【帚木64-③】古文単語~「なにがし」とは? | 【受験古文速読法】源氏物語イラスト訳

【帚木64-③】古文単語~「なにがし」とは?

こんにちはラブラブあいです。

 

さあ、冬休みに入りましたねー^^☆

今までは、学校の日々の予習やテスト勉強に追われる毎日でしたが、

この長期休みを有効に利用できるかで、

春以降の偏差値が、大きく変わってきますよ♪


 

↓今日の重要古語はコレ↓

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
■【なにがし】…だれそれ、私を低めていう語

■【及ぶ(およぶ)】…手の及ぶ、届く

■【べき】…~はず(当然の助動詞「べし」の連体形)

■【ほど(程)】…ところ、範囲

■【なら】…~である(断定の助動詞「なり」の未然形)

■【~ねば】…~ないので

※【ね】…~ない(打消の助動詞「ず」の已然形)

※【已然形+ば】…~ので、~と

■【上が上】…上流の上品

※【上(うへ)】…上流、上級

※【が】…~の(連体修飾格)

■【うち置く】…放っておく

■【はべり】…~ます(丁寧の補助動詞)

■【ぬ】…~た(完了の助動詞「ぬ」の終止形)

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

今日は、「なにがし」の意味についてです☆

 

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「なにがし」とは、「某」という漢字をあて、

人名や地名、事物などをボカしていう時に用います。


 

具体的には、

 

①人名などが不明の時

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②具体的なことを省略する時

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③男性が自分のことをへりくだっていう時

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【なにがし】

①だれそれ、どこそこ、何とかいう

②なにがし、某~

③わたくしめ。拙者、小生

 

今でも使うことの多い日本独特の表現ですが、

今回、③の意味で用いられているのだということを、

1つの事例として受け止め、次につなげていってくださいね♪

 

(o^-')b

 

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今回の古文、一語一語、現代語訳できますか?

難しいようなら、イラスト訳や他の重要語句を復習してね♪

    ↓

【今日の源氏物語】

「…なにがしが及ぶべきほどならねば、上が上はうちおきはべりぬ。…」
・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

【帚木64-①】イラスト訳

【帚木64-②】イラスト解釈

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重要古語一覧
べし①  べし②  べし③

ほど(程)

はべり

ぬ(助動詞)  ぬ(識別)

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あいでしたラブラブ