隷属の闇 著者:愁堂れな イラスト:奈良千春
ラヴァーズ文庫  2009年8月発売
★★★★
隷属の闇(竹書房ラヴァーズ文庫)/愁堂 れな、奈良 千春
¥620
Amazon.co.jp

主人公は、麻薬取締官・竜野真紀は香港マフィアが絡む覚醒剤取引の捜査中。

読み始めてしばらくして、その覚醒剤取引に関わっていると思われる人物で、『副島代議士の秘書』ってのと、『新宿東署署長、近藤』って名前が出てきた時に、( ̄ー ̄?).....??アレ?? なんか記憶にある…。
で、あとがきを読んでみたらば、『新宿退屈男』の主人公、竜野友紀の兄ちゃんの話だった。。。
新宿退屈男のレビュは →コチラ

いや、まったく気づいてませんでした。
「普通だったら、麻薬取締官・竜野真紀で気づくはずだろ!」って自分でツッコんだしwww
なんで、ちょろっとしか出てこない「副島代議士」だの「新宿東署署長、近藤」を覚えてるんだか!
『新宿退屈男』の主人公を『ユキちゃん』としか記憶してなかった証拠です。
くそー、早乙女のせいだ!

ってのはどーでもいいんですが、
この作品は『新宿退屈男』のスピンオフ作品です。
『新宿~』ではユキの兄ちゃんの行方がわかってないのですが、この作品でどうなってしまったのかがわかります。
でも、『新宿~』の方が秋に、話が進みますので、この『隷属の闇』ではヤラれっぱなしで何も進展しないまま終わってます。

香港マフィアのボス・王ってのが、とんでもなく冷酷な俺様キャラで(すっげ美形だけどw)鬼畜でドSで、真紀に対して精神的肉体的に恐怖と屈辱を与え続けるんです。
真紀、痛そうです(。ಥˇωಥ) 
しかも返事は「YES」しか言わせてもらえません。
弟の命を人質にとられ、逃げ出すことも出来ない真紀です。

最初から最後まで冷酷非道な王なので
凌辱系がお好きな方にはお勧めかも。
ただし、この作品には、ラブはありませんw



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