先日わたなべあやさんの『すっぽんぽーん』を読んでから、
りゅうくん(2歳7か月)が『すっぽんぽーんすっぽんぽーん』と口にしていまして
暑いからか裸も好きだったりして、面白いなーと思っていたら、『すっぽんぽんのすけ』というりゅうくんのためにあるようなタイトルの絵本を発見しました
定価:¥ 1100+税
出版日:1999/11
出版社:鈴木出版
作者:もとしたいづみ
イラスト:荒井良二
ページ:25
【送料無料】楽天市場で詳細を見る 読み聞かせるなら2歳ごろ~
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『はやくパンツをはきなさーい』
お風呂上り、お母さんにそう言われたけれど
『やーだよ』
お風呂あがりは裸がいちばん。
庭の外にとびだして、すっぽんぽんのすけに変身。
すっぽんぽんのすけはすごいのだ。
忍者だって、すっぽんぽんのすけを前には逃げ帰る。
店のおじさんは『すっぽんぽんのすけさま』と特別なジュースをくれる。
そこへ涙なみだの母さんネコがやってきた。
『すっぽんぽんのすけさま、お願いがございます』
仔猫のみいちゃんが何者かにさらわれたという……
『ごしんぱいなく。このすっぽんぽんのすけにまかせない』
よくこういう絵本を開くとね、『この絵本はいったい子どもに何を伝えようとしているの』とか…
『うちの子が裸で外にでるようにならないか心配』とか言う人がいるんだけれどね。
絵本って『子どもに何かをさせるため』のツールではないってことを、お母さんたちに知ってもらいたい
うちの子もトイレの絵本を見てトイレに行くようになったり、『な~でなで』の絵本をみて『なでなで』ができるようになったりしたけれど
そういうのは付加価値であって、絵本を読む本当の目的じゃない。
絵本の目的は、パパやママと、先生やお友だちと、子どもが『楽しい』って時間を共有するためにあるもの
この絵本はその最たるものだと思いませんか
解放感はんぱなす
お風呂上りに『すっぽんぽーん』となかなか服を着ないで走り回ったり、車で遊び始めるりゅうくん
この絵本をみたとき、これは自分だと言わんばかりにお話にくいついていました
子どものときだけに許される、今しかできない体験のひとつ。
お家のなかで『すっぽんぽんのすけ』になりきって、ソファーをとび跳ねる彼を見ていると…
親は大変だけれど、今はこれでいいんじゃないかなって思ったりします。
今しかできない体験は今させてあげよう
自分もそうだったけれど、どうせ羞恥心は勝手に芽生えてくるものだし。
本人も『服は着ないといけないこと』はちゃんとわかってるから、ちょっとくらいは、ね
定価:¥ 1100+税
出版日:1999/11
出版社:鈴木出版
作者:もとしたいづみ
イラスト:荒井良二
ページ:25
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