美術館開館2・作品紹介 | 地球から美術館

地球から美術館

地球からアートを発信する3日間だけの光の祭典。皆さん一人一人がアーティストです。

それでは、館内の風景とともに、アーティストの皆様よりお寄せ頂いた作品を紹介させていただきます。


コメントはアーティストの方から作品についてお伺いしたもの、館長やご来館いただいた方々からの感想を入れています。ご自身も共感や違う視点でご覧いただけたら幸いです。


入口はこの画からスタートしました。


地球から美術館-77

右から「緑のトンネルその先に」「無限のはじまり」「宇宙の小さな水の星」という3作品です。

館長の私が地球をイメージして水彩で描いてみました。

この広い宇宙の中にある地球という小さな星より、ドラマチックなことがどんどん生まれていますね、という気持ちで製作しています。



その隣にはオレンジの光で満たされた、アーティストShimiken さんの写真「17万年前からの夜明けの使者」




地球から美術館-85




補足には、

「太陽の光は太陽の中心で作られていますが、太陽表面に到達するまでに17万年かかると言われています。ちなみに太陽から地球まで光の速度で8分19秒かかります。」と説明があります。


Shimikenさんは館長の友人です。

以前、八丈島でキャンプをした際、参加者に満天に輝く星々を灯りで指示しながら、説明してくれたことがありました。とても明確な説明に星々への理解が深まったのを覚えています。

太陽も星の一つであり、この地球は、光を通して情報を受け取っている。なくてはならない存在だと感じさせてくれる作品です。


そしてその隣には、アーティスト「世界のよっぱ」さんの「我が庭」



地球から美術館-79















































彼女のお家の近くには河原があり、その場所での愛犬との散歩が何よりのリフレッシュだという話を伺いました。目の前いっぱいに広がる空の下、愛犬が嬉しそうに遊ぶ姿を目を細めて喜んでいる作者までも見えてくるような気がします。

ポップで鮮やかな色合い。周りをとりかこむ淡いピンク。このコントラストが「大切なもの」であることを強調しているかのようです。



地球から美術館-11


入口からまっすぐ入ってくると、黄色や金色に輝く写真3点がぱっと目に入ります。

アーティストmunimuniさんの「太陽の贈り物」「輝き」「5人娘」



地球から美術館-82



黄色いお花から今にも落ちそうな水滴の中に、小さい花がたくさん写りこんでいます。


地球から美術館-62










































これって、光と水のプリズム効果。とても瑞々しい作品です。





地球から美術館-83



munimuniさんがタイに旅行に行かれたときに撮影した1枚だそうです。

まぶしい黄金の光が、会場を照らしていました。



地球から美術館-84




そして、「5人娘」さん。並んで歩く後ろ姿からは若さがあふれています。

彼女たちが歩くと周りもぱっと明るくなるように。存在自体が光のように。

その先にある輝かしい未来へ、歩いていく力強い一歩一歩を感じます。

モノクロ写真なのに、色づいて見えてくるのが不思議です。




光のカーテンのような写真の下には、

山本政子さんの 「鳥とgnome【土の精】のささやき」という作品たちが並びます。



地球から美術館-17

展示の際、土の精たちが袋から顔を出した瞬間、周囲の皆さんの顔はぱっと明るくなりました。

アーティストの山本さんからは、何も考えずに指先だけが動きだし、作成されたとのこと。

土の精達からは、彼女に命を吹き込まれ誕生した、その喜びが伝わってくるようです。

そこから緑の息吹が。小鳥たちの置物にも木々の小枝が入っています。

建物の中にいるはずなのに、はだしで、緑生まれる大地に立ち、鳥のさえずりを聴きながら、思い切り息を吸い込んでいるかのような心地になります。



そしてこの作品の左側には、アーティストNorikoさんの「透明な灯火」



地球から美術館-80










































サンドブラストした花瓶の中には、筑波で拾われたドングリ、さまざまなクリスタルが入っています。

そこから生まれるエネルギーが放出して、あふれている様を表現した、あざやかであたたかみのある赤の帯たち。

中に入っているドングリは種ですね。クリスタルからも「生命」「水」や「誕生」を感じ、とりこまれたエッセンス全てに意味があるようで、心動かされます。



その左には、Shamrock Records,Inc  さんの「UDトーク」「UD手書き「声シャッター」のアプリが入った

ipadのブースがあります。お仕事として活動していること、これも素晴らしいアートです、という美術館のコンセプトに共感をいただいて参加くださいました。



地球から美術館-35

「こんなことができる世界になったんだ」

この小さな窓が新しい世界の扉であるかのように、たくさんの方がこのアプリとの出会いに感動していました。このアプリの説明は別の記事に掲載しましたので、ご覧になってください。→UDについて


窓側にはアロマエッセンシャルオイル「Deva Essential Oils」のYukaさん  のブースがあります。


地球から美術館-58

















エッセンシャルオイルから彼女オリジナルでブレンドされたディフューザーは、館内中にとても良い香りを放っていました。加えて、来られる方に、自身の気に入る香りに出会ってもらえたら、とすべてのオイルも持参で参加いただきました。



地球から美術館-81

会場に光が満ちるようにと、窓にはたくさんのサンキャッチャーも展示いただきました。開館3日間は雲一つない晴天でしたので、その光を受けて、朝は白壁に小さな虹がたくさん浮かんで揺れていました。


地球から美術館-13



そして手前にはYukaさんが作ったステンドグラス「青の叡智」。万華鏡のようなイメージが湧いて、

それを形にしたのだそうです。幾何学的でありながら、まっすぐでやわらかい。美しい青に吸い寄せられるようでした。アロマというポジションにとどまらず、香りや光、色を使って、空間までもプロデュースする、というコンセプトが伝わってきます。


次回はカフェの風景についてご案内したいと思います。