◇加筆修正再アップ記事です
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こんにちは!
のんたんです。
私は幼稚園のころからヤマハに通っていて
小学生になったときから
ヤマハのグレードを受けました。
9級〜3級まで受けて
その全ての試験で初見演奏がありました。
さらにさらに
大学の入学試験でも初見演奏がありました。
(入試の問題はほんとうに難しい…)
なので
ピアノを習っていると
どこかで突き当たるのが
「初見演奏」なのかもしれません…
ということで
今回は初見演奏をやるときの練習方法を
お伝えしたいと思います。
とりあえず
試験の日まで
1日1題やろう!!!!!
こちらもどうぞ
初見演奏練習方法
①初見演奏基本のやり方
②問題集で練習しよう
③理想の完成度とは?
④初見ができる力をつけるには?
⑤おすすめの教則本
①基本のやり方7つのステップ
【初見演奏をやるときの手順】
⑴ト音記号の隣の
「♯や♭の場所」を確認する。
⑵何の音で終わっているかを確認する
この⑴⑵で
↓
何調かを予測する
⑶ト音記号のとなりを見て
何拍子かを確認する
⑷拍子を感じながら
最後まで楽譜を見て音楽を追っていく
- - - - - - ここまでが予見 - - - - - -
(音を出さないで事前にチェックするところ)
⑸実際に弾いてみる
最後までできるだけ止まらずに通す
- - - - -試験だったらここで終了- - - - - - -
以下おうちの練習
⑹もう一度最初から弾いてみる
今度は途中で止まってもいいので
どこで間違えていたか
難しいところはどこだったか
確認しながら最後まで弾く
⑺最初から最後まで
スラスラ弾けるようになるまで
何回も弾く
おうちでの練習は
⑴〜⑺までやります。
これでワンセット。
②問題集で練習しよう
私が子どものときは
問題集を買ってきて
1日1曲チャレンジして
その日やった課題のところに
日付を書いていました。
↑
ヤマハのグレードの場合こういうのです。
↑
5〜3級は初見だけの問題集がある
曲集が最初から最後まで終わったら
また最初からチャレンジして
また日付を書きます。
そうするとその課題を
何回やったかが分かります。
何回もやることで
だんだん曲を覚えてしまいますが笑
覚えてしまったとしても
とにかく楽譜を見ながら弾きます
基本はこんなかんじです。
③理想の完成度とは?
初見の試験で
1番理想的なのは
少し音を間違えたとしても
音楽の流れを止めないで
最後まで弾くこと
↑
これを目指して下さい
(ほんとうは曲の雰囲気を感じて強弱やテンポもふさわしいもので弾けるとなお良い…)
④初見ができる力をつけるには?
なのですが!!!
子どものころの私は
あんまり初見ができていませんでした。
(グレードに合格はしていたのでできてなくもないんだろうけどすごいできるわけでもなかった。)
子どものころの私は
曲の演奏や即興演奏は得意でしたが
初見演奏がいちばん苦手で
いつも
「初見ができないね〜」
と言われていました。
私が初見ができるようになったのは
高校生のときに和声という作曲の勉強を始めて
曲の仕組みを理解してからです。
なぜ、
そこから格段に
初見で弾けるようになったかというと
予測力がついたから
初見って
楽譜を読む力だけでなくて
次どんな音がくるかが分かる
例えばハ長調ならシファソの次にどんな和音がくるか分かる
そういう予測力があると
もっと弾けるようになります。
なので
・問題集を使って、
たくさん初見演奏の
練習をすること
・いろんな曲を弾くこと
というのも大事なのです。
たくさんの曲にふれて
だいたいのパターンを
自分の体に覚えさせましょう
⑤おすすめの教則本
予測力を高めるためには
調の感覚を体で覚えることも大事です。
そのためには
スケールカデンツの練習がおすすめ!
(1) ハノン
オーソドックスなのは
ハノンの39番〜
特にスケールの後ろについているカデンツを弾くと良いです。
(↑黄色く囲ったところがカデンツ)
この調の場合はここに♯がくる、♭がつく、
この調の場合はこの和音がくる!!
というある程度のパターンを体と耳で覚えましょう。
(ハノンでない本でもスケールカデンツ載ってる場合ありますね!それでもOKです。)
(2) 子どものハノン
お子さんの場合は
このテキストもおすすめ
↓
本家ハノンよりスケールが短いです。
(3) カデンツ
ハノンよりも
も〜っと簡単なカデンツはこちら
(ヤマハのグレードだと8、7級におすすめ。レッスンで習っているこういう和音を弾いてみてください)
↓
初見の練習問題と見比べてみてください
だいたいこんなカデンツと同じ和音が出てきていませんか??
まとめ
初見演奏のためにできることまとめ
□ 初見の問題集をたくさんやる。1日1個やる。
□ 普段のレッスンで弾いている曲をたくさん弾く
□ 以前弾いたことある曲ももう一度弾いてみる
□ スケールカデンツを弾く
初見関連記事
参考記事
楽譜を読んで弾くということは音符を読んでいるということだけではない
![猫](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/161.png)
![イエローハート](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/514.png)