【再掲】パージェタ 祝 承認取得 :術前・術後化学療法の適応追加(2018/10/10 ) | HER2タイプ乳癌ステージ3C 経過観察中シングルマザー

HER2タイプ乳癌ステージ3C 経過観察中シングルマザー

HER2タイプ乳癌のこと、治療のことなどを書き残しておこうと思います。温かい目で見守っていただければ、幸いです。アメンバー申請、コメント、メッセージ、リブログについては、「はじめに(私のスタンス)」テーマ内の記事をご一読下さい。

ご訪問ありがとうございます。

先の記事
の補足です。(補足1)

新薬の情報をウォッチし共有している
一乳癌罹患者としての私の「」は、

・4年前の初期治療で悔しい思いをし、
  初期治療終了時(3年前)に、
  「同じような悔しさを味わう
    似たような状況の後輩患者さんたちが
    減ればいいな」
  との思いで、
  日本乳癌学会に要望も書き添えて
  (当時の主題はFECの回数に関する日本乳癌学会
    ガイドライン委員会の見解についての質問でしたが)


  私の初期治療での悔しさは終わらせ

下矢印
・その後の動向を、期待をもってウォッチし
   (自分の転移後の治療とともに、
    厳しいタイプ、厳しいステージの初期治療
    についても)

  初期治療のパージェタについては、
  ▼術後補助化学療法は別の国際臨床試験で
      日本も参加しており

  ・2018/6/1  (私が記事投稿したのは7/31)

  ・2018/9/2
      ※ロルラチニブは、肺癌なかちょんさん応援を
        させていただいたので合わせて記事に書きました。

  ドラッグラグは1年内に縮まり

  ▼さらに、トリネガのアテゾリズマブ
      国際臨床試験はステージ4だけでなく
      手術不能局所進行乳癌(ステージ3B、3C)
      も含んでいたのですが、
      日本も参加しており
      (アテゾリズマブについては、
        別途、再掲します)
   
下矢印
・その後の、日本乳癌学会をはじめとした
    癌治療に関する医学、医療の急速な進歩
    の有り難さを
    強く実感できる経験者として、
    とても喜ばしく感じ、

下矢印
・それを、
  乳癌患者さん、ご家族、乳癌罹患経験者
  (サバイバー)さん などに
  お伝えしたいからです。

※全ての乳癌を治せる治療がない限り
  それだけでは解決しないけれど、
  医学、医療が進歩しているってことは
  癌患者、癌罹患者としては
  嬉しい、喜ばしいことですよね…



にも書いた通りです。
その中に書いた、
術前化学療法へのパージェタ適応拡大の
承認の記事を再掲させていただきます。


ー◆ー◆ー◆ー

(元投稿:2018年10月10日)

ご訪問ありがとうございます。

以前からの、このブログの読者さんは
私の喜びを、ご理解いただけるかと
思います。

私がドラッグラグに泣いたパージェタ、
術前・術後化学療法への適応追加
ようやく、承認されました❗

私はもう関係ないけれど、
後輩のHER2陽性乳癌患者さんのために
喜ばしい、嬉しいビックリマーク

10月10日 中外製薬ニュースリリース



術前化学療法については、
欧米との5年(以上)のドラッグラグが
ようやく解消されることになった
わけですが、

術後補助化学療法については、
日本もグローバル臨床試験に参加し
ドラッグラグは1年以内に縮まりました。


※私はロシュ/中外製薬さんの回し者では
  ありませんが、
  ハーセプチンにお世話になった
  1患者(サバイバー)として
  感謝と期待を持って書いています。

効きが良くなかった
(と思った、
  術前化学療法で癌は縮小しなかったから。
  でも、HER2発現細胞は3+➡2+に
   減ってはいた) 
私ですが、
ハーセプチンは
副作用は殺細胞性抗がん剤の比じゃなく
軽いし、
癌治療に長年携わってきた臨床医の皆様が
口を揃えて、
臨床試験結果以上の、
感覚的な手応え、効果を
語っていらっしゃる、

「夢の新薬」だったと思います。

パージェタも転移性乳癌で、
よい臨床試験結果を出した

(一応書いておくと、
  全員が治るわけではないですよ。
  単剤あるいはハーセプチン+パージェタ
  だけで腫瘍の縮小率がそんなに高い
  わけでもないですが、
  しかし予後が最悪だったHER2乳癌の、
  生存期間を5年、10年単位で
  延ばしていると思います。
  効く人だとステージ4でも寛解例も
  出てきているようですし。)

次は、是非、

①トリネガ乳癌
   (ステージ4と手術不能局所進行乳癌)への
   免疫チェックポイント阻害剤
   アテゾリズマブ(テセントリク)の承認

②トリネガ乳癌の再発転移予防
   (正確に書くと再発転移率低減のための)
   免疫チェックポイント阻害剤
   アテゾリズマブ(テセントリク)の承認

 ③HER2陽性乳癌への
   ハーセプチン+パージェタ+
   免疫チェックポイント阻害剤
   アテゾリズマブ(テセントリク)
   の臨床試験、承認

を目指していただきたいなぁ、
 期待します❗


ー◆ー◆ー◆ー


関連過去記事(リンクを貼っておきました)
よろしかったらお読み下さい。

因みに、
私がアデゾリズマブの治験に
ステージ3Cも入っていることを
とても喜ばしく感じたのも、
上記の経験・感情があるからです。
(私はホルモン非反応、ハーセプチンの効きがイマイチ
 だったので、トリネガ再発の可能性も想定し、
 ウォッチしているのもありますが…)



因みに、
日本乳癌学会の乳癌診療ガイドライン
薬物療法編では、
局所進行乳癌や炎症性乳癌は
「特殊病態」として分類され
術前化学療法+(可能であれば)手術+放射線
の集学的治療(MAX)の必要性が
書かれている。



にほんブログ村 病気ブログ 乳がんへ
にほんブログ村

   私がフォローさせていただいている方々、または
   癌に罹患した経験のある方、 がん患者の家族
  (の経験者)、 保険診療での癌治療や癌緩和治療の
   経験がある医師 以外の方々からの 
 「いいね」は固くお断りします。

  癌罹患または癌家族の経験が最近のブログ記事や
  プロフィールに書かれていない方からの
  共感、応援は  「いいね」でなくコメントで
  お願いいたします。