こんにちは!
ピアノの先生のんたんです
この記事で…
私は
おうちでは
ジャッジではなく
事実の確認をしてください
とお伝えしました。
でもそれだと
おうちで子どもに
ちゃんと注意しないと
上達しないのではないか???
と皆さん感じるのではないかな?
と思ったのです。
今日はその解決法を
お伝えしたいと思います😊
おうちで注意やダメ出しをする危険性
まず
おうちでママ&パパが
「ここができてないよ!」
「もっとこうしなさい!」
って言うと
早くすぐに上手になったようにみえます
でも
それと同時にこんな危険性があります
・おうちで子どもと喧嘩になる
・子どもが言うことを聞かないとうまくいかない
・子どもたちが自分で考える力を失う
・子どもの心を傷つける
・「できる」「できない」で物事を考えるようになる
・その注意、ほんとうに合ってる?ミスリードの可能性がある
① おうちで子どもと喧嘩になる
「もっとこうしなさい」
「ここできてないよ」
こういう声がけをおうちでし続けていると
間違いなくおうちで
子どもと喧嘩になります。
子どもは
おうちでのピアノの練習イヤ=ピアノ嫌い=辞めたい
になります。
② 子どもが言うことを聞かないとうまくいかない
最初は
ママパパの言うことを聞いて練習していた!
という子も
小学校2〜3年生ごろになってくると
言うことを聞かなくなってきます。
(私は毎年何十人もの生徒を教えていてそのパターンが多いな〜ということに気づきました。)
つまり
必ずどこかで限界がくるということです。
③ 子どもたちが自分で考える力を失う
私は子どもたちに
自分で考える力を
つけてほしい
と願っていますが
「注意」し続けていると
言われたことをただやればいいや
となり考えなくなります。
「怒られない」ことが目的になります。
「『考える力』がない子」というのは成長しません。
言われたこと以上のことはしなくなります。
そうすると
「『考える力』がない子」はどこかの地点でうまくいかなくなる時がきます。
④ 子どもの心を傷つける
子どもたちにとっては
書いた絵を見せるように
ただただ
「ねえねえ!聴いて〜!!!」
って思っています。
パパママにただただピアノを聴いてほしいだけなのです。
それなのに注意されると
自分を否定された。
ダメだって言われた
と捉えます。
そうすると自己肯定感が下がります。
(子どもたちにとってパパママは特に特に特別な存在なのです!!!!
そんな特別な存在であるパパママに否定されたらとっても悲しいのです😭)
⑤「できる」「できない」で物事を考えるようになる
「できる」「できない」で判断していると
ピアノ上手=生きてていい自分
ピアノできない=自分ダメ
となってしまいます。
そうすると
劣等感にまみれる
常に自信がない
挑戦できない
という人間が育ちます。
人生がうまくいかなくなります。
⑥ その注意本当に合ってる?ミスリードの可能性がある
果たして
「もっとこうじゃない?」
「もっとこうしたら?」
という注意やアドバイスはほんとうに的確でしょうか?
「なんでもいい」は上達しない
とはいえ…
なんでもいいよ〜😍
だと上達しませんよね?
そこで私は考えました!!!!
子どもたちの心を傷つけず
考える力を伸ばしながら
上達していく方法!!!!
それは…
事実の確認をすること!!!!
事実の確認とは…
□ 今日も練習したね〜
□ 今日は右手を最後まで弾いたね〜
□ 今日は「○○」と「○○」の曲を弾いたんだね〜〜
□ 半年前と比べて合格の曲が2曲増えた!
誰が見ても変わらない揺るぎない事実をひとつひとつ確認していくことです。
上達に不可欠なのは
【ステップ1】
今どこまでできていて
どこができていないのかを明らかにすること
【ステップ2】
できていないところをなおす具体的な行動をとること
ですよね?
ママパパがおうちで注意する
というのは
【ステップ2】
できていないところをなおす具体的な行動をとること
を言っている、ということになりますが
私がママパパにやってほしいのは実は
【ステップ1】
今どこまでできていて
どこができていないのかを明らかにすること
のほうなのです。
喧嘩にならない練習法
なので
「おうちでの練習」で必要なことは2つ
□ 「練習しよーう😊」と声がけをする
□ ママ&パパがおうちでの練習を聴くこと
です。
聴いてもらえている!というのは
子どもたちにとって、
とても嬉しいことです!!
私も子どものころ
ピアノを両親に聴いてもらえることが
とても嬉しかった!!
そして大切なのが
ジャッジは
先生にお任せする!!
こちらは先生にお任せする!
↓
【ステップ2】
できていないところをなおす具体的な行動をとること
先生は
ここはこうしたほうが良い
そのためにはこの練習をしよう!
と言うことが仕事です。
そこは先生にお任せしましょう。
そして先生は
ママパパが思っている以上に
たくさんの生徒さんを見てきています。
たくさんの生徒さんを見てきているということは
同じような年代のお子さんが
同じようなレベルの曲に取り組む時に
どうなりがちか
というパターンをたくさん知っていることになります。
そうすると解決法の精度も上がってきます。
ママ&パパたちは
「先生は何て言ってたの?」
とお声がけをお願いします(><)💦💦
そして先生に言われたことをおうちでやる!
言われたことを忘れていたり
分からなくなったら
先生に子どもと一緒に聞きに行く!
その方法が
私がたくさんの親子たちを見て思った、
喧嘩にならずに
上達していく道
です。
完璧を目指さなくてOK
とはいえ
そんなの理想でしょ〜〜
と思われると思います(><)
そんなときでも
事実の確認でOK
ということを
知っているのと知らないのでは
大違い!!!
です!
今日も注意しちゃったー😵😵😵
それでも良いんです。
そんな日もある!!😊
絶対ある!!!
ママ&パパたちは忙しいですから
大変です。
うまくいかない日があっても
OK😊😊😊
そんなときは
少しずつ
事実の確認を
増やしていってみて下さい
事実の確認とは…
↓
「今日練習したね〜😊」
「最近毎日練習してるね〜」
「今日は○○っていう曲弾いたんだ〜」
「昨日はできなかったのに今日は両手で弾けるようになったね〜」
「先生何て言ってた?」
「先生ここだけたくさんって言ってなかった??」
「今日はうまくできなかったのか〜。また明日弾いてみようね!」
まだ腑に落ちない場合はこちら
「聴くこと」について詳しくはこちら
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ママはもうがんばっています!!!!
「私のせいで子どもをダメにしたらどうしよう」不安になりませんか?