龍を飼う男 著者:ふゆの仁子 イラスト:奈良千春
ラヴァーズ文庫 2005年10月発売
★★★★
- 龍を飼う男 (ラヴァーズ文庫)/ふゆの 仁子
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仕事で香港に来た高柳は、超高級マンションに住む大学の同級生ティエンを訪ねる。
そこで彼がティエンに提案したのは、「僕自身を買ってもらいたい」というもの。
高柳の香港での仕事がマフィアの妨害にあい、
それをティエンに助けてもらうべく、一世一代の決心をしたのだった。
自分を1千万香港ドルで買い取ってもらい、そのお金でティエンを雇うというもの。
だが、ティエンの返事は、
その報酬では無理だが、高柳がティエンに一生飼われるならいいという。。。
ふゆの仁子氏の作品はこれが初めてですが面白かったです。
萌え要素たっぷりで、キャラクターも魅力的。
お話のテンポもいい!
ティエンがいいです!
眼鏡かけてて尖った印象、目つきも鋭く、冷酷で非情な顔を持つ男ですが
時折優しい表情を見せるのがたまらないです~!
ティエンに仕える者として出てくる通称「先生」の劉光良がまたかっこいいんですよ~!
黒髪ロンゲでチャイナスーツに身を包む美丈夫。
萌えツボ刺激されまくりでした~
受けの高柳は、色ぽいです。ちょっと可愛らしいところもありますが
自分の欲求をストレートに表現しちゃってティエンを煽っちゃったりw
- 龍の後継者 (ラヴァーズ文庫)/ふゆの 仁子
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龍の後継者 著者:ふゆの仁子 イラスト:奈良千春
ラヴァーズ文庫 2006年10月発売
『龍を飼う男』の続編です。
『龍を飼う男』では、高柳の勤める会社ウェルネス社の事業を妨害してきたのは香港マフィアでしたが、
『龍の後継者』では上海マフィアが絡んできます。
そして、ティエンの実家、黎一族の後継者についての問題が本格化。
黎一族を後継するのは、ただ一人の龍のみ。
ティエンは黎家の長男だが妾腹。
次男の地龍(ゲイリー)は本妻の子だが、龍ではないと噂される。
ティエンと高柳のラブラブっぷりに萌えます!
ティエンはもちろんめっちゃ魅力的ですが、高柳もいい!
ここまで自分の気持ちに素直に、攻めを求める受けってたまらなく可愛いですね。
決して女々しい性格ではなく、ティエンに忠告されても自分の考えを曲げないところがあったり。
ティエンに振り回されてるように見えますが実際は、俺様キャラなティエンを振り回してます。
余談です。
『龍を飼う男』ドラマCD、過去に一度聞いたことがあるんです。
で、今回原作を読んでみて、
ティエンの声が帝王だから、という理由だけではないですが
Lamentoのライと、かぶります。
性格的なものだとか、喋る内容だとかなんですけどね。
えっちの最中に、ティエンの「どうなっても知らんぞ。」ってセリフがあるのですが、
これ、このまんまライがラメで言ってますよね!
いえ、ティエンは猫じゃなくて龍ですよ・・・www
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