それから日は流れついに迎えた9/21日!

9時半すぎごろ秋ヶ瀬に到着して、まずはチームの皆さんとご挨拶。

皆さん思った以上に親しみやすい雰囲気で、馴染みやすかったです。


それから11:30までは練習走行です。

この練習走行では持ち込みカートによるGT1クラスと、サーキット所有のレンタルカートによるGT2クラスの2クラス混走となります。

抜かれ方や、抜かせ方といった面でもレースにむけての感触を掴む事が出来る良いチャンスになります。


零式の日常 
零式の日常 

零式の日常 

もちろんのこと、私も30ラップほど練習走行を重ねました。

GT1マシンにも気を使わなければいけないのでクリアラップをとるのは大変でしたが、

気温が低いのと路面が十分に出来上がっていない割にはなかなかのタイムです。

3回目の走行では自己ベストからコンマ1落ちというタイムを記録していましたし、個人的には及第点でした。


それから体重計測など、受付を済ませていよいよレースの準備にとりかかります。

このレース、なんとグリッド決定をくじ引き(!)で行うのですが、スタート位置は4番手。

可もなく不可もなく、といった感じです。


体重測定の結果、私達には4回のピットストップ、5スティントの走行が義務付けられました。

このスポーツカート耐久シリーズでは、体重差、年齢差、チームの人数を考慮し、ハンディキャップとして適当なピットストップ回数が義務付けられるのです。

更に更に、18歳未満のドライバーには一定の走行時間走ってはいけないというレギュレーションもあり

(レース時間÷(体重測定で出たピット回数+1))×1.1の時間を越えてはならない。私の場合は39.6分以上走ってはいけないという計算でした)
私はまず最初に2番目のスティントを任されることとなりました。


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12:30、フォーメーションラップスタートです。

スタートドライバーはチームの作戦面でも指揮を取るうえださん。

一周を回ってきて、レースはスタンディングスタートでスタートが切られたのですが、やっぱりすごい。

この小さいコースに18台の出走は恐ろしいものがあります。

レース前から懸念されてはいたことですがやっぱりもみくちゃにされてる!!

しかし、うえださんは力強い走りで、ポジションをキープしてみせる。


やがて密集状態も解消されてくると、うえださんは安定した走りでラップを重ねますが、

40分(だっけ?)のスティントも、最後の方になってくるとかなり体力的に辛い様子!!

予定よりも若干早いピットインで、いよいよ私の出番がやってきます。

パイロンタッチなどをするとペナルティなので慎重にコースへ出て行く。


39.6分、規定時間ギリギリのロングスティント開始です。

当初、この規定走行時間を私達はトータルでの走行時間だと解釈していたのですが、

実はスティントごとの規定時間だったということがレーススタート直前にわかったので、急遽作戦変更になったところもありました。

スティント序盤はとにかく慎重に周回を重ねます。

しかしながらタイムは36秒3近辺と、ベストからたったのコンマ2落ち!


予想以上にコンディションは良かったです。

やがて前のクルマが見えてくるとペースアップも出来るようになり、

ラップタイムも36秒フラット近辺まで上がってきました。


結局のところ、その前の車はオーバーテイクしたのですが、タイムの差が思った以上に近かったのでかなり手こずってしまいます;;

耐久なのでオーバーテイクのためにペースを乱すようなことはなるべく避けたかったのですが、やはり実力がまだまだ至らないです。


しかしかし!前にクルマがいなくなり、

さらにペースアップを続けると、ラップタイムは35秒台に突入!

最初はラッキーと思いましたが周回を重ねているとどうやらそうでもないみたいです。

悪くても36秒前半でラップし、35秒台も頻繁に記録されていました。


このタイムには自分でも驚いてしまいました。

今までのレンタル走行でも出した事の無い、自己ベストタイムがレース中に出てしまったのです。

スティントを終えて見るとチームの皆さんにも励まされ、なんと噂では今のところのクラスファステストかもしれないとのこと。

(このとき、まだ途中経過は発表されていませんでした。)

いやはや本当に、こういったチャンスを頂けたのも、ガレージCさんのおかげあってのものです。

本当に今思い出しても頭の下がる思いです。素晴らしい機会をありがとうございました!



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さて、これでこのレースでの私の仕事は終わりかな?といったところでしたが、

実はもう1スティント、ピット回数が足らないなどの理由で(だったかな??)

レース一番最後のスティント、フィニッシュドライバーを任されることになったのです・・・!


チェッカーフラッグへ向けてレース終盤。

最終スティントへクルマを託された私ですが、

他チームもこのタイミングでスパートをかけるために、実力のあるドライバーばかりを投入してきます。


それは、一回目のスティントよりももっと、危険で激しい、ガチンコ勝負の格闘戦でした・・・!

(続きます。汗;;)



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最近、近況にブログ更新がとても追いついていなくて申し訳有りません;;

ROC最終戦の記事も近いうちにUPしますので・・・。

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