あれから一ヶ月もの期間を空けてしまいました;;;

放置状態から脱却するためにも、ちょっとづつでもレポートを作っていこうと思う。
零式の日常 
今回は9/21のレースよりもさらに本格的な体制での参戦!

午前中は、AKMTさん とともにガレージCのGT2クラスチームのサポートに回って頂いた、

GT1クラスの最強チーム・SAFTY FASTのマツケラさん のアドバイスを受けつつ、なるべく多くのマシンを乗り回して、各車のコンディションをチェックしていました。


これは9/21のレース時にはやらなかったことです。

マツケラさんは太井松田カートランドなどでも活躍しておられるレンタルカーターでもあります。

もちろんレンタルでの耐久経験も豊富で、やはりそのような方に居て頂けるとと心強かったです。




今回のレースは台風の影響で事前のテストがほとんど出来ませんでした。

なのでレース当日の練習走行は、気合いの40LAP!!!

零式の日常 
零式の日常 

とは言うものの、自分で指名したカートに乗せてもらえるわけではなく、その都度空いているカートに乗るという感じでした。

最初の20LAPは8号車でタイムアタック。エンジンの吹け、タイヤグリップ共になかなかのもので、その時点でのGT2クラスのベストラップを次々と塗り替えた。


最終的な8号車のベストラップは36.437。GT2クラス勢では今のところトップタイムです。


零式の日常 

9号車。こちらは8号車となんらフィーリングは変わりません。

8号車から+0.022差といえば全くマシンポテンシャルに違いが無かったのがお解かりいただけるでしょう。

あえて違うところを挙げたとするならば9号車の方が気持ちエンジンが吹けなかったかなぁ?ってぐらい。


零式の日常 
で。今回一番違いを感じ取る事が出来たのが10号車。

エンジン吹けない・フレームやばい・タイヤも終ってるのワーストマシンです。(w
タイヤはレースになったらニュータイヤが導入されるので良くなるかも知れませんが、エンジンはどうにもならない。

くじ引きではなんとしてでもこのクルマを引いいてしまうのは避けなくては。


  :  :  :  :  :  :  


さぁ。くじ引きの結果です。

なんか、成り行きから?w 私がくじ引きの代表者に選ばれて運命の瞬間を迎えましたw

でも、出しちゃいましたよ。8号車。


零式の日常 

最高のマシンを引き、練習走行でもGT2クラスベストタイムをマーク。

ここまでの調子はいたって順調です。

しかしこの後、規定ピット回数が決まる体重測定で、ピット回数8回が決まってしまいこのチームに初めてのネガティブファクターが!!

はい、これはもう解っていましたがピット回数を増やした原因は私の影響でもあります。


複雑な思いを孕みつつレース直前。

公式プラクティスのスタートです。

(またもや続きます。)

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このレースで私に許された1スティントの最大走行時間は39.6分。

3時間のレース、2時間20分を消化したところで今回の私の出走チーム、”ガレC 保護者と高校生組”のマシンにピットサインが出ます。


チェッカーへ向けた最終スティント、零式はフィニッシュドライバーとしてステアリングを握ります。


アウトアップを終えてアタックに入る。

1周目。36.1。まずまず。


路面も出来上がっているしタイヤもまだまだ全然大丈夫。

そのまま慎重に周回を重ねていくと、記録されるタイムは36.13、36.16と、コンマ1以内の安定したもの。


これはノれてるかも・・・?

GT1クラスを抜かせても36秒台には入れられるぐらい。


そこからはどんどん調子が出てきて、

走行開始10分後ぐらいには35秒台も記録するハイペースになっていきます。


アルファノのモニターを見ながらの走行です。

35.90、35.85。

35秒台が連発出来ています。


前の順位のクルマがどのぐらい前にいるのかとかはわからないけど、このペースでいけばポジションアップも狙えるんじゃ・・・!?

そう思って私はプッシュを続けていました。

しかし。3コーナー(ヘアピン)を曲がりきったところで毎ラップ後方を確認するのですが、

私とまったく同じペースで走っているっぽいクルマがいるのです。


それどころか、GT1クラスのクルマを抜かせるタイミングになると確実に差が縮まってくる!!

これはまずいな・・・  

そう思っていたところでピットからサインが飛びました!


『残り10分!!!』


残り10分。あのクルマから逃げ切る事が出来るかな・・・??

前方にも同じクラスのマシンがウジャウジャ固まっています!

ロスの無い走りをしなくてはなりません・・・



 : : : : : 



このレース終盤はGT2クラスのほとんどのマシンが、偶然にも数珠繋ぎになっていたようで圧巻だったそうです。

後ろのクルマにもピッタリと付かれ、前の集団ともほとんど差がありません!!

ギリギリのブロックラインをとりながら、牽制の走りですが一気にポジションが変わるときがくればそれは一触即発でしょう。


そのときに混乱が起これば、何とか私も前に出られるかも知れない。


『残り1分!!!』

これはチャンス?・・・とも思えるシーンが来たのはそのときでした。

ヘアピンで1台、抜きに掛かろうとインに飛び込んだクルマがおり、失速!

一気に隊列が崩れます!


私の前のクルマもあおりを喰らい、その隙をついて私も最終コーナーをアウトから並びかけ、ホームストレートを駆け抜けます。


『FINAL LAP!!』

これなら1コーナーに入る頃にはスピードが十分乗って、最終コーナーをインから立ち上がるよりはマシなはず!!

しかし抜けない!

サイドバイサイドのまま1コーナー。きついRのヘアピンも抜けていったん後ろに下がります。


しかし相手も立ち上がりが鈍く、4コーナー手前で再びインに並びかけます。

駄目だ。抜けません。


しかし諦めない。最終コーナーも相手は進入・立ち上がりともに鈍くて、ホームストレートの伸びの差でぐんぐん差が詰まります!


が、抜くには至りません。

零式、人生初のカート耐久レース、チームのみんなで戦った3時間にここでピリオドです。



  :  :  :  :  :  :  



 ■ : 最終結果 : ■

・サーキット秋ヶ瀬 スポーツカート耐久シリーズ 第2戦

 GT2クラス ガレC保護者と高校生組

 

 リザルト : 5位/全7台中

 CarNo.4 281LAPS/+6Laps Delay

 ファステストラップ : 35.749/3位(私のタイムでした!!いつ出したんだろう。)


本当に素晴らしい経験になりました・・・

私にガレージCを紹介してくれた、秋ヶ瀬スタッフの川田さんはもちろんのこと、

岡田さんをはじめAKMTさん、うえださん、ちあきさんなどなど他にも関わった皆さんには、

このようなレースに出場出来るチャンスを与えて頂けた事に本当に感謝しています。


レース後のBBQにも参加させて貰いましたが楽しませて貰いました。

遅れましたがここで感謝の言葉を送らせて頂きます。

お疲れ様でした。そして本当に有難うございました!




  :  :  :  :  :  



そして話は10/12日へ・・・

2年ぶり、そしてはじめての本格的なレースに出る事ができたということに、

感動と余韻に浸りつつ・・・(このとき既にレースから1週間以上経過しています!!汗)


9月もそろそろ終ろうかという時、ふとガレージCのBBSを見ていると

10月の耐久レース参加者を募集しているのが目に留まりました。


ああ、これって確かあのオートスポーツ主催のビッグなイベントなんだよなー。

流石に雑誌に載せてもらうのは期待できないけど、

台数は多くなって盛り上がるんだろうな・・・


これは出たいなあ!

そんな甘い考えが頭をよぎります。

だって冷静に考えてみれば、まだ(もう、かもしれない)

16歳でレンタルカートしか知らない高校生が、

今回は秋ヶ瀬のスタッフさんの薦めで

レースに出してもらえたようなものだと思うし・・・


第一、まだ正式なチーム員になってるわけでは無いんだし!(汗)

(一回レースに出してもらったという事だけで、

 2回目の出場もお願いするのはちょっと図々しいのでは・・・)







しかし私は結局、ガレCスタッフであるおかださんに、

お願いのメールを送ってしまうのでありました・・・


(さらにさらに続きます)

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まだネット上での結果を探していないのでわからないのですが、

やはりまだ正式発表されていないでしょうか?

とても早いタイミングでコメントを頂けて本当感謝ですm(_ _)m

オートスポーツ誌面の写真にも映ったらいいなぁ~。笑




Team ガレージCスポール

最終リザルト:6位

規定ピット回数:8回

スターティンググリッド:8番/全11台中(抽選による)

ファステストラップ:35.5

(ガレージCスタッフであるおかださんのタイムでクラス1位!私のタイムはアルファノ読みで35.9でした)


ピット回数8回という条件で一度もSCが入らなかったのは本当辛かったです。

GT1のマシンにもトラブルが出ていたようで、チーム全体に

逆風が吹いてしまったレースであったように思います。


とり急ぎお知らせまで・・・


   :   :   :   :


AKMTの『30代からはじめるカート』

http://akmt-racing.net/blog/

↑今回のレースについてのレポートが早くも上がっています。是非ご覧下さい。


ガレージC HP

http://www.garage-chabatake.com/garagec.html

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やっとブログ更新が追いついてきました;;;;

(遅すぎです。見ていただいている皆様スミマセン!)


ただいま、9/21日にガレージC様から出場させて頂いた、

サーキット秋ヶ瀬 スポーツカート耐久シリーズ・第2戦 の記事を執筆している最中ですが、

皆様、ご覧頂けているでしょうか?


実は、本日10/12日に開催される、

サーキット秋ヶ瀬 スポーツカート耐久シリーズ・最終戦 にもエントリーが決まっています。


このイベントはオートスポーツ スポーツカート東日本シリーズ とのダブルタイトルがかけられるレースでもあり、注目度は計り知れないものがあります。

遠征チームの参戦も予想されるということで、レースの内容は前回よりも更にハイレベルになるでしょう。


前回のレース、2回目のスティントは格闘戦だったことも少し触れましたが 、今回もそれと同等、もしくはそれ以上の激しい戦いとなるのでしょうか!?;;汗


なんにせよ、今私に出来る事は与えられたチャンスを無駄にしないよう全力を尽くし、

そして次に繋げる事。

悔いを残さないレースにしたいです。



頑張って来ます。



ガレージC HP

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AKMTの『30代から始めるカート』

http://akmt-racing.net/blog/

↑前回のレースの記事でちょろっとだけ名前を出して頂けました。(笑)

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それから日は流れついに迎えた9/21日!

9時半すぎごろ秋ヶ瀬に到着して、まずはチームの皆さんとご挨拶。

皆さん思った以上に親しみやすい雰囲気で、馴染みやすかったです。


それから11:30までは練習走行です。

この練習走行では持ち込みカートによるGT1クラスと、サーキット所有のレンタルカートによるGT2クラスの2クラス混走となります。

抜かれ方や、抜かせ方といった面でもレースにむけての感触を掴む事が出来る良いチャンスになります。


零式の日常 
零式の日常 

零式の日常 

もちろんのこと、私も30ラップほど練習走行を重ねました。

GT1マシンにも気を使わなければいけないのでクリアラップをとるのは大変でしたが、

気温が低いのと路面が十分に出来上がっていない割にはなかなかのタイムです。

3回目の走行では自己ベストからコンマ1落ちというタイムを記録していましたし、個人的には及第点でした。


それから体重計測など、受付を済ませていよいよレースの準備にとりかかります。

このレース、なんとグリッド決定をくじ引き(!)で行うのですが、スタート位置は4番手。

可もなく不可もなく、といった感じです。


体重測定の結果、私達には4回のピットストップ、5スティントの走行が義務付けられました。

このスポーツカート耐久シリーズでは、体重差、年齢差、チームの人数を考慮し、ハンディキャップとして適当なピットストップ回数が義務付けられるのです。

更に更に、18歳未満のドライバーには一定の走行時間走ってはいけないというレギュレーションもあり

(レース時間÷(体重測定で出たピット回数+1))×1.1の時間を越えてはならない。私の場合は39.6分以上走ってはいけないという計算でした)
私はまず最初に2番目のスティントを任されることとなりました。


:   :   :   :


12:30、フォーメーションラップスタートです。

スタートドライバーはチームの作戦面でも指揮を取るうえださん。

一周を回ってきて、レースはスタンディングスタートでスタートが切られたのですが、やっぱりすごい。

この小さいコースに18台の出走は恐ろしいものがあります。

レース前から懸念されてはいたことですがやっぱりもみくちゃにされてる!!

しかし、うえださんは力強い走りで、ポジションをキープしてみせる。


やがて密集状態も解消されてくると、うえださんは安定した走りでラップを重ねますが、

40分(だっけ?)のスティントも、最後の方になってくるとかなり体力的に辛い様子!!

予定よりも若干早いピットインで、いよいよ私の出番がやってきます。

パイロンタッチなどをするとペナルティなので慎重にコースへ出て行く。


39.6分、規定時間ギリギリのロングスティント開始です。

当初、この規定走行時間を私達はトータルでの走行時間だと解釈していたのですが、

実はスティントごとの規定時間だったということがレーススタート直前にわかったので、急遽作戦変更になったところもありました。

スティント序盤はとにかく慎重に周回を重ねます。

しかしながらタイムは36秒3近辺と、ベストからたったのコンマ2落ち!


予想以上にコンディションは良かったです。

やがて前のクルマが見えてくるとペースアップも出来るようになり、

ラップタイムも36秒フラット近辺まで上がってきました。


結局のところ、その前の車はオーバーテイクしたのですが、タイムの差が思った以上に近かったのでかなり手こずってしまいます;;

耐久なのでオーバーテイクのためにペースを乱すようなことはなるべく避けたかったのですが、やはり実力がまだまだ至らないです。


しかしかし!前にクルマがいなくなり、

さらにペースアップを続けると、ラップタイムは35秒台に突入!

最初はラッキーと思いましたが周回を重ねているとどうやらそうでもないみたいです。

悪くても36秒前半でラップし、35秒台も頻繁に記録されていました。


このタイムには自分でも驚いてしまいました。

今までのレンタル走行でも出した事の無い、自己ベストタイムがレース中に出てしまったのです。

スティントを終えて見るとチームの皆さんにも励まされ、なんと噂では今のところのクラスファステストかもしれないとのこと。

(このとき、まだ途中経過は発表されていませんでした。)

いやはや本当に、こういったチャンスを頂けたのも、ガレージCさんのおかげあってのものです。

本当に今思い出しても頭の下がる思いです。素晴らしい機会をありがとうございました!



  :  :  :  :  :  :



さて、これでこのレースでの私の仕事は終わりかな?といったところでしたが、

実はもう1スティント、ピット回数が足らないなどの理由で(だったかな??)

レース一番最後のスティント、フィニッシュドライバーを任されることになったのです・・・!


チェッカーフラッグへ向けてレース終盤。

最終スティントへクルマを託された私ですが、

他チームもこのタイミングでスパートをかけるために、実力のあるドライバーばかりを投入してきます。


それは、一回目のスティントよりももっと、危険で激しい、ガチンコ勝負の格闘戦でした・・・!

(続きます。汗;;)



  :   :   :   :   :


最近、近況にブログ更新がとても追いついていなくて申し訳有りません;;

ROC最終戦の記事も近いうちにUPしますので・・・。

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多忙につきブログ更新が遅れてしまってスイマセン;;

9/21の耐久出場までのいきさつをば。


零式の日常 

思い返せば、カートに満足に打ち込める環境を作りたい!

そのためには資金をつくらなければならない。

ハッキリとしたスタートは、このあたりだったように思います。


2009年の春についにアルバイトをはじめることで、

自分でお金を用意できる環境を作ることができました。

それからすぐに、今まで半休止状態になっていたカート通いを本格的に再開し、

ラップ数を重ねていくようになっていきました。


そしてそれは夏休みに入って明確な目標を持つことで、さらにヒートアップしていきます。

その目標とは、8/30に行われるレンタルカートレース、

BS-CUP-ブリヂストンカップへの参戦。

1年半近く前に経験したクラス優勝を、今度は最上級クラスで成し遂げる!

本気でそう思って秋ヶ瀬レンタルを走りこんでいました。


秋ヶ瀬のレンタルカートでは35秒台に入れる事が出来れば、レースでも好成績が期待出来ます。

春ごろには38秒中盤がベストだった私のタイムも、夏に入って走りこみを始めると

1秒、また一秒と縮んで行き、最終的には36秒フラットに達するまでになりました。

しかし、あと一息!なのですが35秒台は後日になっても出す事が出来ませんでした。


結局、ベストタイムはBS-CUP約一週間前、8/21に出した36秒020。

そこからはラップタイムを安定させるための走りこみを続けました。



:   :   :   :



そして迎えたレース当日!実は、この日はROCの第6戦・鈴鹿ラウンド のすぐ直後でした。

前日からの天気予報で、この日の空模様が怪しくなる事は事前にわかっていたのですが、

実際にサーキットへ向かっていると、雨!雨!雨!


駅からバスに乗ってサーキットへ向かう途中、窓を叩くのは幾千の雨粒!!

バスを降りて、しっかりと濡らされた路面に、私から一気にモチベーションが離れていきました。


まず。ブリヂストンカップ・レンタルカートレースは雨天中止のイベントであります。

下の方のクラスでは運転技術が未熟な人も居るので危険なことが理由。


09年の夏。

この夏の目標はまずひとつ、ROCの鈴鹿ラウンドで絶対に優勝を飾ること。(SUGOでコネロスしたから!)

そして更に重要なのが二つ目、このブリヂストンカップで良い成績を残す事!!


このイベントを、自分にとっての夏の締めくくりにする。

そう決めていたので、このイベントにかける思いは並々ならぬ思いがありました。


しかしそれがまさか雨天中止とは。

ぐああ。これでは、私の夏休みを終える事が出来ないっっっっ・・・


うなだれる私に声をかけてくれるスタッフさん。

『過ぎた事はもうどうにもならないですよ。

 レースに出れるチャンスがちょっと遠のいただけだから、次に向けてがんばりつづけるだけです』

私は自分にも言い聞かせるつもりで、こう話しました。


『残念だったなぁ。21日の話についても準備は進んでるからね。』

その後の会話の中で、スタッフさんから頂いたこんなコメント。

『21日の話』とは????



これこそが、9/21日のサーキット秋ヶ瀬・スポーツカート耐久シリーズに直接繋がるキーワードでした。



   :   :   :   :



スポーツカート耐久シリーズ出場のフラグ(笑)が立ったのは遡ること一週間ほど前。

ちょうどいつものレンタルカートで、36.020のベストラップを記録したぐらいの日だったと思います。


走行のあいま、水分補給をしながらラップチャートを見て考え込んでいると。

スタッフさんの一人にこのような話を持ちかけられたのです。


『9月の中ごろぐらいにレンタルカートの耐久レースがあるんだけどさ・・・』

『ああ、オートスポーツ主催の・・・』

『あ、それは違うね(笑)』 『あれれw』


『4人(ぐらい)以上でチームを組んでのイベントだけど、レンタルを一人で走りに着てる人は多いから。

 そういう人達を集めて、このサーキットからもチームを出そうって話があるんだよ。

 もしそうなったら、君も出る?』


私は快くOKしました。

このような話を持ちかけて頂けたのも、この夏でトコトン走り込みに来まくったからだと思いました。



   :   :   :   :



タイムを上げるだけじゃない。

コネクションを得るためにも、

この夏を大いに有意義に過ごす事が出来た!


夏のBS-CUP出場という目標は雨で達成できなかったけれども、

次なる目標をしっかりと打ち立てて、しっかりと次に繋げて、夏を終える事が出来ました。


とはいえ、まだ21日の耐久レース出場はまだ決まったわけじゃない。

ここからがやる気の見せ所。

流れ行く季節、来るターニングポイントに、私はすっと息をのんだ気がします。


(続く)

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零式の日常 

シャレにならないぐらい遅れてのブログ更新となってしまいました;;

と、いうのも今回のレース参戦に至るまで様々な事を経験し、様々な思いを抱きながら、

様々な方々にお世話になり、長いブランクからやっと立ち上がる事が出来た一戦だったからです。


それだけに文章にもなかなかまとめることができなくて、ここまで記事の執筆が遅れてしまいました。

ひょっとするとこれまでの2年は『ブランク』でも無かったのでは、とすら思えてきます。

実質本格的にレースに参戦するのは今回が初めてで、2年前のBS-CUP は、このステップに辿り着くためのプロローグのプロローグに過ぎなかったのではないかと。

今回の経験をそれだけ自分のために役立てる事が出来たと思えるからこそ、そう思えます。


次回更新の記事では、今回のレースに出場するに至ったいきさつから書き始めようと思います。


AKMTの『30代から始めるカート』

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ガレージC HP

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その他にも沢山の方々にお世話になりました。本当に感謝しています。

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ROCも残り2戦となってのオートポリスです。
零式の日常 

オートポリスはこれまでの成績から言うと特に苦手なコースで相性が悪く、

練習は鈴鹿が終わった直後からとかなり早めに初めました。

予選もあまり良くノれている感じではなかったのですが、

2位White Tailさんにコンマ3秒差を付けP.P.。SUGOから数えて3戦連続のポールポジション獲得です。


結果論から言えば今回のオートポリスは練習を早く始めた事にかなり助けられました・・・先にも述べたとおり私はオートポリスが苦手ですし、

19日は二日後に迫ったCA・スポーツカート耐久シリーズ Rd.2 (後述。別の記事でご紹介します)への出場のため、かなりドタバタしていましたので。零式の日常 

加えてROC当日になって、GTR2をプレイ中、いきなりブラックスクリーンになってPCが落ちてしまうという現象が発生、深刻化;;


調べてみるとグラフィックボードとモニタの相性が原因とのことで、解像度をフルHDから落とすことでなんとかすることが出来ましたが、これで絶対大丈夫と確信が持てていたわけではなかったので不安を孕んでの決勝となってしまいました・・・
零式の日常 

そしてレースはスタート!

鯖内でのRACE START!の合図と共にアクセル全開で1コーナへ向かいます。

2番手のWhite tailさんは加速が遅れて大きくタイムロス!

このチャンスを逃すまいとオープニングラップ、零式は猛チャージをかけます。

零式の日常 

しかしそこは流石にWhitetailさんです。

コーナリングスピード、ブレーキングポイント共に目に見えて解るぐらい、

零式はWhite tailさんに劣っていて、見る見るうちに差を詰められていきます。
零式の日常 

一週目を終えてホームストレートに戻ってくる頃にはもはやテールトゥノーズ状態!こんなレース序盤に行かれてたまるかと零式はマシンを右に左に振り、精一杯のブロッキングを試みます。
零式の日常 

ホームストレート終わり、まだ並んでもいないのにWhite tailさんがインに出てきた!?

まさか!?と思いました。このとき私の予想は外れていませんでした・・・!
零式の日常 

やはり来た!1コーナー、ブレーキングポイントの違いでそのまま真横に並んできました!

アウト側から粘り、2コーナーまでサイドバイサイド状態を保ちます。
零式の日常 

やはりWhite tailさんの勢いが抑えられず、トップの座を明け渡してしまいます。

このときの失速で、後ろからSYORIさんが間髪入れずに勝負を仕掛けてきました。
零式の日常 

こちらはセーフ!クロスラインを使ってなんとか3番手への後退は防ぐ事が出来ました。


そこからはWhite tailさんとの差を詰めるべくプッシュを続けますが、差は詰まらないどころか、

White tailさんはトンデモないタイムを毎ラップ記録しながら周回を重ねていきます。

零式の日常 

こちらが良くても1分36秒台後半が限界なのに対し、

White tailさんは6秒台前半~中盤でラップを刻んでいる。

ソフトタイヤを履いているのだろうか?もしそうならオープニングラップのあの勢いも納得出来るし、今後ラップタイムの落ち方が顕著なはず。


少なくともNSXでソフトタイヤなんか履いたらまともに走れるのはせいぜい3~4周ぐらい。

残りはリアがズルズルになり、とても走れたものではない。スープラはどうなんだろう。
零式の日常 

レースが動いたのは11周目に入ったところだった。

1コーナーのブレーキングで突然リアがルーズになり、ナーバスな挙動を示したのです。


危ない!間一髪スピンは免れましたがSYORIさんとRuntanさんに抜かれ、

4番手までポジションを落としてしまう。


XDでタイヤの状態を確認してぎょっとする。ホームストレートに入ったところでは緑だったタイヤの

温度表示が1コーナー立ち上がりでは真っ赤になっていたのです。
零式の日常 

温度にして110℃超。いよいよタイヤが終わりに近づいて来たか!!と思うのも束の間、そこかしこで大カウンター大会を開いてしまいます(泣)
零式の日常 

危ない!!
零式の日常 

と思ったら突然リアのグリップが回復して!?
零式の日常 

た、単独・・・(;;`゚ω゚´)
零式の日常 

しかも復帰後、360゚スピン・・・;;
零式の日常 

この一連のアクシデントで大きくRodgersさんとの差を縮めてしまって万事休すでしたが、

何とか4番手でフィニッシュしました。


   :   :   :   :   :   :

結局レース終盤まで驚異的なペースで周回を続けたWhite tailさん。

使用したタイヤはソフトだったと聞いてぎょっとしました;;

スープラのソフトタイヤってそんなに持つんだ・・・というかスープラってそんなにタイヤに優しいクルマだったのかと^^;

リアが重いうえに滑りやすく、ドライビングスタイルもリアタイヤで曲がるようなスライド走法が速く走るのに効果的なNSXでは特にリアタイヤの消耗が著しいです。

今回はレース序盤の安定性を重視して、ソフト/ミディアムではなく、前後ミディアムタイヤの組み合わせで出走したのですが結果から言えばソフト/ミディアムの組み合わせでも良かったのかなという感じがしました。


確かにレース序盤の安定性は下がりますが、フロントが食いつくおかげでWhite tailさんに付いていけた可能性が高い。リアが消耗する頃にはとっくにソフトも消耗しているのでレース後半のバランスも良好になったかも知れませんね。


そしてそして、ROCシリーズも残すはついに最終戦だけ。

チャンピオンシップも数字上ではまだ可能性が潰えたわけではないので、モチベーションを崩さず頑張って行きたいですね。

ROCRd.3の富士を思い出せば、実は私は富士が苦手なのかも知れない?とも思えてきます^^;が、

ここは貪欲に4戦連続ポールを狙わなければならないでしょう。

それでは皆さん、次戦も宜しくお願いします。

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シリーズ戦も佳境に入っての鈴鹿耐久です。
零式の日常 

ここまで取りこぼしたレースは皆さんご存知の通り、数知れず;;

もはや絶対優勝が確信できるラウンドはこの耐久しかない、ということで

プレッシャーと戦いながらのレースになりそうなことを予想していました。


ポイントが倍増になるというのも嬉しいといえば嬉しいのですが、それでも1位と2位の獲得できるポイントの差は6ポイント。一発逆転を狙うにはいまひとつなので個人的にはあまり注目どころではありませんでした。


予選では2位に0.628秒の差をつけてのP.P.。一応、2戦連続のP.P.です。
零式の日常 

祈るような気持ちを孕みつつのフォーメーションラップ。

前回はこの時点で戦線離脱を余儀なくされたので本当に・・・


しかしながらSGT鈴鹿の夜設定+ROC専用のSGTMOD+マルチプレイという悪条件が重なる事から来る動作の重さがかなり辛い状況!

アクセル、ブレーキ、ステアリング、全てがコンマ数秒遅れてくるような挙動で、ウェービングするだけでもかなり神経を使います。

FPS低下も深刻で不規則に動作がひずむというか、一瞬だけ画面が止まりそうなぐらい動きが遅くなるような現象も起きたりしました。
零式の日常 

これはスタート危ないぞ!と直感しました・・・

レーススタートですが、やはりアクセルの反応の遅さによる影響か出遅れて、

勢いのある加速を見せたmaxiさんに先行されてしまいます。


可能な限りブロックラインを取りましたがやはり急な操作をクルマが受け付けず、失敗に終わる。

1コーナーの進入は特に危なかったです。

反応の遅さを見越して早めにステアを切りブレーキも慎重に・・・

しかしそれでも減速は間に合わず追突、バランスを崩して結果スピン状態に陥るという最悪の結果に・・・


本当にmaxiさんには申し訳無い事をしました。。。
零式の日常 


零式の日常 

SC撤収後はスープラを駆るZERO1さんとのバトル。

しかしこちらも必死にプッシュしたので、じわじわと差を突き放していく事が出来ました。


零式の日常 

そしてピット作業を終えてみると私とZERO1さんとのギャップは20秒近くに広がっており、後半スティントは無理なプッシュをする必要なく走ることが出来ました。


零式の日常 

ひとまずはROC初優勝!と行きたいですが、

当然ながらオープニングラップでのmaxiさんとの接触が審議対象となっており、

しばらく勝敗はおあずけです。


しかしながら今回の結果で勝てるポテンシャルを持っている事を確かめられましたし、

もし審議がクロになったとしても、芝浦をはじめとした皆さんに祝福を頂いて、ひとときの喜びを共有する事が出来たので私としては全然不満はありません。

次に繋げるだけです。オートポリスでも今回とまったく同じ事をすれば良いだけですから、

調子を崩さず、それでいて今度は純粋に勝利を掴みたいですね。


   :   :   :   :   :   :

一部の方々には私のスタート直後の1コーナーの追突が、どう見ても無理な勝負を仕掛けに行った結果による接触にしか見えないそうです。一部始終を見て誤解されたのでしょうが、残念な事です。


憶測から話を飛躍させ、しかもそれを後の発言の根拠にしてしまうのは流石に慎んで頂きたいです。

挙句の果てに直接話とは関係ない蛇足を取ってつけられた日には冷静に議論する気など失ってしまいます、怒りを通り越して呆れてしまいます。


ROCそのものに対しても最近は特に賛否両論あり、それがこのイベントの注目度を物語っていると思いますが、それだって中には的を得ていないコメントもあったりして、いったい何なのかなぁと。


いずれにしても次のオートポリスは夕刻スタートでも、イレギュラーな距離で争われる耐久レースでもありませんから、トラブルや不安要素は少ないでしょうね。

至ってオーソドックスなガチンコ勝負になるでしょうから期待してます。


8/31 追伸

頭ごなしに「FPSどうのこうのを理由にするな」と言い切られた時には本当に感情に任せた物言いをしそうになったんですけどね・・・まだまだ私の冷静さが足りないと言う事でしょうか。


*maxiさんへ

意見を聞く前に提訴というのは全然乱暴ではないです。今回のようなケースは特に;;

スピンの原因を作ったのも私ですから、maxiさんがかしこまる理由は全くありませんよ。

改めて今回の件をお詫びしたいです。本当に申し訳有りませんでした。


09/01

審議の詳細が発表されました。

最終的な結論として今回のレースには20秒加算のペナルティ、次戦のオートポリスが猶予レースとなり何らかの反則行為があった場合、リザルト抹消となります。


今回の鈴鹿では2位ZERO1さんに+25.042秒の差を付けているので優勝確定です。

応援して下さった皆さんご心配掛けました。次戦も頑張りますので宜しくお願い致しますm(__)m

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零式の日常 

本格的なレースハイライト動画を作るのは去年の12月以来です。
MOD公開前にテストをしているときからSGT500MODの動画を作たい!
というか、作らなきゃ、的な思いがあったのが、お盆ということでようやく叶った格好です。

今までニコニコ動画にもzoomeにも、GT500&GT300混走のマルチレースのハイライト動画はアップロードされている数が多くないので気合を入れて作りました。
今回はIRCに入って鯖リプと俺リプも頂いたので、製作の準備は万全。
親切なサポートありがとうございましたm(__)m


■ Zoome
 ⇒http://zoome.jp/zer0siki/diary/9/

■ ニコニコ動画



零式の日常 

前回製作のクラブマン富士よりもカメラアングルはたくさん用意した気がする。
Fov変えからStaticcam化まで多数。
作ったはいいものの結局使わなかったCamファイルもありました。

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GTR2ってちょっと鈴鹿の動画が多いのでコース選定には気を使いました。
今回はオートポリスで作りましたが、次があるとしたら英田か富士かな。

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レース中盤にはみるみる路面が乾いていきます。
この演出はニコニコに上がってる深夜鯖のキャラミの動画に影響を受けました。
パクリってこういうことですね(;^ω^)

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Insert視点は気合いの入れどころ。
車載映像風のカットを入れたいとき、Home視点だとすごくローポリゴンになってしまうので
.CARファイルを編集してInsert視点で車載カットを撮影。
難点は、そのリプのプレイヤー車として表示されるクルマでないと使い物にならない事。

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バックモニターをアップ。

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総合優勝はMinami51さんでした。