鳳凰の天翔 著者:ふゆの仁子 イラスト:奈良千春
ラヴァーズ文庫 2009年10月発売
★★★★
ラヴァーズ文庫 2009年10月発売
★★★★
- 鳳凰の天翔 (ラヴァーズ文庫 75)/ふゆの仁子 奈良千春
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ウェルネスシリーズ、今回は台湾が舞台、ティエンの教育係・劉のお話です。
建築家の遠藤は、世界的な建築家である父を目標に、
自分の夢と将来を賭けたプロジェクトに取り組んでいたが、
稀代の風水師・劉の一言で、潰されてしまう。
恨むような強い気持ちを抱えたままの遠藤は、劉を追い求め遂に再会を果たすのだが…。
やっと先生登場ですね!www
無機質で体温を感じさせないような美しさの先生が
欲情して艶やかな美しさになっていくのが妖艶です~。
でもいったい先生はなんで台湾であんなことに?
ラスト近くのレオンとの会話にあった理由だけなのかな?
『香港が動き出す』ってそゆことだったのでしょうかね。
だとしたら、先生が先走ってしまったってことなのかwww
いかにティエンのことを思っているかがわかりますけど。
『龍の後継者』のラストでティエンが言った言葉、
『あんたが俺の先生ってのは、変わらなねぇよな?』が蘇ります。
風水師でも、ティエンの先生でもなく、【龍光良】個人として自分を見てくれる遠藤。
先生にとって、遠藤はどんな存在になっていくのでしょうね。
ふゆの氏のあとがきに、先生の攻め受けポジションについて書かれてました。
ふゆの氏の中では初登場の時から決まってたそうですが、読者からの質問が多かったそうですw
龍を読んでる時に、那義も想像はしてたのですが・・・外れてましたwww
この作品にはレオンが出てます。
時系列では龍の後継者の後のお話です。
ティエンと先生の関係の真相もわかります。
那義はこのシリーズの中では、龍、獅子という裏社会の話が大好きなのです~♪
だからこの鳳凰も楽しめました。
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