ご訪問ありがとうございます。
先の記事
の補足です。(補足1)
新薬の情報をウォッチし共有している
一乳癌罹患者としての私の「心」は、
・4年前の初期治療で悔しい思いをし、
初期治療終了時(3年前)に、
「同じような悔しさを味わう
似たような状況の後輩患者さんたちが
減ればいいな」
との思いで、
日本乳癌学会に要望も書き添えて
(当時の主題はFECの回数に関する日本乳癌学会
ガイドライン委員会の見解についての質問でしたが)
私の初期治療での悔しさは終わらせ、

・その後の動向を、期待をもってウォッチし
(自分の転移後の治療とともに、
厳しいタイプ、厳しいステージの初期治療
についても)
初期治療のパージェタについては、
▼術後補助化学療法は別の国際臨床試験で
日本も参加しており
・2018/6/1 (私が記事投稿したのは7/31)
・⬆の記事の補足参考 2018/8/2投稿
・2018/9/2
※ロルラチニブは、肺癌なかちょんさん応援を
させていただいたので合わせて記事に書きました。
ドラッグラグは1年内に縮まり
▼さらに、トリネガのアテゾリズマブ
国際臨床試験はステージ4だけでなく
手術不能局所進行乳癌(ステージ3B、3C)
も含んでいたのですが、
日本も参加しており
(アテゾリズマブについては、
別途、再掲します)

・その後の、日本乳癌学会をはじめとした
癌治療に関する医学、医療の急速な進歩
の有り難さを
強く実感できる経験者として、
とても喜ばしく感じ、

・それを、
乳癌患者さん、ご家族、乳癌罹患経験者
(サバイバー)さん などに
お伝えしたいからです。
※全ての乳癌を治せる治療がない限り
それだけでは解決しないけれど、
医学、医療が進歩しているってことは
癌患者、癌罹患者としては
嬉しい、喜ばしいことですよね…
にも書いた通りです。
その中に書いた、
術前化学療法へのパージェタ適応拡大の
承認の記事を再掲させていただきます。
ー◆ー◆ー◆ー
(元投稿:2018年10月10日)
ご訪問ありがとうございます。
以前からの、このブログの読者さんは
私の喜びを、ご理解いただけるかと
思います。
私がドラッグラグに泣いたパージェタ、
術前・術後化学療法への適応追加、
ようやく、承認されました❗
私はもう関係ないけれど、
後輩のHER2陽性乳癌患者さんのために
喜ばしい、嬉しい

10月10日 中外製薬ニュースリリース
術前化学療法については、
欧米との5年(以上)のドラッグラグが
ようやく解消されることになった
わけですが、
術後補助化学療法については、
日本もグローバル臨床試験に参加し
ドラッグラグは1年以内に縮まりました。
※私はロシュ/中外製薬さんの回し者では
ありませんが、
ハーセプチンにお世話になった
1患者(サバイバー)として
感謝と期待を持って書いています。
効きが良くなかった
(と思った、
術前化学療法で癌は縮小しなかったから。
でも、HER2発現細胞は3+➡2+に
減ってはいた)
私ですが、
ハーセプチンは
副作用は殺細胞性抗がん剤の比じゃなく
軽いし、
癌治療に長年携わってきた臨床医の皆様が
口を揃えて、
臨床試験結果以上の、
感覚的な手応え、効果を
語っていらっしゃる、
「夢の新薬」だったと思います。
パージェタも転移性乳癌で、
よい臨床試験結果を出した
(一応書いておくと、
全員が治るわけではないですよ。
単剤あるいはハーセプチン+パージェタ
だけで腫瘍の縮小率がそんなに高い
わけでもないですが、
しかし予後が最悪だったHER2乳癌の、
生存期間を5年、10年単位で
延ばしていると思います。
効く人だとステージ4でも寛解例も
出てきているようですし。)
次は、是非、
①トリネガ乳癌
(ステージ4と手術不能局所進行乳癌)への
免疫チェックポイント阻害剤
アテゾリズマブ(テセントリク)の承認
②トリネガ乳癌の再発転移予防
(正確に書くと再発転移率低減のための)
免疫チェックポイント阻害剤
アテゾリズマブ(テセントリク)の承認
③HER2陽性乳癌への
ハーセプチン+パージェタ+
免疫チェックポイント阻害剤
アテゾリズマブ(テセントリク)
の臨床試験、承認
を目指していただきたいなぁ、と
期待します❗
ー◆ー◆ー◆ー
関連過去記事(リンクを貼っておきました)
よろしかったらお読み下さい。
因みに、
私がアデゾリズマブの治験に
ステージ3Cも入っていることを
とても喜ばしく感じたのも、
上記の経験・感情があるからです。
(私はホルモン非反応、ハーセプチンの効きがイマイチ
だったので、トリネガ再発の可能性も想定し、
ウォッチしているのもありますが…)
因みに、
日本乳癌学会の乳癌診療ガイドライン
薬物療法編では、
局所進行乳癌や炎症性乳癌は
「特殊病態」として分類され
術前化学療法+(可能であれば)手術+放射線
の集学的治療(MAX)の必要性が
書かれている。
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