愁堂れなさんの『新宿退屈男』シリーズ新刊です。
このお話は上下巻となってます。

まずは上巻の感想から。

このお話も早乙女とユキをとりまく面々総出演で賑やか。
でも、早乙女の出番は少なめ。
何しろ警察に連行されて留置場でお泊りしちゃいますから(笑)

それからユキの元同僚の刑事・沢木が出てきます。
ユキと沢木の友情もいい感じー♪

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新宿退屈男~愛隣の絆~(上) 著者:愁堂れな イラスト:奈良千春
ラヴァーズ文庫 BL小説 2012年12月
★★★
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◆あらすじ(裏表紙)
新宿にある『便利屋の早乙女』。お金持ちで、まったくやる気のない所長・早乙女に、所員の友紀(元刑事)はぶち切れ寸前の毎日を送っていた。 ふたりは、ただの雇用主と従業員というわけではなく、肉体◇関係はあるものの恋人とも違う。 友紀が中途半端な気持ちを持て余したまま、いつものように素直になれずにいたある夜、突然、早乙女を訪ねて友紀の元同僚の刑事が事務所に現れる。 そのまま連行されていく早乙女の様子に、友紀は激しく動揺し……。 早乙女を救うため、友紀のもとに個性派揃いの仲間が集まり、『早乙女ご一行』の面々が無敵のホーム・新宿で大暴れ!! ◆
 (あく金対策で◇挿入)

感想は読メからコピペに少々加筆修正。

早乙女家のお家騒動勃発。
警察に引っ張られた早乙女を救うべく
ユキと共に仲間たちが動く。

一番の収穫(?)はユキが早乙女への気持ちを自覚したこと。
飄々としてつかみどころのない早乙女に引き摺られてることを
言い訳にしていたようなユキだったけど、
早乙女の気持ち云々ではなく
自分の気持ちとしてはっきりと認めてます。

よもやユキちゃんの口から「好きだ」という言葉が出ようとは!
お母さん、嬉しいよ(違います)

そして、早乙女にとって
仲間たちがどんな存在なのかもわかるいいお話でした。

早乙女の言う「家族」は、
「ごっこ」かもしれないけれど、
そこには信頼と友情という強い絆がある。
もちろんユキは嫁((・´∀`・))ンフッ♪

京曰く、「飼い犬」ですが(笑)
人間ですらない酷い扱いされてるユキが不憫(´_ゝ`)クッククク・・

O次郎がお父さんは納得!
私、早乙女も好きだけど碑文谷もお気に入りなんで♪
あ、姫井もいいかな。
春野は…どーでもいいw

奈良さんの口絵はとても楽しそうな面々!
作中のそのシーンはラスト直前にあります。
いいなぁ早乙女ご一行!

下巻はユキ兄の危機か?
またまた一行が香港に飛びますよーo(@^◇^@)oワクワク

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