英田サキさんの『ダブル・バインド』外伝。
葉鳥と新藤の『アウトフェイス』です。
来ましたねー！
本編の展開の中でどんどん存在感が大きくなっていったカプが
メインで1冊の本になりました♪
小説キャラに掲載された『名もなき花は』と
書き下ろし『アウトフェイス』の2編収録されてます。
『アウトフェイス』はお話の題材はハードですが、
コミカルな描写も甘いシーンもあって満足できる1冊です。
上條と瀬名もチラッと出てきて笑かしてくれますよ♪
【関連記事】
ダブル･バインド ２ ３
∟番外編
Dear old days （キャラBDフェア2010）
真夜中の片想い （キャラBDフェア2011）
存在理由 （DEADLOCK＆ダブル・バインド全サ小冊子）
My Sweet Home （刑事の恋 極道の愛フェア）
名もなき花は （小説キャラ2012年7月号）
∟ふろくCD
存在理由 （小説キャラ2012年7月号）
アウトフェイス ダブル・バインド外伝 著者：英田サキ イラスト：葛西リカコ
キャラ文庫 ＢＬ小説 2012年11月
★★★★
◆あらすじ（裏表紙）
極道の一大組織である東誠会三代目を、凶暴な狂犬が狙っている!? 会長となった新藤の愛を受け入れ、本宅で暮らし始めた葉鳥。 ところが襲名を逆恨みする元舎弟の稗田が、新藤の命を狙うと予告!! 「新藤さんに何かあったら殺す」 心配で焦燥を募らせる葉鳥は行方を追って奔走するが!? 極道の愛を得て成長した葉鳥の覚悟が試される!! 若き日の新藤と葉鳥を描く「名もなき花は」も同時収録!! ◆
感想は読メからコピペしたものに大幅加筆修正しています。
『名もなき花は』については既に過去に記事を上げていますので
こちらでは特に触れません。
『名もなき花は』
過去編の『名もなき花は』は雑誌で既読。
書き下ろし『アウトフェイス』は本編のその後。
どちらも葉鳥の新藤への一途な愛が描かれたお話です。
本編1巻ではそんなに好きじゃなかった葉鳥が
2巻以降、番外編、と話を読み重ねるほどに印象が変わっていって
今では私の中でもとても愛おしい存在になってます。
無表情な新藤が葉鳥の前では甘さを見せるのもイイ！
葉奈への愛情について葛藤している葉鳥です。
葉奈をとても可愛いと思うのに、
自分と同じ血が流れていることへの怯え。
そこにあるのは自己否定と自己嫌悪。
これは元々、ネガ葉鳥の成分ですもんね。
自分自身の中で素直に葉奈への愛情を受け止めきれず苦しんでます。
そんな葉鳥に瀬名がアドバイスしています。
『自分を愛せるようになること』
葉鳥にとってはとても難しいですよね。
でも、このお話を読んでると、
新藤に深く愛されることで
葉鳥が自己を肯定できるようになると信じられます。
そしてそれは葉奈への愛情にも繋がっていくのですよね。
稗田追跡の結末について。
これは読メ感想でも賛否両論。
どちらかというと否定の方が多いような…。
私個人的には、納得でした。
葉鳥の属する世界は極道ですから。
これが新藤であっても同じことをしたのではないかと。
極道的制裁としてありだと感じました。
ただ、「葉鳥が」という点で胸が痛んだのは事実です。
河野の「あなたが手を汚すことはなかったのに」という呟きに同感でしたもの。
でも、それも葉鳥のキャラクターらしいかなと。
自分の愛する者に手を出した相手には容赦はしない。
痛いけれどそれが葉鳥だなぁと。
今までも、これからも裏社会で生きていくわけだから。
新藤には葉鳥の手綱をきちんと握っててほしいとは思いますけれど（笑）
そうそう！
葉鳥が瀬名を『蛇女』と評してますが、
これがまさしくな表現で爆笑でした。
『嫌み眼鏡』も言いえて妙だけど（笑）
あと、忍子キャラでのコミカルな葉鳥も笑わせてくれます。
上條と瀬名も順調でなにより。
この二人はお笑い担当になってきてるような…（笑）
この後はキャラコレの番外編を読もうかな。
そういえば河野と黒崎のお話（同人誌）も未読だった！
読まねばっ！
≪英田サキ作品INDEXへ
葉鳥と新藤の『アウトフェイス』です。
来ましたねー！
本編の展開の中でどんどん存在感が大きくなっていったカプが
メインで1冊の本になりました♪
小説キャラに掲載された『名もなき花は』と
書き下ろし『アウトフェイス』の2編収録されてます。
『アウトフェイス』はお話の題材はハードですが、
コミカルな描写も甘いシーンもあって満足できる1冊です。
上條と瀬名もチラッと出てきて笑かしてくれますよ♪
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ダブル･バインド ２ ３
∟番外編
Dear old days （キャラBDフェア2010）
真夜中の片想い （キャラBDフェア2011）
存在理由 （DEADLOCK＆ダブル・バインド全サ小冊子）
My Sweet Home （刑事の恋 極道の愛フェア）
名もなき花は （小説キャラ2012年7月号）
∟ふろくCD
存在理由 （小説キャラ2012年7月号）
アウトフェイス ダブル・バインド外伝 著者：英田サキ イラスト：葛西リカコ
キャラ文庫 ＢＬ小説 2012年11月
★★★★
- アウトフェイス ダブル・バインド外伝 (キャラ文庫)/徳間書店
- ￥600
- Amazon.co.jp
◆あらすじ（裏表紙）
極道の一大組織である東誠会三代目を、凶暴な狂犬が狙っている!? 会長となった新藤の愛を受け入れ、本宅で暮らし始めた葉鳥。 ところが襲名を逆恨みする元舎弟の稗田が、新藤の命を狙うと予告!! 「新藤さんに何かあったら殺す」 心配で焦燥を募らせる葉鳥は行方を追って奔走するが!? 極道の愛を得て成長した葉鳥の覚悟が試される!! 若き日の新藤と葉鳥を描く「名もなき花は」も同時収録!! ◆
感想は読メからコピペしたものに大幅加筆修正しています。
『名もなき花は』については既に過去に記事を上げていますので
こちらでは特に触れません。
『名もなき花は』
過去編の『名もなき花は』は雑誌で既読。
書き下ろし『アウトフェイス』は本編のその後。
どちらも葉鳥の新藤への一途な愛が描かれたお話です。
本編1巻ではそんなに好きじゃなかった葉鳥が
2巻以降、番外編、と話を読み重ねるほどに印象が変わっていって
今では私の中でもとても愛おしい存在になってます。
無表情な新藤が葉鳥の前では甘さを見せるのもイイ！
葉奈への愛情について葛藤している葉鳥です。
葉奈をとても可愛いと思うのに、
自分と同じ血が流れていることへの怯え。
そこにあるのは自己否定と自己嫌悪。
これは元々、ネガ葉鳥の成分ですもんね。
自分自身の中で素直に葉奈への愛情を受け止めきれず苦しんでます。
そんな葉鳥に瀬名がアドバイスしています。
『自分を愛せるようになること』
葉鳥にとってはとても難しいですよね。
でも、このお話を読んでると、
新藤に深く愛されることで
葉鳥が自己を肯定できるようになると信じられます。
そしてそれは葉奈への愛情にも繋がっていくのですよね。
稗田追跡の結末について。
これは読メ感想でも賛否両論。
どちらかというと否定の方が多いような…。
私個人的には、納得でした。
葉鳥の属する世界は極道ですから。
これが新藤であっても同じことをしたのではないかと。
極道的制裁としてありだと感じました。
ただ、「葉鳥が」という点で胸が痛んだのは事実です。
河野の「あなたが手を汚すことはなかったのに」という呟きに同感でしたもの。
でも、それも葉鳥のキャラクターらしいかなと。
自分の愛する者に手を出した相手には容赦はしない。
痛いけれどそれが葉鳥だなぁと。
今までも、これからも裏社会で生きていくわけだから。
新藤には葉鳥の手綱をきちんと握っててほしいとは思いますけれど（笑）
そうそう！
葉鳥が瀬名を『蛇女』と評してますが、
これがまさしくな表現で爆笑でした。
『嫌み眼鏡』も言いえて妙だけど（笑）
あと、忍子キャラでのコミカルな葉鳥も笑わせてくれます。
上條と瀬名も順調でなにより。
この二人はお笑い担当になってきてるような…（笑）
この後はキャラコレの番外編を読もうかな。
そういえば河野と黒崎のお話（同人誌）も未読だった！
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