まちなみ修景+公共施設の集中配置で既成市街地を再整備【福島県三春町】・・・・・3/画像更新版 | ゆるポタで心リセット“おれ野_お散歩日記”by_✡CAMMIYA…ちょいマニアックで開運

まちなみ修景+公共施設の集中配置で既成市街地を再整備【福島県三春町】・・・・・3/画像更新版

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福島県三春町「南町高齢者住宅」と「総合福祉会館」/本ブログ管理者撮影



 

(本ブログ内関連記事「三春大町」編)

  ↓

■街並み修景+公共施設の集中配置で既成市街地を再整備【福島県三春町】・・・1

■街並み修景+公共施設の集中配置で既成市街地を再整備【福島県三春町】・・・2

■街並み修景+公共施設の集中配置で既成市街地を再整備【福島県三春町】・・・3/南町高齢者住宅

■街並み修景+公共施設の集中配置で既成市街地を再整備【福島県三春町】・・・4/みはる壱番館

■街並み修景+公共施設の集中配置で既成市街地を再整備【福島県三春町】・・・5/三春交流館「まほら」

■街並み修景+公共施設の集中配置で既成市街地を再整備【福島県三春町】・・・6

■街並み修景+公共施設の集中配置で既成市街地を再整備【福島県三春町】・・・7/蔵のカフェ

■街並み修景+公共施設の集中配置で既成市街地を再整備【福島県三春町】・・・8/職人横丁

■街並み修景+公共施設の集中配置で既成市街地を再整備【福島県三春町】・・・9

■街並み修景+公共施設の集中配置で既成市街地を再整備【福島県三春町】・・・10/ヨークベニマル(新)三春店

■三春の街は近世城下町の“縮図”?

 

 

(本ブログ内関連記事「高齢者住宅」など・・・)

 

 

  ↓

■福島県三春町「南町高齢者住宅」

■盛岡駅西口のコミュニティ住宅

■住民不満足ワースト1★は、『雇用の不安』・・・福島「某町」の住民意識調査

■こんな補助金行政を望む!岩手県花巻市の高齢者賃貸住宅

■高齢者施設と一般診療所をセットにして開発された公営の団地

 

(本ブログ内関連記事「密度論・集住」)

 

  ↓

■本ブログ流(?)の「都市の密度論」
■地域「互助」の為には、ある程度の『集住(集積・密度)』が必要か?
 

 

 

福島県三春町における街路や拠点整備事業への取り組み・・・・・

 

 ↓

1989年 都市計画道路(県道)荒町新町線の事業を着手

1993年

 |

1995年 総合福祉会館(高齢者福祉の拠点施設)

      +高齢者住宅

      (↑本記事掲載冒頭写真参照)

        |

      町民図書館・中央児童館

      (旧NTT電話局営業所の敷地や遊休施設の再利用

        ↓

        ↓

      公共駐車場・保健センター

      

 

 

 

福島県三春町における中心市街地再開発の特徴・・・・・

 

 

 

 ↓

中心市街地内において・・・・・

単に「商業集積」という観点だけでなく、

福祉施設や交流施設を積極的に取り入れようとしていること。。。

 

 

 

 

 

三春83大町南(50%).

 

 

 

 

 

ゼンリン住宅地図(1983年福島県三春町)1:1600×50%


 

 

三春95大町南(50%).

 

ゼンリン住宅地図(1995年福島県三春町)1:1600×50%


 

 

 

 

さて、

 

 

 

三春町「中央大町」地区における1983年⇒1995年の街並み変化を

ゼンリン住宅地図上で確認すると

以下のことが判ります。。。。。


 

地図上付近・・・

「御休処田楽」「鶴屋化粧品店」「神田文具店」「中央電業社」「三春新聞販売センター」が店を閉めています。

「本田歯科医院」は(本記事内後述⑧付近へ)移転。。。

「新矢衛寿司」一帯は「写真のさんあい」「ポーラ化粧品」になりました。

旧電話局(NTT)内に「町民図書館」が入居したことが判ります(本記事内既出)。


 

 

地図上付近・・・

 

「本田歯科医院」が(本記事内前述⑦付近から)移転。。。

「浪岡園芸」「橋本製帽店」が店仕舞い。

「角火薬鉄砲店」は農協の分室に・・・

「三角屋」「高原工務店」は公共駐車場の一部になりました。

(本記事内既出)

なお、東北電力の出張所跡は、町役場の「第2庁舎」として利用されています。

*東北電力の三春町内向け窓口は、郡山営業所に統廃合されてしまいました。

□(外部リンク)東北電力の公式HP  参照

 


 

 

 

地図上付近・・・

 

福島県の出先機関を集めた合同庁舎が在った場所には、

(本記事内既出のとおり)「福祉センター」と「高齢者住宅」になりました。

合同庁舎内に入居していたのはいずれも農林水産関連の部署

(圃場整備事務所・農業普及所)ですが、

現在では「現場」に近い町の郊外へ移転してしまっています。

なお、

別棟にあった土木部関連の部署は、

現在では県中建設事務所(郡山市)へ統廃合されてしまっているようです。

□外部リンク  参照

 

 

福祉センター南側(通りを挟んで反対側)に在った5件の建物は、

すべて除却され、公共駐車場になっています。


三春071013008

(写真)三春町国際交流会館

「ライスレイクの家」

*本ブログ管理者自ら2007.10.13撮影

三春町の姉妹都市であるアメリカ・ウィスコンシン州のライスレイクシティーから来たという

マネージャーが常駐しているそうな。。。。

おいしい珈琲が飲めそうですニコニコ

 

 

川名建設工業の跡に出店

左隣に在った「○○板金」「県建設業協会支部」を含めた3件の建物が除却され、

「ラスクレイクの家」の駐車場になっています。

 

通りを挟んで反対(北)側に目を向けると、

 

「よしの美容室」の閉店がみられますが、

3件左(旧建設業協会支部駐車場入口)には、「佐久間行政書士・設計事務所」の進出が認められます。

 

 

 

 

 

 

 

(↓参考資料①)

 

 

福島県田村郡三春町「南町高齢者住宅」主要概要・・・・・

 ↓

所在地/三春町字南町4番地の1

建物構造/中層耐火2階

間取り/1LDK、2LDK

*高齢者単身者向け20戸、高齢者夫婦世帯向け4戸

入居者収入基準/

 過去1年間の総所得から配偶者控除等を差し引いて12で割った額

 =月額所得が26万8千円以下

間取り別参考月額家賃/

 Aタイプ(夫婦世帯用・和室+洋室 69.55㎡)・・・

                         2万2600円~4万9600円

 Cタイプ(単身世帯用・和室または洋室 41.55㎡)・・・

                         1万3500円~2万9600円

   :

□(外部リンク)福島県三春町の公式HP  参照

 

 

 

 

 

【南町高齢者住宅管理運営要綱(抜粋)】平成14年12月1日告示第68号

 

 

 

 

 

(入居者の資格)
第2条 南町高齢者住宅に入居することができる者は、条例第5条第2号から第4号に規定する入居者に関わる条件を備え、かつ、次の各号に該当するものでなければならない。
(1)  60歳以上の高齢者単身世帯であること。
(2)  夫婦の一方又は両方が60歳以上からなる高齢者世帯であること。
(3)  日常生活を自立して営める程度の健康状態であること。
(4)  在宅福祉サービスを受けることにより前号の状態と同程度の生活ができること
(入居の継承)
第7条 南町高齢者住宅の入居者が死亡し、又は退去した場合においては、入居許可時に認められた同居者以外の者が継承して南町高齢者住宅を使用することは認めない。ただし、同居者が第2条に定める入居者の資格の要件に該当する場合で、町長が特に必要と認めるときは、この限りでない。
(住宅の明渡し)
第9条 町長は、入居者が次の各号のいずれかに該当した場合は、退去を求めるものとする
(1)  生活遂行能力が低下し、特別養護老人ホーム等への入所が必要となった場合
(2)  疾病等により短期入院し、自立生活への復帰が不可能とみられる場合
 町長は、前項の南町高齢者住宅の明け渡しを容易にするため、福祉施設等のあっせんその他必要な措置を講じて円滑に退去ができるよう配慮しなければならない。
(生活援助員)
第10条 南町高齢者住宅に生活援助員(ライフサポートアドバイザー)を配置する。
 生活援助員は、入居者の必要に応じ、生活指導・相談、安否の確認、緊急時における対応、一時的な家事援助等のサービスを行う
(管理・運営の担当)
第11条 南町高齢者住宅の維持管理(施設の周辺管理等を含む。)は、生活援助員が行う。
 南町高齢者住宅の運営(入退去に関する手続き等)は、保健福祉課が行う。
  :
 
 
 
 

 

 

(↓参考資料②)

 

 

都市計画道路「荒町新町線」街路景観整備コンセプト・・・・・

 ↓

【福島県田村郡三春町字大町地内・・・・・福島県施工】

○計画延長  L= 782.5m
○道路幅員  W= 6.0(16.0~19.0)m
○総事業費  C= 6,400(百万円)

○施設の特徴
  1) 自然石を使用した歩道舗装の高質化
  2) 三春郷土玩具「三春駒」をイメージした街路灯の設置
          (車道照明は夏季と冬季の切替方式)
  3) 祭りやイベント等にフレキシブルに対応可能な道路空間構造
          (可動式ボラード・イベント用電源・電飾ポールの確保)

三春町のまちづくりは、「三春町市街地整備基本計画」を受けて策定された「2核(情報交流核・商業核)1軸(商業軸)」構想により、中心市街地の活性化を図ることとしている。
この計画において、荒町新町線は、「1軸」として位置付けられており、動線の強化とともに、質の高い、魅力あふれた街並みの整備が求められてる。
 このため、住民主体の「街を考える会」や商店街振興組合の活性化委員会などの話し合いにより制定された「まちづくり協定」や、「三春町景観条例」に基づき、「ともに考え、ともにつくり、ともに育む」みちづくりの方針のもと、住民と行政(三春町・福島県)が一体となって整備を図ることとした。
 この計画の実施に際しては、各々「テーマ」を定め、県が街路を、三春町が細街路(裏道)や小公園及び、拠点施設を整備し、面的な広がりを持ったまちづくりを推進した。