「地球から光がたくさん舞い上がるさまをイメージしてみてください」「光の祭典です」とお伝えしましたが、

一人一人の想い(輝き)が拡散し、世界が、地球が輝いてみえる、光をたくさん飛ばす、というのは、実は既に皆さんが普段行っていること。特別な誰かが行っているだけではなく、皆さんが無意識に行っていることなのではないかと考えました。


もっと自身が輝いていることに気づいたら、、、、。

もっと輝きに満たされた世界になるかも、というイメージが湧き、この美術館を開館しよう、と決めました。


この美術館に出展いただいた作品からは、その1つ1つが観る側の心に共感を呼び、灯りをともす、そのような作品ばかりであったと思います。アーティストの皆様、心より御礼申し上げます。


そして、ご来館いただいた皆様からも、心地よい空間、刺激を受けた、元気になった、とさまざまな感想をいただき、大変嬉しく思いました。ご来館、誠にありがとうございました。


最後に、お手伝いいただいた皆さん、設営や空間を作り上げてくれて、心から感謝申し上げます。


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最良の想い出とともに、このブログに記録させていただきます。


2013年12月1日

館長 大久保愛子



それでは最後の部屋の作品を紹介いたします。


入口が光をイメージしたとすると、こちらのギャラリーは、「心に問いかける」作品が集まりました。

その中から今回は、「メッセージ」をテーマに掲載します。


コメントはアーティストの方から作品についてお伺いしたもの、館長やご来館いただいた方々からの感想を入れています。ご自身も共感や違う視点でご覧いただけたら幸いです。


まずは、アーティスト、「MariMari」 &「The Needle Tree」 という2つのミュージシャンの作品群です。




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音楽として、耳から入ってくる歌詞をメッセージとして読んでいただいたらどうか、という発想から、この度、出展いただきました。

2組からは以下のメッセージをいただいています。


「大人になるって超ハッピー!

いろんなことがあるけれど、大切なのは”ごきげん力”

仕事もして、子育ても、あんなことも、こんなことも経験済の大人ユニット


明日がみえないくらい哀しいことも、つらいこともあるものだけど、

結局自分を幸せにするのは自分。

自分を幸せにしてあげよう!今日もごきげんでまいりましょう。」




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メッセージは


MariMariさんより  「ありがとう・・・君に」「幸せを叫ぼう」「サヨナラの時」


The Needle Treeさんより  「二人のポートレート」「たった一言」「ブルースター」


いろいろな体験や感覚、すべてが「今」に繋がっている。あのときの哀しみも、たくさんの後悔も、時間をかけて、ゆっくりと昇華しながら、自分を赦し、癒し、そして顔をあげる。

「昇華」という文字が浮かんでくるようなたくさんのメッセージに、観ているこちら側も、心にポッと小さな灯りがともり、灯りがたくさん舞い上がるイメージが浮かんできます。がんばろうっていう勇気が生まれます。

だからこそ、彼らの音楽はまぶしいのだな、と感じます。

ごきげん力!力強い言葉です。この木にたくさんの灯りがともる作品は彼らそのもの。

また、「サヨナラの時」ではKaori Tonegawa さんの写真の上にメッセージを配置しています。

彼女の包み込むような優しさが加わって、ファインダーを通してとらえたキラキラ輝く水面、この歌のメッセージそのものでピッタリだと思いました。


今回はメッセージに「歌お♪」とう曲も加え、会場のBGMとしても音楽そのものを流す、という展示も行っていただきました。

メッセージに加え、音源の準備なども大変だったと思います。誠にありがとうございました。

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↑ MariMariさんです。


ライブでは、いろんな方に来ていただいて、ユニバーサルに楽しんでほしい。そんな思いから、香りや自然の音をとりこんだり、舞台にプロジェクターで歌詞を写したり、自身らの楽しくて弾むトークは手話通訳してもらったりと、5感たっぷりのライブを行っています。



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The Needle Tree さんです。

頼もしい兄貴的存在。彼らの音楽は、会場を優しく、暖かく包み込みます。MariMariさんと一緒のライブを拝見したのですが、ちょうどいい柔らかさの羽毛にくるまれているような感覚。いろんな経験をしてきた彼らだからこそ、作りあげている空間がありました。

あたたかい日差し、少し開いたベランダの窓辺では白いカーテンが揺れて木漏れ日が。遠くから鳥の声が聞こえ、、台所からは、フレンチトーストを焼くいい香りがする。それを目を軽くつむって、ウトウト昼寝しながら感じている。「幸せだなあ」そんな言葉が、思わず口から出てしまいます。


「MariMari」 & 「The Needle Tree」 さんは年間通じてライブを行っています。

美しい歌声と音楽のハーモニー、力強いメッセージを聴きたい方、近くには12月22日にライブがあるそうです。

詳しくはFBのイベントページをご覧ください。→こちら




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2組の作品の対面には、

アーティスト、小澤綾子さんと山田賢明さんのミュージシャンのお二人の作品の展示があります。

お二人は綾子さんが歌い、山田さんがギターを演奏しながら歌っているグループです。


こちらは歌詞の一部をメッセージとして作品を展示いただきました。

作品名「うれし涙が止まらない」


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写真ですと少し見えづらいのですが、綾子さんがパステル画を描いて、その上に透明なシートがあり、メッセージがプリントされています。


実は綾子さん、進行性難病筋ジストロフィーです。小学生のころから発症し、いずれは動けなくなってしまうかもしれない病とともに生きています。

この歌詞は同じ病で数十年入院生活を送られ、昨年他界した、EI(エイ)さんという女性が同じ病と闘い生きる綾子さんに贈ったもので、山田さんがメロディーをつけました。


パステル画は右側に水色の水玉があり、徐々にピンクへと変化していきます。

哀しみや、不安、葛藤を乗り越えて、懸命に生きよう、感謝しよう、と気持ちが変化していく様を表現されたのだそうです。


とても笑顔が素敵な女性です。それでも徐々に体が思うように動かなくなり、あれも出来なくなった、、、と感じる日々が続いています。そんな綾子さんを見て、山田さんが下の歌を贈りました。


作品、「星降る夜に」
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出来ないことを数えるより、出来ること一つ一つを大事にしよう。

綾子さんは、とても力強いメッセージに、頑張ろう、って思うようになったそうです。

パステル画もキラキラ降る星によって、新しい芽が誕生した、というイメージで描かれました。


上記の2点の作品、拝見したときに、驚いてしまいました。2つは彼らそのもの。彼らの作り上げる空間そのものだと感じたからです。


山田さんも若い頃に鬱病になられた経験があり、「この経験があるからこそ伝えられることがある。わかることがある」

「病気で可愛そう、と思わないで欲しい。自分たちの音楽を聞いて何か持って帰ってもらいたい」とライブで話されていました。


ライブでは、力強いメッセージを綾子さんのまっすぐ空に届くような声で伝えています。

すると小さなキラキラ輝く星の粉が空からたくさん降ってきて、美しく優しい光に包まれる、そんな感覚になります。




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小澤綾子さんと山田賢明さんです。

写真は入口の部屋にも展示いただいた、munimuni  さんの撮影だそうです。


綾子さん、いつも杖をつきながらの歩行ですが、最近階段をのぼれなくなってきたのだとか。

美術館は階段しかないのですが、是非行きたい、と言ってくださり、抱きかかえられて会場まで来てくださいました。とても嬉しかったです。



近くには、お二人のライブが12月15日に予定されているそうです。

まっすぐに心に入ってくる音楽。お二人にしか出せない音と歌があります。

明るい笑顔で楽しいトークあり、「生きる」ことについて、前向きに取り組んでいる彼らの姿そのものが、そこにあります。


詳しくは、小澤綾子さんのオフィシャルサイトでご覧ください。→こちら





今回は、3組のアーティストにご参加いただきました。

普段は歌詞をメロディーにのせて伝えているメッセージです。ですが、今回、言葉の作品として読んでいただくことで、また一つ、心に入ってくるのでは、というコンセプトに快諾いただきました。3組それぞれにしか出せない音と声、メロディー、そして想いがあります。

どれも自身を伝えたいだけではない、受け取る方の心にある、共有意識に問いかけます。

視点や心の位置を少し変えたとき、新しい自分がみつかるかもしれません。新しい扉を開く方法を教えてくれる、そんな皆さんです。



美術館開館2日目に、Design Festa Gallery のスタッフの方が「写真を撮らせてください」と来てくれたのですが、そのままお帰りになるのかと思いきや、「とても力強いメッセージ、そして館内に流れる音楽も、、、全ての作品からポジティブなエネルギーを感じて、心が元気になりました。みなさんすごい!」と言ってくださいました。

歌詞をアートとして、伝えることに驚いていました。カメラを下し、じっと読んでいたり、作品を観覧されていたのがとても印象的でした。そして、閉館になり、帰りの挨拶に事務所に伺った際も、「本当に元気になりました!」と時間が経過したあとも言ってくださり、皆さんの作品からあふれているエネルギーを数多くのアート作品を観てきた方に感じ取っていただき、心から嬉しくなりました。



ギャラリーのブログに掲載してくださったので、よかったら、ご覧になってみてください。→こちら


次は同室にあるアート作品の紹介へと続きます。









美術館に併設された「わくわくアースカフェ」さんの紹介です。


今回、美術館を行うにあたって、ギャラリーの空間の中で、カフェがあり、その中でご来館いただいた方にくつろいでいただけたら、という思いがありました。


その思いを伝えたところ、Yukaさんに紹介いただいたakkoさん、Mihoさん、Yuriさん。

普段はイベントのときにだけしか出店されない方々です。

地球から美術館のコンセプトに共感し、自身が行うカフェを一つのアートとして出展してくれることを快諾してくれました。その名も「わくわくアースカフェ」です。


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彼女たちの手によって作られるランチやスイーツの数々は


「人と地球にやさしく、ともに調和することをモットーに

動物性、卵、乳製品、白砂糖、化学調味料は不使用で、安心なお野菜や穀物をたっぷりと」


こころとからだが喜ぶベジパワーフードです。

彼女たちの手にかかると、すべての材料に軽やかなエッセンスが加わって、素晴らしいデリやパン、スープ、スイーツに変身します。



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何を食べても美味しいこと。

そして彼女たちが本当に軽やかに手際よく、それはもう楽しげに調理するので、材料たちも身をゆだねているようでした。カフェは大賑わいで、Yuriさん、DevaのYukaさんもお手伝いいただき、最高のおもてなしとなりました。


後程紹介しますが、

ギャラリーとカフェの間には、作品を出展頂いたアーティスト「MariMari & The Needle Tree」の方々の音楽が流れていました。彼らの出展する音楽やメッセージは目をつむって聞いているとたくさんの光がいっぱいにひろがって、それぞれがはじけて、また新しい光が生まれるような、そんなイメージを受けます。


カフェから見える風景です。


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美味しい料理や野生のコーヒーやハーブティーの香り、食器を置く音、みなさんの笑顔と会話、館内に満たされたアロマの華やかな香り、そしてMusic,!全てを満喫しながら作品と空間を眺める。五感が満たされる、とはこのことではないでしょうか。


とても興味深かったのは、美術館、なのにご来館頂いた方が気づいたら、長時間のんびりとくつろいでいらしたこと。連日お越しいただいた方もいらっしゃいました。


また、お子さん連れの来館がとても多かったこと。

Yuriさんのお子さんが描いてくれた虹や太陽の絵が、さらに会場を明るくしてくれました。

一枚目、カフェ看板の横にある虹の絵がそうです。太陽の画もあって、とてもキラキラしていました。


お子様たち、カフェテーブルで絵を一生懸命書いていたり、館内で笑顔を振りまきながら飛び跳ねていたり、踊りだしたり♪大人もその光景を見て笑顔になっていました。


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美術館の作品、ご来館いただいた方、全てが合わさって、ぴたりと一つになっている、そのような空間でした。


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アーティスト、わくわくアースカフェのakkoさん、Mihoさんと DevaのYukaさんです。

準備や仕込み、3日間連続のカフェ、大変だったと思います。この笑顔と料理に館長も毎日酔いしれました。ご参加誠にありがとうございました。


美味しいお料理の数々、イベントの案内などは、お二人のブログでもご覧いただけます。

A’sらぼ ☆きらっと☆わくわく生活♪


はびねす♪くらしのおと





次は美術館開館4・作品紹介へ続きます。


それでは、館内の風景とともに、アーティストの皆様よりお寄せ頂いた作品を紹介させていただきます。


コメントはアーティストの方から作品についてお伺いしたもの、館長やご来館いただいた方々からの感想を入れています。ご自身も共感や違う視点でご覧いただけたら幸いです。


入口はこの画からスタートしました。


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右から「緑のトンネルその先に」「無限のはじまり」「宇宙の小さな水の星」という3作品です。

館長の私が地球をイメージして水彩で描いてみました。

この広い宇宙の中にある地球という小さな星より、ドラマチックなことがどんどん生まれていますね、という気持ちで製作しています。



その隣にはオレンジの光で満たされた、アーティストShimiken さんの写真「17万年前からの夜明けの使者」




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補足には、

「太陽の光は太陽の中心で作られていますが、太陽表面に到達するまでに17万年かかると言われています。ちなみに太陽から地球まで光の速度で8分19秒かかります。」と説明があります。


Shimikenさんは館長の友人です。

以前、八丈島でキャンプをした際、参加者に満天に輝く星々を灯りで指示しながら、説明してくれたことがありました。とても明確な説明に星々への理解が深まったのを覚えています。

太陽も星の一つであり、この地球は、光を通して情報を受け取っている。なくてはならない存在だと感じさせてくれる作品です。


そしてその隣には、アーティスト「世界のよっぱ」さんの「我が庭」



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彼女のお家の近くには河原があり、その場所での愛犬との散歩が何よりのリフレッシュだという話を伺いました。目の前いっぱいに広がる空の下、愛犬が嬉しそうに遊ぶ姿を目を細めて喜んでいる作者までも見えてくるような気がします。

ポップで鮮やかな色合い。周りをとりかこむ淡いピンク。このコントラストが「大切なもの」であることを強調しているかのようです。



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入口からまっすぐ入ってくると、黄色や金色に輝く写真3点がぱっと目に入ります。

アーティストmunimuniさんの「太陽の贈り物」「輝き」「5人娘」



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黄色いお花から今にも落ちそうな水滴の中に、小さい花がたくさん写りこんでいます。


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これって、光と水のプリズム効果。とても瑞々しい作品です。





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munimuniさんがタイに旅行に行かれたときに撮影した1枚だそうです。

まぶしい黄金の光が、会場を照らしていました。



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そして、「5人娘」さん。並んで歩く後ろ姿からは若さがあふれています。

彼女たちが歩くと周りもぱっと明るくなるように。存在自体が光のように。

その先にある輝かしい未来へ、歩いていく力強い一歩一歩を感じます。

モノクロ写真なのに、色づいて見えてくるのが不思議です。




光のカーテンのような写真の下には、

山本政子さんの 「鳥とgnome【土の精】のささやき」という作品たちが並びます。



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展示の際、土の精たちが袋から顔を出した瞬間、周囲の皆さんの顔はぱっと明るくなりました。

アーティストの山本さんからは、何も考えずに指先だけが動きだし、作成されたとのこと。

土の精達からは、彼女に命を吹き込まれ誕生した、その喜びが伝わってくるようです。

そこから緑の息吹が。小鳥たちの置物にも木々の小枝が入っています。

建物の中にいるはずなのに、はだしで、緑生まれる大地に立ち、鳥のさえずりを聴きながら、思い切り息を吸い込んでいるかのような心地になります。



そしてこの作品の左側には、アーティストNorikoさんの「透明な灯火」



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サンドブラストした花瓶の中には、筑波で拾われたドングリ、さまざまなクリスタルが入っています。

そこから生まれるエネルギーが放出して、あふれている様を表現した、あざやかであたたかみのある赤の帯たち。

中に入っているドングリは種ですね。クリスタルからも「生命」「水」や「誕生」を感じ、とりこまれたエッセンス全てに意味があるようで、心動かされます。



その左には、Shamrock Records,Inc  さんの「UDトーク」「UD手書き「声シャッター」のアプリが入った

ipadのブースがあります。お仕事として活動していること、これも素晴らしいアートです、という美術館のコンセプトに共感をいただいて参加くださいました。



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「こんなことができる世界になったんだ」

この小さな窓が新しい世界の扉であるかのように、たくさんの方がこのアプリとの出会いに感動していました。このアプリの説明は別の記事に掲載しましたので、ご覧になってください。→UDについて


窓側にはアロマエッセンシャルオイル「Deva Essential Oils」のYukaさん  のブースがあります。


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エッセンシャルオイルから彼女オリジナルでブレンドされたディフューザーは、館内中にとても良い香りを放っていました。加えて、来られる方に、自身の気に入る香りに出会ってもらえたら、とすべてのオイルも持参で参加いただきました。



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会場に光が満ちるようにと、窓にはたくさんのサンキャッチャーも展示いただきました。開館3日間は雲一つない晴天でしたので、その光を受けて、朝は白壁に小さな虹がたくさん浮かんで揺れていました。


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そして手前にはYukaさんが作ったステンドグラス「青の叡智」。万華鏡のようなイメージが湧いて、

それを形にしたのだそうです。幾何学的でありながら、まっすぐでやわらかい。美しい青に吸い寄せられるようでした。アロマというポジションにとどまらず、香りや光、色を使って、空間までもプロデュースする、というコンセプトが伝わってきます。


次回はカフェの風景についてご案内したいと思います。




美術館のUD展示についてご説明します。

UDってユニバーサルデザインのことです。全ての人が使いこなすことのできる製品、環境のことをいいます。

ご来館いただいた方は、通常の美術館の展示配置より高さが低かも、と思われた方がいるかもしれません。


私、館長も背が低いのですが、今回は「たくさんの方が楽しめるように」をコンセプトにUDな展示を

手伝ってくれたS君が提案してくれました。


通常の展示の高さより、15センチほど、展示物を下げました。

(おかげで私は見易かったです)


また、このギャラリーは2Fでエレベーターがありません。

室内の周り階段、ということもあって車いすの方の場合など上がれません。

だけど、頑張って来てくれました。Mちゃん。

車いすの持ち方、いろいろあるんです。角度のある階段だって、3人で力を合わせたら、2Fに上がれます。○○がないから出来ない、と言い切ってしまう前に、その方法を知っていたら、なんとかなる!なんとかしたい、!これも美術館の大事なテーマです。


Mちゃん、2Fに来て、展示が見やすいと言ってくれました。この時点でガッツポーズです。


地球から美術館-49


また、開館2日前に展示に参加してくれると名乗りでてくださった、Shamrock Records,inc の青木さんより

「UDトーク」と「UD手書き」、「声シャッター」の3つのアプリが入ったipadとiphoneを貸していただきました。



地球から美術館-35


「UDトーク」

音声認識アプリです。耳が聞こえづらい方と会話するとき、発した言葉を文字化して相手に伝えることができます。普通の会話のように、それも複数の人が話しても、誰が何を話したか、話した順番に画面に現れます。iphoneで「こんにちは~」って言ったら持ってるiphoneと向いのipadに文字がでるようになっています。


地球から美術館-20


会場では初めて触った方もたくさんいて、「すごい!」の声が飛び交っていました。


「UD手書き」

ホワイトボードのように、指先一つで文字や画を書くことができます。

しかも、黒板消しみたいのがなく、指先一つでさっと真っ白い画面に。

会場では使用しませんでしたが、記入した画面はWifi環境が整っていたら、複数のipadで共有できます。

一枚のホワイトボードに皆で頭を寄せ集めなくても、快適な空間や遠いところでだって、各自が画面を確認できる、これも画期的なアプリです。開館中もホワイトボードは結構使わせていただきました。


そして、会場で大人気だったのが、

「声シャッター」

誰かが一人シャッターを押す係りをしなくても声で認識してシャッターを切ってくれます。

いつも「ハイ、チーズ」って写真を撮ることが多いですが、今回は特別に「地球から!」って言ったらシャッターが切れるように青木さんが設定してくれました。これで全員が写真に納まります。


地球から美術館-51


地球から美術館-53


地球から美術館-51



地球から美術館-54


会場に来られたたくさんの方がipadの前で、「地球から!」って言ってくれました。

中には声の感じや言葉が上手く認識できなくて、写真モードで顔をキメテいるのに、シャッターが下りないこともあり、照れ笑いから大笑いになって会場はとっても盛り上がりました。


地球から美術館-50

何回か挑戦しても「地球から」が「ちちゅうじゃら!」みたいになっちゃって上手くシャッターがおりないRくん。

テーブルも高くてRくんの顔、出ていません。これってUDじゃない!!?ごめんなさいね。

R君のおねえちゃんはバッチリでした!

あと、小走りに勢いで言ったらシャッターおりるかも!と頑張る子供たちもちらほら。

果敢に挑戦してる姿は可愛かったです。


地球から美術館-52

このアプリ、すごく遠くからでもできるのかも実験。ちゃんとシャッターが切れました。


地球から美術館-52

青木さんです。


便利だな、と思ったらアプリをiTune storeで購入することができますよ。

詳しくは、Shamrock Records,Inc のサイト、ご覧になってみてください。

http://shamrock-records.jp/index.html


このように、みんなで楽しくコミュニケーションを図る準備が整いました。

作品の展示や、照明の配置も整って素晴らしい空間が生まれたと感激しました。

手伝ってくれたS君、皆さん、そして青木さん、本当にありがとうございました。



みなさま


秋もぐっと深まり、肌寒くなってきましたね。

地球から美術館も早いもので今週の金曜日が開館となります。

暖かい服装でお越しください。


さて、この3日間、美術館でカフェがオープンします。

その名も「わくわくアースカフェ」。


この美術館のコンセプトに共感し、活動をアートとして発信してくださるそうです。

当日は、暖かいスープや飲み物なども用意いただけるとのことで、会場でアートを楽しみながら、のんびりくつろいでいただけると思います。


ご本人たちから出展内容をお伺いしていますので、ご案内します。



今回、‘わくわくアースカフェ
’として出展いたします。
私たちわくわくシスターズ👭のmihoとakkoは、人と地球にやさしく調和することをモットーに、動物性・卵
・乳・白砂糖を使わずに、心とカラダが喜ぶベジパワーフードを作
っています。

メニューは、
FOOD/フォカッチャや米粉パンのライトランチセット、米粉ケ
ーキ、クッキー、スナックなどの焼き菓子。...
DRINK/コーヒーが苦手な方にも革命が起こる!野生のコーヒ
ー・アンドロメダエチオピアコーヒー3種、オリジナルブレンドハ
ーブティーやホットジンジャードリンク、ポタージュスープなど。

私たちの「今」をわくわくと表現した作品✨をご用意してお待ちし
ています😊


アンドロメダエチオピアコーヒーって!!?私もワクワクしています。

順次、作品も集まって来ています。
皆様に楽しんでいただけるように準備も着々と進んでいます。

地球から美術館で皆様のお越しをお待ちしています。





開催期間:2013年11月22日(金)~24日(日)の3日間


22日(金)13:00~19:00

23日(土)11:00~19:00

24日(日)11:00~17:00


観覧費:無料

どなたでも自由にご覧いただけます。



開催場所:原宿「Design Festa Gallery」(East)2F room 201、202、204


〒150-0001

東京都渋谷区神宮前3-20-2

JR原宿駅から徒歩7分


※建物はEastとWestと分かれていますが、建物内は繋がっています。

※駐車場をご利用の方、下記サイトに利用可能なパーキングがあります。ご参照ください。

※UD環境について、階段のみ。UDトイレの設置はありません。トイレご利用者は近隣施設をご利用ください。


交通アクセスと地図

http://www.designfestagallery.com/re/access/index_jp.html

【お申込み期限】


エントリーの締切及び出展料のお振込み期限、を 

【2013年11月15日(金)】 とさせていただきます。


まずは、以下のフォームをメールにてご連絡ください。


お名前:

住所:

連絡先(携帯)

連絡先(メールアドレス)


※また、作品について、すでにお分かりになるものがあれば詳細を合わせてご連絡ください。

以下は後日、ご連絡いただくことも可能です。


作者名:

作品名:

(小文の説明がある場合はご記入ください)

作品の種類:

作品の大きさ:

お持込方法:(持参あるいは配送)


以上、ご記入の上、

chikyukarabijyutsukan@yahoo.co.jp  までご連絡ください。

こちらより、詳細のご案内と代金の振込先についてご案内差し上げます。


※いただきました個人情報につきましては、本イベントのみの使用とさせていただきます。


【出展金額について】


1作品:3000円


サイズは問いません。

1日でも3日間の展示でも金額は同一ですが、出展に際し、美術館よりお願い事項がございます。


基本、作品の持ち込みおよび、お持ち帰りはご自身でお願いいたします。

11月22日(金)10:00から13:00の間にご持参ください。

11月24日(日)17:00から19:00の間にお持ち帰りください。


※現地からの配送については承ります。お持ち帰りが難しい場合は配送をご利用ください。

着払いでの対応とさせていただきます。その際、スタッフが梱包をいたしますが、万が一の破損については

責任を負いかねますので予めご了承ください。


※ご遠方者、当日の来場が難しい方へ

開館前日の21日(木)必着で作品を倉庫でお預かりいたします。


〒150-0001

東京都渋谷区神宮前3-20-2

Design Festa Gallery East2F(倉庫)

地球から美術館  宛

℡:03-3479-1442


上記までご配送ください。当日スタッフが作品を展示いたします。



※上記時間外に作品を持ち帰りたい方

紛失などを避けるため、当日、必ずスタッフまでお声掛けください。


お申込み方法についてはコチラ


他ご質問、ご不明な点がある場合は chikyukarabijyutsukan@yahoo.co.jp まで

ご連絡ください。


開催期間中に使用する施設内の写真です。

画像が粗いのですが、参考までにお伝えします。



地球から美術館-room1

会場は2Fです。エレベーターはありません。荷物の搬入、搬出などもこの階段を使用します。

外側には細い外階段がありますが、こちらの方が幅が広い作りになっています。


地球から美術館-room5

2F外側の廊下です。

トイレは1F部分にありますが、UDではありません。



地球から美術館-room3

204号室です。(22.5㎡)この壁の裏側がキッチンになっており、当日はここから

軽食を出す予定です。また、この部屋はカフェとして机と椅子を設置する予定です。



地球から美術館-room2

204号室から見た202号室の写真です。部屋面積(24.5㎡)

日差しの入る部屋で、壁3面に作品を飾ることができます。

ベランダにはテーブルといすを設置する予定です。

また、立体物の作品については写真のようなローテーブルに置かせていただくか床に

設置させていただきます。



地球から美術館-room4

202号室から見た201号室の写真です。部屋面積(30.4㎡)

窓がない部屋ですが外に出る扉が1か所あります。

動画などの上映もこちらで行います。


各部屋の壁には作品を立てかける部分がありますのでそちらの利用も可能です。

但し、重量や展示物の内容によってゴムの粘着剤や、床に置かせていただくなどの対応を取らせていただきます。




出展内容についてのご案内です。


テーマは「今」です。


アートやデザインといった言葉を聞くと緊張するかもしれません。でも皆さん一人一人が素晴らしいアーティストです。アートと言えば、絵画や写真、書画などに集約されがちですが、視点を変えれば、皆さんが毎日取り組まれているビジネスも一つの作品です。

皆さんが触れたものはすべて影響され、融合され形となっていく、これがライフアートです。


この美術館では、メッセージ、写真、絵画、書画、陶器、ガラスなどの立体物の展示を行いたいと考えています。

それらを通じて作り手と観る側双方の共有、共感を目的としています。

良いことばかりを作品に込める必要はありません。

今の自分に共感できる作品であること、それこそが発信のテーマです。


以下、具体的にどのようなものなのか、少し説明させていただくと共に作品のイメージ作りにご利用いただければ幸いです。



「メッセージ」作品


言葉は相手に気持ちをダイレクトに発信できるツールの一つです。

今を生きている、感じている想いをメッセージに込めてください。ご自身の活動について発信してくださってもかまいません。

ご自身の活動について触れながら、こんな想いでやっているんだ、という気持ちをこの美術館で発信してください。但し、お仕事の広報活動では面白くありません。必ずご本人の想いを言葉にして伝えてください。


サイズはA4からA3まで。会場ではくぎ打ちなどができないため、ゴムの粘着剤で貼付していきます。

紙の後ろに厚さ2ミリ程度のパネルをセットしてください。また、作品の下には作品番号とお名前(アーティスト名)をいれさせて頂きます。(名刺サイズ)

※ゴムの粘着剤と作者カードについては会場にて無料で用意させていただきます。



「絵画、写真、書画」作品


ご自身が作ったもの、撮影したものをご提出ください。

大きさは問いませんが、壁へのくぎ打ちができないため、ゴムの粘着剤で添付していきます。

作品については暑さ2ミリ程度のパネルをセットしてください。額縁などに作品を入れ込まれている場合は、

床に置かせていただくことがございます。また、この美術館では共感がテーマですので、作品には、お名前(アーティスト名)の他に、タイトルと小文のメッセージを添えていただけると幸いです。ご自身で用意したものがあれば、作品番号のみ記入させていただきます。

※ゴムの粘着剤と作者カードについては会場にて無料で用意させていただきます。


「動画」作品


会場にはプロジェクターの用意があります。会場のスペースに限りがあるため、一時的に壁にある作品を動かして上映をさせていただきます。(上映室は201号室、窓がない部屋)上映希望時間についてなどは、ご本人と決めさせていただきますが、会場の混雑が予想される場合は変更する可能性がございます。

また、上映画面の前を観覧者が横切ることがございますことをあらかじめご了承ください。

また、音についてですが、近隣住民への配慮のため、小音での上映をお願いいたします。


「陶器、ガラス、木工」など立体物の作品


ご自身の作品をご提出ください。また、作品にはお名前(アーティスト名)のほかに小文のメッセージを添えていただけると幸いです。(名刺サイズ)

会場には、ローテブルなどの什器の用意がございます。

開館中は、作者の許可なく、お手を触れないようにメッセージを設置する予定ですが、什器と作品の設置個所にゴムの粘着剤を使用するなどして破損のないように十分ご注意ください。

また、スタッフの判断で、安全を考慮して床に置く、別の場所に移し替えることもございます。あらかじめご了承ください。

※ゴムの粘着剤と名刺カードについては会場にて無料で用意させていただきます。


「音楽ライブ、パフォーマンス」作品


本施設よりの指示で近隣住民への配慮のため、ライブ、パフォーマンスについては、お断りさせていただきます。


他、ご希望の作品の種類などがありましたら、メールなどでお寄せください。

ご連絡先: chikyukarabijyutsukan@yahoo.co.jp


皆様の作品、心よりお待ちしております。