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健康美コンシェルジュ 森 ゆみこ
一年で最も寒い時期「大寒」に
入りましたね。
ここ数日、「はたらく」について
書いてきました。
今日は、わたしが「天才漫才師」と呼んでいる
おおらかで楽しく、
湯たんぽのようにあったかい
わたしのおかあちゃんの小話です。
また親バカならず、やや子バカな内容なので
興味ない人はすっ飛ばしてね(笑)
わたしの母は8月で88歳
昭和11年生まれの母。
かなり抜けてて可愛くって楽しい人で、
わたしは「おかあちゃ~ん」と呼んでます
福島のものすごい山奥の生まれで、
小学校までは一里(約4km)もあって、
毎日往復8キロも歩いていたそう!
ランドセルなんてなくて、風呂敷を
担いで学校へ。
もちろんスニーカーもなくって、
父親(わたしの祖父)が編んだ
草履。
雪の日は、ケット(毛布のようなもの)を
かぶり、長靴をはき、傘はささず
じっと耐えて歩いたそうです。
大人たちは、
雪道の移動のスノーシューにあたる
「かんじき」、
雨具や防寒具の「みの」。
これらはぜ~んぶ
おじいちゃん作だったんだって
わたしはおかあちゃんから
彼女の自給自足暮らしの話を聞くのが
大好きなの。
彼女が100歳まで生きてくれたとしても
残りはあと12年だけ。
その間にできるだけたくさん一緒に
時間を過ごし、
80~90年前の田舎の暮らしのことを
聞き出したいと思ってるんです。
👆30歳の頃のおかあちゃん(腕の中の子はわたし)
卵を買ったことがない!?
今日は、大寒にちなんで、
おかあちゃんと卵のお話をちょっとだけ
しましょう。
おかあちゃんが小さい頃は、
卵を1度も買ったことがない。
なぜなら、
お家のニワトリさんたちが毎日
どんどん生んでくれるから
ニワトリさんは放し飼いなので、
勝手にみみずやなにかを探して食べる。
鳥小屋に入れっぱなしの時は、
おじいちゃんたちが作った穀物が餌。
年取って卵を産まなくなったニワトリは
人間様が食べちゃう!
でも、ひよこたちはすぐに大きくなり、
卵を産むようになる。
このひよこたちが
とってもかわいかったそうです
自然の暮らしにあこがれてるわたしは
彼女の幼い頃の話を聞くときは
いつも、
「いいなー、いいなー」の連発。
でも、おかあちゃんはわたしに
決まってピシッとこう言うの。
「ムリムリ!!そんな甘くないのよ!
田舎暮らしは厳しくて大変で忙しくて。。。
農家の嫁になるのはイヤだったから
わたしは東京に出てきたのよ!」
そうか~。
そうだろうな。。。。
というわけで、彼女は上京。
見知らぬ土地の東京では、
人には言えぬほどの苦労を
したようです。
戦後復興もあり、夢と希望はあって
たくましく生き抜き、
そのうちわたしが生まれました。
おかあちゃんもずっと東京暮らし。
いまもおかげさまで健康そのものです。
病院なんて全く行かないし、
基本的には薬もゼロ。
(厳密に言うと、
眠れない時には睡眠薬を飲む程度)
おかあちゃんは「健康」の生きる見本
わたしは、パリから帰国後の約30年間、
「どうしたら日本の人は
真に健康で生きられるのか?」
を探ってきました。
それなりの大家について
健康や病気にならない生き方の勉強も
研鑽も重ね、実践もしてきた人間です。
そのわたしがこの母を見て感じるのが、
この人すごい!!
勉強なんてしてなくても、
見事に元気に生きてる。
っていうことなの。
決して頭でっかち的、
知識優先、データ本位ではなくて。
万人にとって正しいかはわかりませんが、
少なくとも彼女にとっての
正しい生き方をしてきたので、
今もこんなにも健康なんでしょうね。
大自然の中で幼い頃に養った
彼女なりの感性で、
自分がいいと感じることをその時その時で
選んできた結果、
今こんな年になっても、
元気で明るいんだろうな~、きっと。
👆わたしの手に水をかけてるおかあちゃん
おかあちゃんの「はたらく」は?
ところでお母ちゃんは22年前から年金暮らし。
介護はまったく不要で、完全に一人暮らしです。
わたしはお母ちゃんが大好きなので、
「そろそろ一緒に暮らそうよ!」
と言っても、
「いやよ~。今がいい。
どこまで一人で暮らせるか挑戦したいから!」
っていう返事。
一緒に暮らすと、
わたしに頼ってしまい、
わたしが大好きな仕事を制限しちゃうから、
という思いもあるようで。。。
なんともありがたいことです。
無職のおかあちゃんですが、
実はものすごい「はたらき」
をしています。
それは2つの点で。
①わたしの話し相手になってくれてる。
②外で見知らぬ人を喜ばせてる。
まず①はどういうことか?
・
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・
この20年はひとりで仕事をし、
教室・サロンを運営してきたわたし。
好きなことですが、
そりゃいろんなツラい事や
理不尽なことも多々ありました。
おかあちゃんは
「なんでも言いなさい。
心にためずに、言いなさい。」
って。
そのおかげで、
わたしはどれだけ救われてきたことか。
彼女も小さなお店を経営してたので、
その筋のツラさをよく理解してくれる。
だから、ツラい時は大先輩に話す気分で
いろいろ打ち明けます。
するとスッキリしてモヤモヤは長引かない
まさにこれって「はた・らく」そのもの
傍(はた)のわたしの苦しい気持ちを
ラクにしてくれてますからね。
お次に、②は何か?
・
・
・
おかあちゃんの日課は
近くの大きなショッピングモールに出かけ、
小さなかわいい子供や赤ちゃんをほめること
わたしがたまに母の所に会いに行くと
必ず彼女の手をしっかり握って出かけるんですが、
赤ちゃんや幼い子を見た瞬間に
その手がぴくっと動いて、
そっちにわたしを引きずって
すごいパワーで歩き出すんですよ。
(散歩途中のワンちゃんのよう。。。)
「可愛いわね~、何歳なの?」
ではじまり、
決まってそのパパ・ママたちに
「幸せね~。将来楽しみね~」って
声をかけてるの。
その数たるや、すごいですよ!
見知らぬおばあさんに突然声をかけられたら
きっと相手も迷惑だから
「やめて~」と母に言ってたんですが、
「褒められて怒る親はいないわよ」
って言って、
わたしのいう事は全然聞かない(笑)
だからもう半分諦め、放置して
その様子を見守るようになったの。。。。
そしてわかったことが
確かにパパ・ママたちはみんな笑顔になる
赤ちゃんたちもニコニコ
中には母に握手やハイタッチを
求めてくる子までいるの!
泣き叫ぶわが子に困ってるママも、
うちのおかあちゃんが話しかけたことで
ふっと気持ちが楽になったりする場面も。
まあ、それなら素晴らしい「はた・らく」
だわよね
と、この母の行動を見守るように。
そしたらね、
気付かぬうちにわたしまで
小さな子や赤ちゃんに声をかけるように
変化してきてました
さあ、これからレッスンなので
今日はここで終わります!
東京は小雨で6度。
かなり寒い日ですが、
みんなであったかい時間を過ごします。
あなたもどうか良い週末をね~
PS:おかあちゃんの田舎暮らしの話からは、
わたしは昔の日本の人の生活を想像してます。
そこには、いまの日本人が戦後に忘れてしまった
健康と幸せに繋がる大事なカギが
あるって思ってるんです。
どんな暮らしだったかは、
折に触れてまた書きますね。
👆桜@表参道・骨董通りの雑貨屋さん
ではまた明日~。
A plus,Yumiko
楽しく美味しく健康美を叶えたい方へ♪
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