獅子の黒炎 著者:ふゆの仁子 イラスト:奈良千春
ラヴァーズ文庫 2007年10月発売
★★★★
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龍の後の話です。
龍の後継者にチラリと出てたレオンが出てきます。
那義レビュはコチラ↓
龍を飼う男、龍の後継者
駆け引きはベッドの上で、蜜約はスーツを脱いで
ウェルネス社の企業弁護士梶谷は、
ウェルネス上海進出のため、「上海の眠れる獅子を起こせ」というヨシュアの命令で上海に飛ぶ。
相手は、上海の裏と表のトップであるレオン・リー。
レオンに抱かれること、刺青を入れることを、契約の条件として要求してくる。
レオンより10歳近くも年上の梶谷ですが、
頭の中の常識ではレオンを拒否しているのに、
心と体がかき乱されて、徐々に惹かれていってしまいます。
でもその気持ち、わかる。
もうレオンが危険な男の魅力満載なんです!
レオンは、刺青の彫り師でもあり、その腕前は世界各国の有名人が彫ってもらいに来るほど。
レオンの仕事場は、地下にある遊郭のような妖しい場所の一角にあります。
危険で淫靡で、阿片の匂いがしそうな雰囲気…いえ、阿片の匂いは嗅いだ事ないですがw
奈良さんの描くレオンが、たまらなく色ぽくてワイルドでカッコイイんです!
背中から腕にかけて2匹の獅子の刺青のあるレオン♥
頭に黒スカーフを巻いて、口に刺青の針を咥えてるところなんて
たまらないーーーーーー壁|Д`*)ハァハァハァ
梶谷によると、レオンって濃密なフェロモンを出してるらしいんですよ(*ノωノ)ポッ
梶谷なんて出会ったその時に、レオンのフェロモンに当てられちゃってますもん。
特にレオンが欲情すると、その匂いがたまらなく淫靡に性的本能を刺激して来るらしく、どちらかというと堅物で理知的な梶谷ですら、クラクラになっちゃってますw
いったいどんな匂いなんだか…
獅子の爪牙 著者:ふゆの仁子 イラスト:奈良千春
獅子の黒炎の続編。
どんどんレオンに惹かれていく自分の気持ちを持て余し気味の梶谷。
でも、ある日突然、レオンが姿を消します。
勝手に作った梶谷の部屋の合鍵をテーブルに残しただけで。。。
梶谷が必死でレオンを探します。
新たな、アンジュというキャラも出てくるのですが、敵なのか味方なのか?
ハードボイルドな展開です~w
黒炎の内容がもう一回出てきたり、
時系列が前後したりで、ちょっと頭がついてかなくって
何度も読み返したりしましたが
これは、私の読解力のなさのせいですね、きっと^^
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