はろー!

 

 

 

さて前回の続き。(前回の記事はコチラ

 

 

 

今日はJahteyの配属先の学校見学。

 

 

 

といっても徒歩1分くらいなので、ここまでの道のりと比べると断然、楽!

 

 

 

しかしながら、この日はAfrican Freedom Dayの翌日ということもあってか(?)、隣のちょいと大きい村というか町でAgricultural Show(農業祭)なるものが開催されるとのことで、農家さんの多いこの村人たちはこぞってこのショーに出かけていたのです。

 

 

 

つまりは平日なので通学すべき子どもたちも、家族の手伝いのため大多数が欠席…orz

 

 

 

当然学校で働くべき先生たちもなぜかこのショーに行くのでほぼほぼ欠勤。

 

 

 

登校してきた子どもたちの中には、授業そっちのけで、そのショーに行く先生の車を学校で洗わされる始末。

 

 

 

うーん。ザンビア(というか途上国?)あるあるです。

 

 

 

まぁでも中にはちゃんと働いている先生もいたので少しばかり授業見学。

 

 

 

▲G2の算数の授業

 

 

 

担任の先生は黒板に問題だけ書いて、あとは教室の後ろで時間割表を模造紙に書いていました。

 

 

 

なのでボランティアのJahteyが机間巡視と丸つけをしていました。

 

 

 

(いや、先生!あなたのクラスですよ!!!)と心の中で叫んでました。

 

 

 

その後はG5・6の合同クラスの見学をさせてもらうことにしました。

 

 

 

▲授業の様子

 

 

 

理科の授業で、担当の先生は事前にちゃんと準備したであろう視覚教材を用いて授業していました。

 

 

 

(すばらしいいいいいいヽ(´▽`)/と心の中で叫んでいましたアゲイン)

 

 

 

でも。授業はほぼ現地語のベンバ語で行われていたのです。

 

 

 

少し話は逸れますが、ザンビアの公立学校において、G4までは現地語で授業がなされなければならないというルールが国で決められているそうな。自国の文化を大事にしようという試みだとか。

 

 

 

そしてG5からは全て英語になります。全て

 

 

 

つまり、この先生は本当は英語で全て授業をしなければならないんです。

 

 

 

でも何故しないのか?答えは簡単。

 

 

 

子どもたちが英語を理解できないから。

 

 

 

それもそのはず、都市部や中級~上流階級の家庭を除けば日常会話は現地語でされています。

 

 

 

特にこのような村では満足な教育を受けてきた人はあまりおらず、当然英語も通じないことがほとんどです。

 

 

 

そんな状況下の子どもたち。G4までは現地語で学んできたけれど、G5になった途端に英語で授業ですよ~と言われても当然無理な話なのです。

 

 

 

でもG7修了時に受ける国家試験は全て英語で記載されているので、理解できないのであればG8に進級することができないのです。Owe lesa wandi

 

 

 

というか、もし自分が4年生の終わりに「はい、休み明けからロシア語で授業をうけることになりまーす(^O^)」と言われたとしたら…授業内容サッパリだと思います。想像しただけでゾッとする…

 

 

 

まぁここの学校はベンバ語で授業していて、たまーに英語になるくらいでした。一応頑張ってはいるのかな…

 

 

 

そしてSecondary school(日本で言う中学・高校)でも先生は現地語で授業をするという同じような状況にあるということも他のボランティアから聞いたことがあります。

 

 

 

かと言って小さな頃から全ての授業を英語で行うのも、基礎学力の定着を図る意味ではまた新たな問題があるのかもしれないけれど…。

 

 

 

なかなか難しい問題ですな。

 

 

 

話を戻します。

 

 

 

この授業を見学したあとは、JahteyのG7の英語の授業を見させてもらいました。

 

 

 

内容はアメリカの小学校から来た手紙に返信するというもの。

 

 

 

模造紙に書かれた小学1年生の手紙に書かれている質問を見て、それぞれにみんなで答えていきました。

 

 

 

 

彼は流暢なベンバ語と英語を見事にミックスさせ、楽しく、そして分かりやすく授業していました!

 

 

 

いや~授業中や授業後にもベンバ語で積極的にコミュニケーションを取っていて、この積極性はもちろん、やっぱり現地語って大事なんだなーと改めて思う。

 

 

 

でも、やっぱり、英語は大事。

 

 

 

特に、この国で英語が使えないと将来働き口が少ない(というか、ほぼない)。

 

 

 

学校行っても職がないの?⇒んじゃ学校行かない!

 

 

 

ということになりかねないんじゃないかな。。。と懸念しているのです、個人的には。

 

 

 

僕の配属先の学校は基本現地語で話すことは禁止している(一応私立の学校なので、現行の公立学校のカリキュラムには沿っていません)ので、英語での授業を行っていました。

 

 

 

低学年のクラスは時に、意図していることが上手く伝わらなくて苦労したこともあったけど、これはこれでアリなんじゃないかな。

 

 

 

実際、うちの学校を訪れた数人のボランティア仲間は

 

「Takaの学校の子たち、英語うまいね~」

 

「うちの学校の子たちより全然英語喋れるんだね!」

 

と言っていました。

 

 

 

なんだか誇らしい!(←全く関係ないのに!笑)

 

 

 

あ、また話逸れた笑

 

 

 

んーーーと、とにかく、まとめると、他の学校の様子を知る機会は今までほとんどなかったので、とても良い経験でした!(←急に雑w)

 

 

 

また行くかと言われたら行かないけど。はい。

 

 

 

おまけ。

 

▲Jahteyのホストブラザーで歯抜けのBen。

恐らく初めて見るアジア人に少々緊張してたけど、一緒にザンビアんダンス踊って仲良くなったー(^O^)

 

 

Taka