はろー!
前回の続き。北西部州ソルウェジに着いた翌日、僕らはタクシーをチャーターして、難民キャンプに行きました。
ここはザンビアに2つある難民キャンプのうちの1つ(もう1つは西部州のKaomaというところにあるそうです)。
ソルウェジ中心部から難民キャンプの入口まではミニバスが走っているらしいですが、そんなに頻発しているようではなく、しかも入口からはミニバスありません。
そこからUNHCRのオフィスまでデコボコ道を車で40分くらいか徒歩で約3時間(これはキツイ…)。
なので、市内からタクシーで直接行ったほうが良いかと思います。
(↑ここが入口)
現地のオフィスでは、現地ガイド(名前忘れた…)とスザンナさんというチェコ人のボランティアの方にいろいろ説明してもらいながら回りました。
正直難民キャンプに関してほぼ知識がないままで行ってしまったので、基本的なことからじっくり説明してもらいました。
それでも「?」と思うことも多くあって、少し後悔しました…。
このキャンプサイト、大きさはシンガポールとほぼ同じで、ものすごく大きく、そのなかでもA~Hの8つの地区に分かれています。
それぞれの地区では難民と現地人の隔てはなく、共存できるようになっているそうです。
僕は教育系の隊員なので、個人的にはキャンプサイトにある学校に興味がありました。
ザンビアの教育カリキュラムでは、Grade4までは現地語で授業をすることになっています。
しかし、アンゴラやコンゴ、ルワンダなど様々な国からの難民を受け入れているので彼らの使用言語は違うはずなので何語で授業がなされているんだろう…と疑問を持ち聞いてみると、その辺りの現地語(カオンデ語)を使っているようです。
難民といっても親やその親が難民”だった”だけで、ザンビアで生まれ育った人も多いため、だそうだ。
また、都市部から離れていることもあり、教師の数も足りていないようです。
(↑建設中の校舎なので中はキレイで何もないです)
ここに来て思ったこと。。。
僕らJICAボランティアは生活していく上である程度困らないような場所に派遣されています。
もちろん家のセキュリティはしっかりしているところ。
けれど、本当の本当にボランティアを必要としているのは、こういった地方都市なんじゃないかな、と。
僕らは現地生活費はもらっているし、住む場所は与えられているし、ミニバスに乗ればマーケットである程度欲しいものは手に入るほどの都市に派遣されることがほとんどだし、諸々の手当も国からもらっている。
ボランティアという身であるにもかかわらず、前述のように豪華な食事をとることもできる(いつもじゃないけど)。
なんだかんだいって、結局はJICAに”守られながら”のボランティア。その範囲内でしか活動しない(というかしちゃいけない?)。
けどじゃあ、なんのサポートも受けず、自分の体1つだけでこういったところまで来てボランティアをする覚悟があるかと言われれば、正直…ない。
なんだか考えが矛盾しているなぁと思いつつ、青年海外協力隊を否定するわけではないけれど(実際自分は協力隊員として今ザンビアにいるし)、時々「ボランティア」の意義ってなんだろうと思うことがあるんですね。
誰のためのボランティア?って。
途上国の人のため?
自分自身のため?
国の外交のため?
どれが良い悪いとかではないし、結局はどれも正解な気がするんだけど。
んーー、頭ぐちゃぐちゃだー。時間があるからこそ、考えることもできる。これはいいことかな。
長文乱文、失礼しました。
思ったこと書いてたら、久々になんだかカタイ内容になってしまいました。
うん、とにかく?国内外問わず、今ボランティアをしている人、しようと考えている人、自分なりの「ボランティアの意義」考えてみるのもいいんじゃないかな。
Taka