整形外科で処方された薬を数日間、服用するが効果はない。
痛みに悶える日は数日続いた。
あの整形外科のヤブ医者め。
薬がなくなる前に文句を言おう、仕事を放棄し病院を訪れた。
「薬が効きません、痛みがおさまりません、何とかなりませんか?」
けわしい顔つきの医者が新たなる提案をする。
「よしゃ、わかった、この薬で痛みはおさまるはずや、しばらく飲んでみてな」
医者は数種類の薬を処方した。
エース格の薬であろうか。
・ロキソニン
・ノイロトロピン
・トアラセット
新しく処方された薬を飲むと、一時的に痛みはおさまった。
だが、薬の効能が切れる頃になると、再び左脚が痛くなる。
勤務中も夕方が近づくと、大人しく椅子に座っていられない。
坐骨神経痛と格闘している最中に、珍客がやって来た。