抑鬱亭日乗 -8ページ目

抑鬱亭日乗

複数の精神疾患を抱える者の独言を忌憚なく収録する
傾いた視線からこの世はどのように見えるのか

 久しぶりに更新する。

 諸般の事情により、余裕をもってパソコンに向かえない。

 「時間は作るもの」と指摘されるだろうが、確保できないものは確保できない。

 

 20023年10月1日からインボイス制度が始まる。

 明日の経済活動から請求書や領収書にインボイスを記載しなければならぬ御仁が大勢いる。

 この番号がないと、消費税の計算過程で面倒なことがおこる。

 先が思いやられる。

 すでにインボイスを申請しておきながら「インボイスを止めたい」という御仁が数名いた。

 仕方がないので税務署長あてにその旨を記載した書類を提出した。

 

 岸田に告ぐ。

 税制は簡素なものにしてもらいたい。

 岸田は所得税の減税を構想しているようだが、その減収分を消費税で補うのは本末転倒である。

 インボイス制度を導入するくらいなら、全ての取引に消費税10%を課してもらいたい。

 

 

 昨日から風が強かった。

 時折、雨音がする。

 墓参りへゆくが、風で蝋燭に火がつかない。

 御先祖様に申し訳ないので、数十本の線香に火をつけて供えた。

 

 夕刻に菩提寺の和尚がお経を唱えに来る約束だが、やってこない。

 予定時刻から90分遅れで、和尚が登場した。

 開口一番、遅刻の弁明が始まる。

 「えらいすんません。今年は新仏が3人もいはりましてな。新仏は時間がかかりまんねん。ふー、暑いわ、ホンマ」と。

 

 そういえば、分家の隠居が今年逝去した。新仏の一人である。

 本人の姿よりも声が先に登場する御仁であった。

 悪い御仁ではないが、癖の強い変わった性格の持ち主であった。

 過去に何度か「この世から税金がなくなりますように」と言っていた。

 小生はその分野の仕事で糊口をしのいでいる。

 隠居のこの発言を未だ許せずにいる。

 

 和尚は仕事を終えると「まだ次がありまんねん」と言い、足早に去った

 布施は忘れずに手早く懐へおさめた。

 封筒に入っている布施は課税されることなく、和尚の収入となる。

 高野山大学へ行き、坊さんになって課税されないカネで生きてみたい。

 

 

 

 年に二度の繁忙期が終了した。

 一度目は1月後半から3月中旬にかけて。

 二度目は連休前から5月末日まで。

 

 5月は一度も更新できなかった。

 更新しようという意欲を失う。

 組織の代表が体調を崩してから小生に負担がかかり続けている。

 小生は無能であるが、何とか小さな組織を存続させている。

 人間はやれば何とかなるものらしい。

 

 肉体に活力をみなぎらせるため、養命酒を呑み始めた。

 これにより、疲労感が軽減された。

 目覚めもよくなった。

 

 慢性的に疲労気味な御仁にこれを薦める。

 風味はニッキを濃縮したようなものである。

 

 小生は養命酒をチビチビと毎日吞んでいる。

 効果はフラセボと酷評されるかもしれない。

 しかし、小生はこれを呑む。

 珍客は小生が坐骨神経痛と格闘している時に現れた。

 いつどこで会ったのか記憶にないが、小生にも付いてきたらしい。

 その名を「新型コロナウィルス オミクロン株」という。

 

 ある日、同居の親族が急に39度の熱を出し、病院へ連れ込んだ。

 アレかもしれない。しかし感染症対策は徹底して行っていた。

 珍客はどこから来たのか。

 いくら考えても感染ルートは分からない。

 

 翌日、病院から同居の親族が新型コロナウィルスに感染していることが判明した。

 小生は濃厚接触者に該当するため、仕事を放棄し、病院でPCR検査を受けた。

 女医に鼻の奥をグリグリされた。

 

 翌日の昼頃、病院から電話があった。

 小生もPCR検査で陽性と判定された。

 珍客は39度の発熱をもたらしたり、喉に激痛を与えると聞いていたが、小生はその症状がない。

 強いて挙げるなら、喉にかすかな違和感がある程度である。

 

 年明け早々、坐骨神経痛で苦しみ、アレに感染し、仕事が忙しくなる。

 陽性と判定されてから、夜に職場で仕事をする日々を送った。

 こうして繁忙期に突入した。

 整形外科で処方された薬を数日間、服用するが効果はない。

 痛みに悶える日は数日続いた。

 

 あの整形外科のヤブ医者め。

 薬がなくなる前に文句を言おう、仕事を放棄し病院を訪れた。

 「薬が効きません、痛みがおさまりません、何とかなりませんか?」

 

 けわしい顔つきの医者が新たなる提案をする。

 「よしゃ、わかった、この薬で痛みはおさまるはずや、しばらく飲んでみてな」

 医者は数種類の薬を処方した。

 エース格の薬であろうか。

 

 ・ロキソニン

 ・ノイロトロピン

 ・トアラセット

 

 新しく処方された薬を飲むと、一時的に痛みはおさまった。

 だが、薬の効能が切れる頃になると、再び左脚が痛くなる。

 勤務中も夕方が近づくと、大人しく椅子に座っていられない。

 

 坐骨神経痛と格闘している最中に、珍客がやって来た。