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そうです。
本日10月2日は手術記念日。
この日を境に・・・・
生活習慣を見直したり。
運動するようになったり。
食べ物特に油には気を遣うようになったり。
ちょっとしたことですぐに泣いてしまうようになったり。
鞘師さんに会いに行くためにリハビリ頑張るぞって思ったらすぐに卒業発表されたり。
手術は色々と合わせて8時半入室の17時退出だったらしいです。
いまだに覚えているのは、術前着脱いで、ふさっと布かけられて。
で、私あまりにも点滴が入らないために、病棟でなくOPE室で末梢ルート（いわゆる普通の腕に入れる点滴です）を麻酔科医が入れて。
で、「眠くなりますよ～」って言われて、ああ、何かが流れて来てるなぁ・・・
「痛ってえええ！」
って言った瞬間にはもう記憶ない。
この時実習生がそばにいたんだけれども、言ってえとも私言ってなかったらしい。
血管痛すごかったんだよね。
それでこの痛みですぐに落ちる感じ多分プロポホールかなぁとか後から思ったりして。
あとは病室帰って来てから、普通だったらまだ麻酔効いていていいはずなのに、両家の親族が来た時の記憶しっかりあるし、やはりきちんと受け答えしてたと。まじで鎮痛系効きにくいのってこういう所にあったりするのかなぁって。自分でも記憶あるのびっくりしたし、CCUのNSもびっくりしてたもんなぁ。
そして深夜。
なんかもう、人口呼吸器つけてるのが煩わしくなってきてさ。
すげえ喉乾いてしょうがなかったの。
だから、ファイティング（自発呼吸と人工呼吸器の呼吸が合わなくなること）起こせばすぐに取ってもらえるんじゃないかという悪知恵が働いて、めっちゃ自分で呼吸早くしてみたりしたのよ。
え・・・？まじで？自分で呼吸できない
これには結構びっくりした。
1度人工呼吸器を何かしら体力のない方がつけてしまうと取るのが難しいっていう理由がわかったような気がする。だって、健康体、いや術後だし健康体じゃないから手術したからこういう言葉の選択はおかしいかもしれないけれどさ、若い自分でこれだもん、難しいよなぁと寝れない頭でモヤモヤっと考えていたりして。
あとは、右足に着いたAライン（動脈に直接つながっている採血などすぐに取れる管）がすっげえ邪魔だった。テープか素材が合わなかったのか、かゆかったんだよねぇ。だから、褥瘡一歩手前まで行きそうだった。1日でこんなになってしまうなんて、本当に看護って全身観察が重要だなってあの時さらに思わされたよね。
そして、起き上がれるようになったのは3日後だったんだけれども、胸の傷を見てびっくり
私基本的に外科系でしか働いたことないから、ものすごくナート（縫った傷）あとは見ているはずなのよ。ぶっちゃけ、綺麗さで言ったら、完全にNo1だった。
多分去年の手術前のブログに書いてあると思うんだけれど、OPE担当医ってめっちゃ自身に満ち溢れてたのね。傷を見て、「こんなきれいなナートできる人だもん、腕は確かだったんだろうな～」って思えたよね。残念ながら、グラフト（血管採取）したところの左腕はあんまり綺麗じゃなかった。こっちのほうが外から見えるのになぁって思ったけれども、まあしゃあないやーこれ再生しようがないしなーって思ったり。実際心臓いじるのと、グラフト取るのは別のドクターのはずと思って後から聞いたけれどやっぱり別のドクターだった。しゃあないね、そうしたら。
でもね？胸の傷も腕も傷も結局ケロイド状になってしまったから、元が綺麗だった汚かったってわからないのよねー。
この状態が今を私の悩みの種だったりして。
なんせ痛みが突然走るから作業中断したり。
でもとあるときはものすごくかゆくてどうしようもないから適宜かゆみ止めぬったり。
でも、痛い時が多いね。
前もどこかに書いたけれども、合わないセーター着てチクチクする感じ。
それがもうずっと持続しているから、なんとも言えないんだよね。
放置できない痛みで。かといって治るわけでもないし。
でも、そんなんもちっちゃい悩みだもんなぁ。
生きられるかどうかってことに比べれば、なんでもちっちゃい。
だからこそ、ちっちゃいことにも感動出来るし。
色んな事にやさしく見れるようになった。
そして嫌なものには我慢しなくなった。
協調するためのものだったらそりゃあ只の我儘になっちまうから我慢するけれども、そうじゃなくて自分の意見が言える場面だったらちゃんと言おうって。
まあ、前からそんなに自分の言いたい事我慢するタイプではなかったけれども、前よりはこれを言われたら相手はどう思うかっていうことは考えるようになったかなぁ？それでも、言いたいことを優先はするけれどね。
誰でもじゃなくて、私の事を大切にしてくれる、友達になってくれる人を私も大切にしたいもん。
みんなにはいい顔はしない。
特別をさらに特別にしたいなってのはこの1年経ってさらに強くなったかなぁ？
でも、自分が思っているよりもいろんな人に出会って。
私は、ほんと個人的な思いなんだけれども、友達になった人に対して「いい人だから」っていう表現はあまり使いたくないのね。私人の事を良いとか悪いとかって評価できるほど、人間出来ていないのを重々承知しているから余計にそう思う。
だから、思いを共感できる人とか居て楽しい人とか、ほんともっと根っこのところで単純に一緒にいたいって思う人が友達だなーって。
そして、実は仲間になりたそうに遠くて見ているだけで、もっともっとこの人とお友達になりたいなーって人ももちろんいて。
人間生きていると、どんどん欲求出てきちゃうけれども、生きてるからできるんだなっていうこと、ほんとうに今ここにいることがどんなに幸せな事かってことを忘れずに、これからも毎日楽しく生きていこうって思いっている次第でございます。
回想記書こうと思ったのに、なんか変な決意表明になってしまった。
こんな私ですが、これからもよろしくお願いいたします。
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