こんにちは
今日はとても暑かったので、お外遊びはキツそうだなと思い、幼稚園が終わった後、息子と一緒に科学館へ行ってきました。
展示をじっくり見たり、仕組みに驚いたり、ワクワクがいっぱいで、親子でとてもいい時間を過ごしていた……はず、だったのですが。
館内を見てまわっているとき、たぶん高齢者施設のグループで見学に来ていた方々と何度かすれ違いました。
その中のあるご年配の女性が、私たち親子を見るたびに、暴言のような言葉を投げかけてくるのです。
「あんたたち、なにしてんのよ」
「出ていきなさいよ早く出ていきなさいよ
」
「まだ分かんないのバカな親
」
……本当に突然、そんな言葉をいくつも浴びせられました
最初は驚きましたし、正直、戸惑いました。
なんにも悪いことしてないので、最初は私たちに言ってるの?と状況が理解できないくらい。
でも、その方にはおそらく認知機能の低下があるのだろうと感じました。
ご本人に悪意があるわけではないのだと、頭では理解できました。
だから私は何も言わず、受け流しました。
息子の前で波風を立てたくなかったし、その女性の状況も、できるだけ理解したかったからです。
なので、私はその女性をスルーして、遊ぶ息子に笑顔で声掛けすることに努めて
でも、その後も施設内でその方にまた出くわすたびに、同じような暴言が繰り返されて、「なんで私たちが、こんな言葉を浴びなきゃいけないんだろう」って、悔しさと悲しさでいっぱいになりました。
付き添いのスタッフの方はその度に女性を宥めて、別の所へ連れて行ってくれましたが、私たちに対しては一言の声かけも謝罪もなく......
もちろん、その女性の行動を完全にコントロールするのは難しいことかもしれません。
でも、「お騒がせしてすみませんでした」と、たった一言でもあれば、私はここまで心をえぐられずに済んだと思います。
「理解しよう」「大人でいよう」と努めた分、スタッフの“何もなかったような対応”に、正直腹が立ちました。
日々、暑さのなかでもどうやったら楽しく過ごせるかを考えて、疲れた身体にムチ打って、試行錯誤しながら息子との時間をつくっています。
その中でやっとの思いで作った「楽しいお出かけ」のひとときに、こんな形で心を乱されてしまったことが、やっぱり悲しかった。
何がいちばん悔しかったかって、「何もしていない私たちが、傷つく必要なんてなかったはずなのに」ということ。
息子も私も特に大騒ぎしたとかマナー違反したなどもなく、自分たちで言うのもなんですが、息子は本当にお行儀良くお利口さんに色んな展示や仕掛けで楽しんでいただけなのに。
幸い、息子は展示に夢中でお婆さんなど眼中になく、暴言も耳に入っていないのが救いでしたが
一瞬でも、息子との時間を心から楽しめなかった自分が悔しくて、どうしてそんな言葉を浴びせられなければならなかったのかと、やるせなさがずっと胸に残っています。
恐らく認知症の症状のある高齢者の言動、悪気はないし、仕方ないのかもしれないけど、関係ない私たちが傷つき我慢しなきゃならないのか?
認知症なら関係ない他人に暴言吐いても全て許され、周りは許さないといけないのか?
まず、そのような症状があり他者に暴言を吐くような方をわざわざ公共の施設に連れて行くべきなのか?
そのお年寄りに言い返すのは違うと思い、黙っていたけど、せめて付き添いのスタッフの方からのフォローや謝罪は欲しかったし、あともう一度でも同じように絡まれたら、その時はちょっとスタッフの方に物申してやろうかと思っていましたが、そのすぐ後にお帰りになられたようで、出くわすことはありませんでした
今日は、気持ちの整理がまだうまくできません。
泣きたい気持ちがずっと残ったままです。
読んでくださって、ありがとうございます。
それでは、また書きます