【プロフィールストーリー②】30代は暗黒期<前編> | 自分史上最高の生き方をデザインする 思考整理のプロ 石田ひろこ

自分史上最高の生き方をデザインする 思考整理のプロ 石田ひろこ

コーチとして
コーチングという
コミュニケーションツールを使い
クライアントの目標達成や課題解決
夢の実現をサポートしています

コーチングプレイス認定コーチ

ライフオーガナイザー®︎

石田ひろこです

  

 

シリーズで書いている

私のプロフィールストーリー

前回の記事はこちら↓

 

 

慣れない子育ての不安、息子の病気

 

初めての子育て

誰でもそうだと思いますが

私にとって、長男の子育ては

とても大変でした

 

 

すぐ泣く

すぐミルクを吐く

すぐ寝ない

すぐ起きる

  

 

そして

育児書に書いてあるような

発達をしていないことが

いつも気がかりでした

 

 

首がすわらない、言葉がなかなか出ない、

どの月齢の時も

まだできていない事が多く

検診でも何かとチェックが入っていました

 

改めて見るとこんなかわいいのに

出来ていないことばかりに意識が向いていた私

 

 

いつか

そのうち

他の子のように

できるようになるはず

 

 

そう思える情報を無理やり探して

不安な気持ちを打ち消し続けていました

 

 

そんなある日

(今は廃止されているのですが)

赤ちゃん全員が受けるある検査で

息子がその病気の疑いがある、という

結果が送られてきました

 

 

私のざわつきが

またひとつ増えてしまいました

 

 

「きっと大丈夫」

 

 

そう、信じようと思う気持ちに反して

再検査・精密検査…となり

大きな病院での検査結果

陽性と診断されます

 

image

 

10万人に2人の確率の病気

どうしてうちの子が…

何で?何で?

そればかりが頭の中に浮かびます

 

 

原因がわからない病気で

定期的な検査も必要

治療方針も私たちが判断しなければならなく

心身ともに大変でした

 

 

そして、実は主人も病に…

 

息子の病気が発覚する前に

実は主人にも病気が見つかっていました

 

 

「血尿がでた」

ある日、主人から言われました

 

 

結果は膀胱がん

30代で発症するのは

かなり珍しいそうです

 

 

その時、私は育休中でした

「これから、どうしよう」

最初に思ったのはこれ

 

 

私自身が働いていれば、

まだ何とかなるかもしれないけど

今は育休中

 

 

幼い子供がいて

外出することさえ

あまりできない今

この先、私達はどうなっていくのだろうか?

先が見えない不安な事ばかり考えてしまい

心配で仕方ありませんでした

 

 

主人はその後、手術を受け

幸い大きな後遺症などなく

退院・経過観察となりました

 

 

さらに母が…そして息子も長期入院

 

さらにわが家には試練が重なります

 

 

9ヶ月で息子は保育園に入園し私も職場復帰

息子が初節句を迎える頃に、

今度は、実母が大腸癌になります

 

 

こんなにも続くと

何か悪いものが憑いているんじゃないの?と

疑いたくもなります

 

 

実際、

占いに行ったり

吉方位を見たり

水を取りに行ったり…

(そうそう、母の手術の前日に1人で日光日帰りで水取りに行きました)

良くなるなら

神頼みでもいいからすがりたくなるような状況でした

 

 

そして、追い討ちをかけるように

2歳になった長男に異変が起きます

 

 

ある日、気づくと

身体中にアザや内出血が

たくさん出来ていたのです

おでこに青あざ

体にはプツプツとした斑点

口の中は血豆のようなものまで

できていました

 

 

病名はITP(特発性血小板減少性紫斑病)

血小板の数値が下がってしまい

出血すると止まらない難病指定の病気

通常、20万以上ある血小板の数値が

そのときは3000しかありませんでした

 

 

10万人に1.16人の確率だそう

またもやレアな病気…

 

 

頭や内臓が出血してしまうと

命の危険があるので絶対安静です

動いてはいけません

 

 

ですが

2歳の我が子に

そんなことは伝わるはずもなく…

 

 

まだまだ会話もできないし

彼が何を話しているかも

聞き取れない

外に出かけても

すぐにどこかに行ってしまう子で

おとなしくできない多動傾向

 

 

ベッドでおとなしくしてね、といったところで

無理な話です

 

 

ベビーベッドの柵を

梱包材のプチプチで覆い

ぶつかっても大丈夫なようにして

泣いたりわめいたりする我が子の機嫌を取りながら

体をぶつけないように見守り続けます

その1日を終える疲労感は半端ないものでした

 

 

この病気は

子供に対しての治療法はステロイドを投与するのみ

毎日、最大量だったので

副作用のムーンフェイスと言われる顔になり

食欲も増えるので

食べたい気持ちを抑えるのがこれまた大変

 

image

退院時にはすっかりパツンパツン

 

 

この時、仕事にも行っていたので病院との往復の日々

でも、仕事に行けていたから

乗り切れたというところも正直ありました

周りの人に慰められて、会話をする

そうすると気持ちがちょっと楽になりました

仕事に集中している時には

息子のこと、病気のことを忘れることもできました

病院に付きっきりだったら、もっと辛かったと思います

 

 

結果として

主人も通常の生活に戻れ

母も手術をして落ち着き

長男も血小板の数値が戻り退院

暗黒期はしばし、小康状態になります

 

 

続きはこちら