エコノミスト最新号を読んで知ったのですが、
デザイナーの三宅一生(Issay Miyake)さんが
今年8月にお亡くなりになったそうです。
エコノミストでは、毎号最後のページに
その時に亡くなった世界的に有名な人物の
追悼記事を載せていますが、
三宅一生さんの追悼記事が最新号に掲載されています。
非常に感動的な記事だったので
要約をご紹介。
長い記事なので要約には書ききれませんでしたが、
三宅一生さんのデザインのこだわりや
特に有名な「バオバオ」バッグの話など
本当に面白い記事でした。
バオバオ↓
私は、フランスに留学していたときに
香水にはまって、たくさん集めていたのですが
ISSAY MIYAKEの香水がすごく好きでした。
でも、広島出身だとは全く知らず
しかも被爆者でいらっしゃったとは・・・
実は、私の広島での前職は
被爆者関係の職場だったのですが、
聞いたこともありませんでした。
前のエリザベス女王の記事のときにも書きましたが
生きていらっしゃる間は
特別に興味があるわけでもないくせに、
亡くなった後に、エコノミストを通じて
そのお人柄や偉大な業績に触れてはじめて、
「この方がご存命のときに、
もっと知りたかった・・・」
っていつも思うのですよね・・・
でも、そう思わせてくれるということは
それだけエコノミストの記事が
素晴らしいということだと思います。
(どこかの国のマスコミと違って、
死人に鞭打つような失礼な記事は、間違っても書かない)
三宅一生さんのご冥福を
心からお祈りします。
余談ですが、エコノミストの追悼記事と言えば
安倍元首相のこの記事も、すごく良かったです。
↓
三宅一生さんの記事もそうですが、
故人に敬意を払って、しっかり取材して
日本語の単語も織り交ぜながら書かれた記事は
読んでいて嬉しいというか、じわっとくるというか・・・
ちなみに、先日発売した
英語教材SPEEDIER READINGのラジオコーナーでも
エコノミストの安倍元首相の追悼記事を取り上げています。
アメリカ人のマイクが
この安倍元首相の追悼記事を読んで
どんな印象を持ったか?
ナショナリストの安倍さんを
グローバリストのエコノミストはどう評したか?
そんな話をしたのですが、
夫は日本人の私とは全然違う考えでしたし、
なかなか他では聞けない話だと思います〜!
(しかも英語の勉強にもなる)
SPEEDIERの会員サイトは、こんな感じ!
↓
よかったら
SPEEDIER READINGもチェックしてみてくださいね。
関連記事
・大谷翔平はアメリカ人が文句のつけようのない活躍をしている(The Economistより)
・カブトガニの青い血液が医薬品の毒性試験に使われている(The Economistより)