※アメトピに掲載いただきました！
この病気をたくさんの方に知ってもらいたいです。
※強迫性障害について書いています。
この病気の理解が広まることを願います。
強迫性障害の記事まとめです。
私は
小さい頃
いわゆるいいこで
母に言わせると大人子供で
母も働いていて忙しそうでしたし
妹がいたこともあり
小さな頃
両親に甘えた記憶がありません。
母と妹と3人で買い物に行くと
欲しいものを次々カゴに入れる妹をたしなめ
お母さんにお姉ちゃんも買っていいよと言われても私はいらないからといい子ぶりました。
誰に言われてもいないのに
お姉ちゃんえらいねと言われたくて
お弁当の嫌いな食べ物を残してくる
妹を横目に
私も嫌いなものがあったけど
お母さんにいいこだねとほめて欲しくて
鼻をつまんで完食してました。
そんな私だったので
中学3年生くらいに
強迫性障害の症状が酷くなるまで
全くといっていいほど
親を困らせなかったと思います。
当時はまだ心の病気の理解も薄く
私の田舎には診てくれる病院がないので
隣のとなりの大きな市まで行って
心療内科を受診しましたが
先生に症状を話しても
気にしすぎみたいな感じで
薬も出なくて
鼻で笑われて終わりました。
そこから
私は強迫性障害とともに
生きてきました。
たまたま
症状が長年落ち着いていた時に
結婚し、出産したので
一児の母になりましたが
ひどい時期ならとても育児はできないので
赤ちゃんは諦めていたと思います。
その後
息子が幼稚園に入るタイミングで
また、悪化。
さらに息子が小学3年生の夏
近年で１番悪化。
人生で初めて
両親に助けてと言いました。
息子を抱え、食事作りもままならなくなって
見かねた母が2週間ほど
我が家に滞在し食事作りをはじめ、
家事を手伝ってくれました。
朝息子と夫を送り出すと
お母さんと私だけの二人の時間。
私が小さい頃から
お母さんは仕事をしていたので
私をみてくれたのは
おばあちゃんでした。
遊び相手もおばあちゃん。
私はおばあちゃんこで
おばあちゃんが大好きでしたが
どこかでお母さんを求めていた
のかもしれません。
仕事や家事で
忙しそうだったお母さんを
独り占めできたのは
初めてだったし
こんなにお母さんと長く
一緒にいたことがなかったので
病気はさておき、
とてもうれしかった。
40過ぎのBBAがお恥ずかしいのですが
強迫性障害に追い詰められ
不安でしかたなかったので
夜は
お母さんと一緒に寝てもらいました。
お母さんが寝てしまうまで
いいんだよね？
大丈夫だよね？
と聞きまくり
大丈夫だよと言ってくれるのを
聞いて安心して私も眠るという感じでした。
そして
とても安心して過ごせた2週間。
母が帰る日の朝
お母さんがいなくなったら
私は大丈夫だろうか？
まだ小3の息子をかかえやっていけるのか
また不安で不安で仕方なくなって
恥ずかしかったけど
初めて
お母さんにぎゅーしてと言って
抱きしめてもらいました❗
しばらく涙があふれてとまりませんでした。
もちろん
それ以前もお母さんは
私を愛してくれていたはずだけど
この時
抱きしめてもらった事が
私はお母さんに
愛されているという絶対的な自信？
というか安心になりました。
それがよかったのか
あれ程ひどい状態にはならずに
今まで過ごせています。
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