太子道という地名は関西を中心に全国に見られます。やはり聖徳太子ゆかりの場合が多いようですね。ご多聞に漏れず京都にも太子道はあります。現在の地名で言えば二条通にあたるのですが、二条城より西の二条通というのはどうやら後世につけられた名前のようです。
明治時代の地図などによると、現在の旧二条千本、つまり出世稲荷前から太子道は始まっているそうです。そこから西へ広隆寺まで繋がっていたらしく、太子道の名前は聖徳太子が建立した広隆寺への参道であったことから付けられたものと想像できますね。
このお店は、その太子道を西大路から少し西に入って下がったところにあります。
スープは豚のすじ肉や軟骨などから取られているのでしょうか、表面に浮いている油は無色透明名ラードです。かなり強いゼラチン感がある割に、冷めた表面に浮く膜は鶏皮ゼラチンとは異なり、粘りのないさっくりした感じの物ですし、黄色っぽい鶏油は全く見られません。
また、しつこいほどのコクがある割にはゲンコツや鶏の胴がらなどを使ったときに残る滓や澱も全く見あたらないのです。動物性の強いこのスープは、醤油と塩、生姜、ニンニク、魚出汁などが良く効いたチャーシュータレで味付けされています。
味の濃さが目だつわりには、純粋に塩辛さとラードという感じで、化学調味料や植物性油のくどさは余り感じられません。
麺は中細の弱縮れ麺です。かなり鹹水が多くしっかりした腰があるのは良いのですが、湯がくときの湯の量が少ないのか湯がき時間が短すぎるのか、鹹水の悪い味が残ってしまっているのは残念ですね。スープとの相性がとても良い麺だけに一工夫欲しいと心から思いました。
トッピングは青ネギ小口、白髪葱、チャーシュー、メンマです。チャーシューは先にも述べたとおり、素性の良い豚に生姜とニンニクで香り付けをして、しっかりと醤油で焼き付けてある物で、かなり美味しいと思います。
ここは価格も安めで、特に定食にするとお買い得感が増します。炒飯セット700円、唐揚げセット700円、豚バラ丼セット750円などなど。
お買い得に満腹感が欲しいとき、是非また行きたいお店ですね。
このお買い得感のせいか、表通りに面していないにも関わらず、お昼時に行くと大変混雑しています。時間に余裕がある場合は12時から13時の間は外した方が得策だと思います。
場所はこちら。JR円町駅下車徒歩10分です。
駐車場はお店の南側に二台分ありますから、お店の人に一声掛けて停めるのが良いと思います。
京都のラーメンについては数多くのサイトが評価し紹介しています。だからラーメンの写真や他の評価についてはそちらに任せようと言う他力本願な私。(爆)
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