英田サキさんの『ダブル・バインド』3巻です。

面白くて引き込まれて一気読みでした!

一つの事件を軸に、
2つのカプの恋模様が進展するだけでなく、
脇キャラたちの状況、家族関係といった背景や、
多重人格の少年の存在など、いろんな要素が盛り込まれていて、
最終的にそれらがどう結びついていくのかがとても気になります。

関連レビュはこちら↓
ダブル・バインド1  
[番外編]
Dear old days (キャラBD2010)

ダブル・バインド3 著者:英田サキ イラスト:葛西リカコ
キャラ文庫 BL小説 2011年6月
★★★★
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◆あらすじ(裏表紙)
「連続餓死殺人の捜査からお前を外す」。突然、現場を追われた警視庁刑事の上條。命令に納得できない上條は、強引に有休を取り単独捜査を続ける。しかも期限つきで恋人になったばかりの臨床心理士・瀬名が急遽渡米し、早々に二人は離れることに!? 一方、激化する跡目抗争で新藤が負傷!! 案じる葉鳥を「俺の前に姿を見せるな」となぜか遠ざけ…!? 複雑化する事件で男達の真実の愛が交錯する!! ◆

事件に関しては。
犯人が見えてきたけど、
当初私が怪しんでた人物ではなかった模様w

犯行の背景は予測がつきますが、
他にもなにか絡んでいそうな気がします。

そして、祥の多重人格も悪い状況になっていて、
別人格・ケイがどう動いているのか、
事件と何か関係してるのか、
祥の過去に何があったのか、謎だらけなのです。

恋愛に関しては。
上條と瀬名は和みカプですねー♪

ツイッターに呟いたんですが、
52ページからの上條と瀬名のやりとりで
瀬名のセリフにタイバニ兎が被ってしまい、
以降、二人のやりとりがまさにとらうさのイメージになっちゃって(笑)

エロオヤジモードに入っちゃった上條が
嫌がる瀬名に突き飛ばされて、
後ろに一回転してソファから転げ落ちるとか!
とらうさでもこんなシーンがありそうとか思っちゃったりして
ニヨニヨが止まりませんでした( ´艸`)

瀬名のデレ成分が濃くなってるのもいいですねー。
そして何より上條のあのセリフにツボった!
うん!結論が出たらもう迷わない上條っていいな~♪
たっぷりホモってくれ!

もう一つのカプ。
瀬名との過去や、葉鳥への態度で、
新藤の不器用さが露呈してますねーw

葉鳥も好き。
彼の心情を知るにつけ可哀相になってきてしまう。
愛されたくてしょうがないのに、
愛されるのが怖いとか。
どんだけめんどくさい性格してるんだか。
でも、そこが可愛くてたまらない那義です。

そんな葉鳥に前巻からBEフラグが立ってるような気がして怖い!
新藤にはそのフラグをなんとしてもへし折って欲しい!

衝撃の展開で終わってるので次の完結編が待ち遠しいのです。

1巻からずっとタイトルがすごく気になってるけど、
それがこの物語の中の何を指しているのか、
何を意味しているのか
きっとわかるだろうと期待してます!

最後に。
那義はクジラもお気に入りですー(〃▽〃)


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