みなさまbonjour!
わたしは、イギリス・フランスに暮らした経験から
日本人と欧米人の体質の違いに気付き、
日本の人に合うオリジナルフレンチを創り
30年近く教えてきました。
でも、食だけでは
本当の健康・美は叶わないとわかって、
食のみではなく
自然療法の考え方をベースにした
健康美ナチュラルトータルメソッドを創り、
オンライン講座も開催しています。
今日はご訪問ありがとうございます
わたしが幼い頃、
夏休みが来ると毎年のように
母の田舎に遊びに行っていました。
山や小川、森や林に囲まれた福島のド田舎。
馬や牛さん、ワンコや鶏や猫ちゃんがいる
田舎がわたしは大好きでした。
5歳の夏。
おばあちゃんが危篤になり、
母と一緒に看病のために何日も泊りました。
でもおばあちゃんは亡くなり
葬儀の日が来ました。
大人たちが地面を深く深く掘り、そこに
おばあちゃんのなきがらを埋めました。
わたしはまだ小さく好奇心旺盛で、
その深い穴に身を乗り出して覗こうとして
「ほら落ちるぞ、危ないぞ!」と
大人たちに制されました。
「ママ、なんで土に埋めるの?
あんな暗い土の中に おばあちゃん
ひとりでいるなんて かわいそう・・・」
母はずっと泣いていてわたしの問いには
答えませんでした。
これは、いまから50年ほど前の話です。
あの時の光景が今もはっきり目に浮かびます。
昭和の半ばあたりまでは
日本でも土葬だったんですよね。
遺体は数か月で朽ち、酸性土壌の日本では
骨も数十年すると土に還るそうです。
だから、きっと おばあちゃんの骨は
影もカタチもないのでしょう。
あれから半世紀もの歳月が流れ、
あれって循環ということ
だったのか
と、ようやく理解しました。
土中の微生物たちがおばあちゃんの肉体を
くまなく分解し、すっかりと消してくれる。
これが自然の理(ことわり)。
循環。
👆愛するわたしの自然農畑からの眺め。
日本では、
いまでは火葬が普通ですよね?
2009年に総務省がまとめた
日本の火葬の率は99.93%で、
世界でも最高の水準らしいですよ!!
叶わぬ願いとわかっていますが、
わたしが死んだら、
火葬じゃなくて土葬にして欲しいんです。。。
おばあちゃんのように、
微生物たちにちょっとずつ分解してもらって
ゆっくり土に還りたい。
数分で焼かれ灰になるなんてイヤ。
スイス人の友・マーティンを訪ねた時、
彼のママのお墓参りへ行きました。
「スイスではね、火葬か土葬かを選べるんだよ。」
とマーティン。
「いいな~。選択肢があるんだね!?」
とわたし。
「ただ、スイスは狭い国だから、
だんだんと火葬が増えてるけどね。」
ってマーティンは言いました。
もし、スイスのように選べるならば、
あなたはどっちがいいですか?
わたしは、食で人のカラダを調えることを
30年近くやってきました。
常に言ってますが、
食だけでは真の健康や美には到達できないと痛感。
「本当の健康や美を手にするには?」
ということを追い求めた結果、
自 然 に行き着きました。
自然の基本形は循環・調和。
もっと言うならばすべては周波数。
それはわたしたち人間の目には見えないけど、
確かに存在し、すべてのもとになっている。
人はこの循環・調和のもとに生きることが
一番無理がなくハッピーなんだ。
そんなことがわかってきました。
これはわたしが手描きした
自然の摂理のイメージ図です。
この輪に中にいて、他の生き物と仲良く
調和しながら生きていればハッピーだったのが、
いつからか、人間だけがこの輪から飛び出して
ほかの植物や動物などの自然界のものを
自分たちより下に見るようになった。。。
このせいで、一番苦しんでいるのは
実は人間自身なのにね、、。
このことに気付いて、
輪の中に戻ればいいだけなのに。
もしあなたが その戻り方を知りたかったら
また気軽に読みに寄ってくださいね。
これはわたしの愛する自然農畑のレモンの木です。
自然の理(ことわり)を無言のうちに
教えてくれた愛する相棒です。
明日は、このレモンの木から教わった大切なことを
お話をしようと思います。
ではまた!
A plus,Yumiko🌹