ふゆの仁子さんの『龍シリーズ』完結編、
『龍の覇道』の上巻です。

上下巻まとめてレビュしようと思ってたのですが、
レビュ以外にも書きたいことがあるので
記事を分けることにしました。

このシリーズは冊数が多いです。
アメリカの大手流通企業・ウェルネス社員がメインの
ウェルネスシリーズと、
ウェルネス社員がカプの片割れで
裏社会が舞台の龍シリーズという
2つのシリーズがあるんです。

で、本の発行年月日が
両方のシリーズの時系列とは前後したりしてるので
お話としての時系列の流れを把握できてませんw

この記事では、それをちょっと書いてみようかと思います。


これまでのレビュはコチラ

<龍シリーズ>
龍を飼う男、龍の後継者  獅子の黒炎、獅子の爪牙
鳳凰の天翔
<番外編>
龍を飼う男~サイドストーリー~ (ラブコレ3周年)
再会 (獅子の爪牙番外編/ラブコレ5th)

<ウェルネスシリーズ>
駆け引きはベッドの上で、蜜約はスーツを脱いで
華麗なる紳士のウエディング、嘘つきな天使


龍の覇道 上巻 著者:ふゆの仁子 イラスト:奈良千春
ラヴァーズ文庫 BL小説 2010年10月
★★★
龍の覇道(上) (ラヴァーズ文庫)/ふゆの 仁子
¥620
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◆あらすじ(文庫裏表紙)
世界屈指の優良企業、ウェルネスマート。その香港支社に勤める高柳は、香港一号店のオープニングセレモニーで事件に巻き込まれる。 原因は、香港の闇社会を治める『龍』であるティエン・ライ。 ティエンは高柳の身体と引き換えにウェルネスに協力していたが、いつしか高柳の「心」を手に入れたいと思うようになり、闇社会から消えようとしていた。 「高柳と同じ世界で向き合いたい」。 そんなティエンの真摯な決心とは裏腹に、次の『龍』の座を巡って、深い闇が動き出している。 その闇は美しい『麗人』に形を変え、高柳に近づき…。 ◆



香港の裏社会を牛耳る最大マフィア・黎一族。
そのボスである龍の後継者がティエンだったのですが、
彼は、高柳との愛を貫くために龍の座を降り、
弟・ゲイリーの生まれてくる子供を
次期後継者にしようとした。

というのが、龍の後継者のお話。

龍の覇道では、上手くおさまるかに見えた話が
きな臭い状況で再び動き始めているのです。

その動きの中にいるのがティエンの先生・劉なんです。

先生がメインの『鳳凰の天翔』
龍シリーズの中で一番新しい時系列に位置してます。
そこでは、先生はティエンとは離れてるんですよ。
何かがあったのだろうけど、よくわからず、
それがこの『覇道』で明らかになるのかなと期待してます。

上巻では、龍の2冊の話の大まかな流れも書かれてますので、
記憶があいまいでも大丈夫かと思います。

高柳のために龍の力が消えたティエンですが、
今度は高柳のために龍の力が強くなってしまってます。
それが後継者争いの大きな要因なんです。

先生はどう動くのか、下巻がすごく気になります!


で、時系列について。
覇道を読み終えたら、
龍、ウェルネス合わせて
時系列に沿って再読したいと思い、
書き出してみたのですが。

やっぱわからん!

龍を飼う男・龍の後継者
獅子の黒炎・獅子の爪牙

↓2年
駆け引きはベッドの上で・蜜約はスーツを脱いで
↓2年
華麗なる紳士のウエディング

ってのはわかってるんですが。
『嘘つきな天使』『鳳凰の天翔』がどの位置に来るのか。

『嘘つき~』は、ウェルネスの日本支社が舞台で
遊佐はヨシュアの彼として認知されてる状態なので、
『蜜約~』の後だとはわかるのですが、
『華麗なる~』の前なのか後なのか?

『~覇道』は『駆け引き~』までの2年間に起きた話で
『鳳凰~』は『~覇道』の後だけど、
その後のウェルネスシリーズとの位置関係は…?

ややこしい!≧(´▽`)≦

下巻読めばわかるかしら?
もしかして、単純に龍シリーズ→ウェルネスシリーズ
なんですかね?
再読する時はそれで読んでみようかな。


もう1つ書きたいことがあるの!
このシリーズ(龍、ウェルネス)は
カプがいっぱい出てくるけど、
やっぱ那義は龍シリーズのカプの方が萌えるって話。

なんでかというと…

長くなるから、下巻で書きます。
下巻で書けなかったら、別記事でwww



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