みなさんよくご存じでしょうが、庶民的な内臓肉料理にホルモン焼きというのがあります。もともと内臓肉を食べなかった日本において「放る(捨てる)モン(物)」から訛化したと言う説があったり、それを否定する意見があったりで結構面白い話題になったりします。なぜいきなりホルモンの話題になったかというと、実はこのお店のスープはそのホルモン部分も使って味を出されているのではないかと感じたからなのです。実際に使っておいでなのかどうかは判りませんが、独特の臭いや強いコクなどからすじ肉を超えてホルモン部分も出汁のベースにあるのではないかと感じました。
基本的には豚を基本にしたスープで、細かい背脂が浮いており鶏ガラ系のゼラチン感も少なからずあります。コクのある美味しいスープなのですが、そのベースの下処理が悪いのかちょっと臭い感じがするのは玉に瑕と言えるでしょう。
その臭みを押さえるためか、醤油味のタレには隠し味の範疇を超えた味噌と唐辛子が入っています。最初の一口で、ある種衝撃的な辛みと旨味が口の中に広がるのは楽しい感触ですね。
麺は豚骨ラーメン用のようなストレート細麺、低加水、低鹹水の伸びやすそうな物です。実際、提供されてくる段階で半分伸びたようなイメージがあるのですが、ここのスープの味が絡むことを考慮に入れると伸び気味の方が美味しく感じられるのが不思議です。
トッピングはチャーシュー、ねぎ、もやし、メンマです。トッピングの調理はなかなか良い感じですが、その中でも特に三枚肉を堅めに仕上げたチャーシューは、昨今流行のふにゃふにゃチャーシューに辟易している私にはとても美味しく感じられました。もやしもシャキッとした食感に茹でられており、メンマの味もなかなかのものです。
テーブル上のカスターセットにはニントンや白胡椒、一味唐辛子に加えてすり胡麻が置いてあります。
ニントンでも臭みはかなり軽減されますが、このすり胡麻と一味唐辛子を加えると、独特の臭みが殆ど消えて大変美味しく頂けました。
と言うことで、スタミナが付きそうな臭いが欲しいときにはまた食べに行きたいお店ですね。場所はこちら。JR山陰線円町駅下車徒歩5分、または市バス西ノ京円町下車徒歩5分です。
車の場合お店の駐車場はありませんが、丸太町通りを挟んで向かい側、あるいは丸太町通り沿いに信号ひとつ分東側にコインパークがあります。向かい側は1.5時間200円(夜間は1時間100円)、東側は時間帯問わず1時間100円と安価ですのでそちらを利用されるのが良いでしょう。
京都のラーメンについては数多くのサイトが評価し紹介しています。だからラーメンの写真や他の評価についてはそちらに任せようと言う他力本願な私。(爆)
こちらで検索して他のサイトも参考にして下さい。