Myブログの流儀
久々に、グルメブログ(3月14日ブログ「FOCE(フォーチェ) 」)を書きました。
と言っても、3日前にも書きましたが…。
(3月11日ブログ「本家 柴藤(しばとう) 」、3月10日ブログ「ベジキッチン やまつじ 」)
食べた時の喜びを思い出し、書きながら笑顔になりました。
まだ今年1月からブログを始めたばかりですが、まずは、自分自身が楽しむことは、ブログを続けるに当たって大事なことかと思うようになりました。
思い返せば。
私は、東日本大地震が起きる以前から、災害、防災・減災に関するブログを、何度も書いてきました。
(1月16日ブログ「災害に強い大阪(減災社会)を目指して 」ほか)
どのブログも、東日本大地震と同じような気持ちで書いていたように思います。
そういう中でも、災害、防災・減災というテーマに偏ることなく、大阪の美味しい店やスポット、文化をたくさん紹介したり、更には趣味のサッカー、ゴルフ、もちろん法律・裁判といった、いろいろなテーマを取り上げてきました。
特に大阪を中心に。
その理由は、1月8日ブログ「「希望」のつくり方 」に書きました。
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弁護士の仕事をしていると、特に企業のご依頼者から、「大阪は地盤沈下している。景気は悪くなる一方。」、「どの会社も本社は東京に移転し、大阪は元気がない。」という寂しいお言葉をよく聞きます。
確かに大阪の景気は良くないですが、他の地方はもっと良くないです。
しかし、大阪は、他の地方と比べて、地理的・地形的にも、気候的にも、大阪人の気質(情熱的・サービス精神に富む等)的にも、人や物が集まり繁栄して然るべき場所であるような気がします。
岐阜や東京で暮らしてきた、大阪人でない、よそ者の私の方が実感しやすいのかもしれませんが、しかし、そもそもこれまでの歴史が明確に証明していることです。
弁護士の仕事を通じて、個人や企業を支援し、再び、大阪・北浜が、江戸や明治時代の頃のように多くの人や物が難波橋の上を行き交い活況を呈する場所に戻ることに、微力ながら貢献できれば。
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私は大阪で弁護士になってから、多くの倒産事件に携わってきました。
倒産事件では、現地確認・保全のため、既に破産して誰もいない会社や工場を一人で入っていくのですが。
人のいない会社や工場。
誰かが丹精こめて作ったであろう、オフィスの机や機械が、皆、死んでいるのです。
人のいない、物もあってないような、全てが死んだ場所に一人でいると…。
ものすごく寂しくなり、悲しくなり、涙が込み上げてきました。
企業や店が、突然終わること、消えること。これは、顧客や従業員や社会にとって、悪だと思います。
企業や店が永続すること。これは、顧客や従業員や社会に対する使命だと思います。
弁護士の仕事を通じて、個人や企業を支援し、個人が活気のある生活を取り戻すこと、企業が永続することは私の目標であり喜びでもあります。
このブログは、他の弁護士から見れば、お遊びにしか見えないかもしれませんが。
私が、例えば、このブログであるお店を紹介することにより、このブログを見た読者の一人でも、その店に行ってくれたら、それは私の目標や喜びに適うことになります。
私が大阪を紹介することにより、読者が大阪に興味をもってくれたのなら、私は、達成感と喜びを得られるのです。
私が、東日本大地震が起きる以前から、災害、防災・減災に関するブログを何度も書いてきたのは、災害が、人や企業を一瞬に無にするものであるからです。
「個人が活気のある生活を取り戻すこと、企業が永続すること」を目標に掲げるのであれば。
災害、防災・減災といったことを考える必要があります。
それゆえ、地震に関するブログと、それ以外の、大阪の美味しい店やスポット、文化や法律裁判などは、私にとっては、基本的に同じスタンスで書いています。
逆に、書き手からすれば、被災にあっていない大阪の企業や店は、これまで以上に仕事に精を出してほしい、大阪の人々は、これまでどおり元気に暮らしてほしいと願ってしまいます。(そうでないと、書きがいがない。)
今後も、このスタンスを大事に、徒然なるままにブログをつづっていきたいと思います。
ただ、弁護士である以上、単なる日記ではなく、常に読み手を考えて。
つまり、
①読みやすく
②面白く
③ちょっとタメになる
のモットーを大事にしていきたいです。
これが、Myブログの流儀です。