ROCも残り2戦となってのオートポリスです。
零式の日常 

オートポリスはこれまでの成績から言うと特に苦手なコースで相性が悪く、

練習は鈴鹿が終わった直後からとかなり早めに初めました。

予選もあまり良くノれている感じではなかったのですが、

2位White Tailさんにコンマ3秒差を付けP.P.。SUGOから数えて3戦連続のポールポジション獲得です。


結果論から言えば今回のオートポリスは練習を早く始めた事にかなり助けられました・・・先にも述べたとおり私はオートポリスが苦手ですし、

19日は二日後に迫ったCA・スポーツカート耐久シリーズ Rd.2 (後述。別の記事でご紹介します)への出場のため、かなりドタバタしていましたので。零式の日常 

加えてROC当日になって、GTR2をプレイ中、いきなりブラックスクリーンになってPCが落ちてしまうという現象が発生、深刻化;;


調べてみるとグラフィックボードとモニタの相性が原因とのことで、解像度をフルHDから落とすことでなんとかすることが出来ましたが、これで絶対大丈夫と確信が持てていたわけではなかったので不安を孕んでの決勝となってしまいました・・・
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そしてレースはスタート!

鯖内でのRACE START!の合図と共にアクセル全開で1コーナへ向かいます。

2番手のWhite tailさんは加速が遅れて大きくタイムロス!

このチャンスを逃すまいとオープニングラップ、零式は猛チャージをかけます。

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しかしそこは流石にWhitetailさんです。

コーナリングスピード、ブレーキングポイント共に目に見えて解るぐらい、

零式はWhite tailさんに劣っていて、見る見るうちに差を詰められていきます。
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一週目を終えてホームストレートに戻ってくる頃にはもはやテールトゥノーズ状態!こんなレース序盤に行かれてたまるかと零式はマシンを右に左に振り、精一杯のブロッキングを試みます。
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ホームストレート終わり、まだ並んでもいないのにWhite tailさんがインに出てきた!?

まさか!?と思いました。このとき私の予想は外れていませんでした・・・!
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やはり来た!1コーナー、ブレーキングポイントの違いでそのまま真横に並んできました!

アウト側から粘り、2コーナーまでサイドバイサイド状態を保ちます。
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やはりWhite tailさんの勢いが抑えられず、トップの座を明け渡してしまいます。

このときの失速で、後ろからSYORIさんが間髪入れずに勝負を仕掛けてきました。
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こちらはセーフ!クロスラインを使ってなんとか3番手への後退は防ぐ事が出来ました。


そこからはWhite tailさんとの差を詰めるべくプッシュを続けますが、差は詰まらないどころか、

White tailさんはトンデモないタイムを毎ラップ記録しながら周回を重ねていきます。

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こちらが良くても1分36秒台後半が限界なのに対し、

White tailさんは6秒台前半~中盤でラップを刻んでいる。

ソフトタイヤを履いているのだろうか?もしそうならオープニングラップのあの勢いも納得出来るし、今後ラップタイムの落ち方が顕著なはず。


少なくともNSXでソフトタイヤなんか履いたらまともに走れるのはせいぜい3~4周ぐらい。

残りはリアがズルズルになり、とても走れたものではない。スープラはどうなんだろう。
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レースが動いたのは11周目に入ったところだった。

1コーナーのブレーキングで突然リアがルーズになり、ナーバスな挙動を示したのです。


危ない!間一髪スピンは免れましたがSYORIさんとRuntanさんに抜かれ、

4番手までポジションを落としてしまう。


XDでタイヤの状態を確認してぎょっとする。ホームストレートに入ったところでは緑だったタイヤの

温度表示が1コーナー立ち上がりでは真っ赤になっていたのです。
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温度にして110℃超。いよいよタイヤが終わりに近づいて来たか!!と思うのも束の間、そこかしこで大カウンター大会を開いてしまいます(泣)
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危ない!!
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と思ったら突然リアのグリップが回復して!?
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た、単独・・・(;;`゚ω゚´)
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しかも復帰後、360゚スピン・・・;;
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この一連のアクシデントで大きくRodgersさんとの差を縮めてしまって万事休すでしたが、

何とか4番手でフィニッシュしました。


   :   :   :   :   :   :

結局レース終盤まで驚異的なペースで周回を続けたWhite tailさん。

使用したタイヤはソフトだったと聞いてぎょっとしました;;

スープラのソフトタイヤってそんなに持つんだ・・・というかスープラってそんなにタイヤに優しいクルマだったのかと^^;

リアが重いうえに滑りやすく、ドライビングスタイルもリアタイヤで曲がるようなスライド走法が速く走るのに効果的なNSXでは特にリアタイヤの消耗が著しいです。

今回はレース序盤の安定性を重視して、ソフト/ミディアムではなく、前後ミディアムタイヤの組み合わせで出走したのですが結果から言えばソフト/ミディアムの組み合わせでも良かったのかなという感じがしました。


確かにレース序盤の安定性は下がりますが、フロントが食いつくおかげでWhite tailさんに付いていけた可能性が高い。リアが消耗する頃にはとっくにソフトも消耗しているのでレース後半のバランスも良好になったかも知れませんね。


そしてそして、ROCシリーズも残すはついに最終戦だけ。

チャンピオンシップも数字上ではまだ可能性が潰えたわけではないので、モチベーションを崩さず頑張って行きたいですね。

ROCRd.3の富士を思い出せば、実は私は富士が苦手なのかも知れない?とも思えてきます^^;が、

ここは貪欲に4戦連続ポールを狙わなければならないでしょう。

それでは皆さん、次戦も宜しくお願いします。

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