『北浜ランチvol.108 ～ 本家 柴藤（しばとう） ～』

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北浜ランチvol.108　～　本家柴藤（しばとう）　～

2012.12.25ブログ「北浜ランチvol.107　～　毘沙門（びしゃもん）　～」の続き。

年男が終わろうとしている。

（2012.1.1ブログ「2012　新年の挨拶」）

辰年（龍）を終え、巳年（へび）を迎える、
そんな今に相応しいランチは、なんとなく、鰻！！！

今年の北浜ランチ巡礼の最後を飾る一品。

当事務所近くの「阿み彦」に次ぐ、北浜を代表する、超老舗鰻屋。

（2012.11.24ブログ「北浜ランチvol.96　～　阿み彦　北浜店　～」）

上方焼き鰻の老舗

「本家　柴藤（しばとう）」

公式サイト：大阪うなぎ及び日本料理の老舗享保年間創業十四代目本家柴藤

享保年間創業。

「享保年間」とは、１７１６～１７３５年、徳川吉宗の時代であり…、

大阪で金環日食が観られた時代である…。

（2012.5.15ブログ「金環日食　in 大阪（282年ぶり）」）

写真は、「柴藤流おひつまむし　Ｂ」　３１００円

今日が本年最後の「北浜ランチ」

締めを飾るに相応しい贅沢ランチである。

そういえば。

「北浜ランチ」も今回で１０８回目を数えた。

煩悩の数ほどランチを楽しんだ。

不景気真っ只中、会社員のランチに支出する費用も現在では５００円程度とか。

そんな中でも、少しでもお客さんに来てもらおうと、創意工夫でコストパフォーマンスの高いランチを提供される飲食店の皆様。

その熱意に、同じように資本のない小さな個人事業者である私も強い共感を覚え、微力ながらエールを送る意味も込めて綴ってきた、

この「北浜ランチ」、そして、このブログ。

（2011.3.14ブログ「「Ｍｙブログの流儀」）

いつの間にか、ライフワークと化していった。

大阪人にとって、昔から、ランチは一日のうち最も重きを置く食事であることを忘れてはならない。

江戸の庶民は、概ね、飯は朝炊いて、炊き立てのそれをおひつに移し、朝餉にぬくぬくのご飯、昼餉と夕餉には冷や飯を食べる。大坂の商家では、飯を炊くのは昼である。一日のうち、昼餉に一番重きを置いて、炊き立てご飯に野菜か魚の煮付けを添えて食す。夜は冷や飯に温かい汁物か、もしくはさらさらと茶漬けにして食べる。翌朝、残りの飯を茶粥にして食する。俗に「大坂の食い倒れ」と言われるが、普段の食事は、主人から奉公人に至るまで、このようにすこぶる倹しい内容であった。

（高田郁著「銀二貫」（第二章「商人の矜持」）６４～６５頁／幻冬舎／２００９年６月刊より）

（2011.3.21ブログ「神宗（かんそう）② 」）

来年も、心身ともに健康を維持し、質素倹約に努めて、

「北浜ランチ」を続けていきたいものである。

【北浜ランチの関連ブログ】
2012.1.27ブログ「北浜ランチvol.1　～佐海屋　北浜店～」
2012.6.6ブログ「北浜ランチvol.1　～　佐海屋　北浜店　②　～」

2012.11.21ブログ「北浜ランチvol.1　～　佐海屋　北浜店　③　～」
2012.1.31ブログ「北浜ランチvol.2　～　PAUL（ポール）　大阪本町店～」

2012.10.28ブログ「北浜ランチvol.2　～　PAUL（ポール）　大阪本町店　②　～」

2012.2.2ブログ「北浜ランチvol.3 -よし富- 」

2012.2.23ブログ「北浜ランチvol.3 ～よし富 ②～」

2012.2.10ブログ「北浜ランチvol.4 ～沖縄料理ソーキ家～」
2012.2.16ブログ「北浜ランチvol.5　～菜々人（ななにん）～」

2012.2.17ブログ「北浜ランチvol.6　～Cafe de Corse（カフェ・ド・コルス）～」

2012.2.24ブログ「北浜ランチvol.7 ～Cafe＆Dining MC.Cafe～」