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おはようございます。
私の誕生日(9月22日)にスーパースティション山にハイキングに行ってきました。
その前日に誕生日にどうしたいかなぁと考えた時、スーパースティション山に1年ほど行っていないなぁ。
行きたいなぁ。
と頭の中でグルグル巡ってました。
どうしようかなぁと思っていた時に、トッドから電話がありました。
「誕生日はどうする?何がしたい?」とトッド。
最初は美術館に連れて行ってくれようとしてました。
アメリカに移住してきて、彼が私を美術館に自ら連れて行こうとしたのはこの9年間で初めてです。おー、なにがあった??!(←ちょっと感動)と思いつつ美術館のスケジュールをチェックしてみました。
本当は美術館に行きたかったんですが、フェニックスの美術館に私が見たいような絵がない。
催事もない。
そうしたら、トッドも又「スーパースティション山に久しぶりに行ってみようよ。まだ行っていないウェーブトレイルに挑戦してみよう。」と言うではありませんか!
これはやっぱりスーパースティション山に呼ばれているかもなぁと思った私。
どうしてかというと、初めてこの山に訪れた時に不思議なことが起こりまして。
あの出来事は今でも忘れませんが、インディアンの酋長のような横顔の巨大な岩に出会ったことがありました。しかも奇妙なことにその1度だけで、それ以降そんな岩山が全く見当たらないんです。
そして時折ここに来ると、色んな不思議な現象に遭遇することがあったので、もしかしたらこの山は神様がいるんじゃないかなぁと思うようになっていたからです。
スーパースティション山はアパッチインディアンにとって聖地です。
州立公園になっていますが、とても神聖な山なのです。
それを考えると、神様がいてもおかしくないなぁ。
やっぱりSuperstition Mtは神様がいる気がする。。。
上の写真はロストダッチマン州立公園からの姿。
この山は、角度を変えると姿が全く違います。
今回は、矢印のところにあるトレイルに行ってきました。
実はこっち側を歩くのは今回が初めてです。
今回の目的は頂上でなく、スーパースティション山にある洞窟です。
ここにはまだ行ったことがありませんでした。
ただ一つ気になっていたことがありました。
それは、この山に山岳系の神様がいるんじゃないかなぁってこと。
今年の2月、桜井識子さんのブログに出会って以来殆どに近いほど彼女の神様のお話を読んでいるので、出来るだけ粗相のないようにとマナーを守ってきました。
特に神様のいる山には眷属さんがいらっしゃることが多々あります。
そしてペット(獣)や出血のある人間は神様が嫌がられるので、神域に入るべきではないということを学びました。
神様はただ嫌がるだけですが、眷属はお仕えしている神様に対する侮辱として、怒りをあらわにするものもいると、読んで知りました。
今までは考えたことがなかったのですが、スーパースティション山の存在を真剣に考えると、もしかしたら我が家のモモを連れて行くのは良いことではないかもしれないとチラッと思っていたのでした。
そして22日当日。
そのことをすっかり忘れてスーパースティション山に到着。
午前10時過ぎに車でこのエリアに到着して山を見ると、一見ではスーパースティション山だとは全く分かりません。
山に見えないし。(笑)
この山かなり低いので、山というより丘位にしか見えません。
でも頂上に上がるとかなり高いのがわかります。
頂上に行くとなると往復5時間はかかります。
さて、この写真を撮っている時に自分がすっかり眷属のこと、モモのことを思い出しました。
ヤバイ。。。もし本当にここに神様がいたら、そして眷属がいたとしたら。。。
と思ったのですが、既に時遅し。
もう来てしまったから、まあ何とかなるだろうと軽い考えでいました。
それがいけなかった。。。そして後で後悔することになりました。
ハイキングを始め、さてサクサクと登っていきます。
この日は午前中ということもあり、本当に思っているほど暑くなく、歩いていて移動しやすかったです。
でもモモは毛が黒いのでやはり暑い感じ。。。
洞窟の付近まで来ると、陰の下で休むことも増え、体が随分大きくなったトッドも休憩が増え。。。
そして2時間弱で、目的の場所に到着。
ここは、知る人ぞ知る
Wave Caveとも呼ばれるTeralta Trail Caveです。
ここは以前からズンバの知人に行こう!と誘われていた場所ですが、日にちが合わずこの日まで行けませんでした。
この洞窟はかなり大きく窪んでおり、波のような凹凸が出来ていているので、写真を撮るのが結構楽しい場所です。
例えば
波が襲ってくる―!の図
トッド”頑張って支えてます”の図
因みに、洞窟からの眺めは
もう少しゆっくりしたいなと思いましたが、犬が一緒にいるので暑くなりすぎてしまうと簡単に下山できなくなるので、30分もせずに駐車場へ戻ることに。
しかし下山途中で、モモの足取りが段々悪くなって行きました。。
前に進もうとしません。
最初は少し無理してお尻を押したり、首輪を引っ張って降りるのを手伝いました。
暫くして、ドッドがモモの異変に気が付いて足の裏をチェックすると、なんと肉球の皮がパックリ剥がれているではないですか
よく見るんと前足と後ろ足が同様に剥がれたり、裂けたり。。。!!!
いつもなら揚々と前に進む子なので不思議だったんですが、これで謎が解けた。。。
つまり足が痛くて歩けなかった。。。直ぐに気が付いてあげれなくて御免なさいモモ。。。
ここからは力持ちのトッドが、モモを抱っこして下山。
1時間近くの間担いで無事に駐車場まで戻れました。。。
地面はそれほど暑くなかったのですが、もしかしたら。。。やはり眷属を怒らせてしまったのだろうか。。。
実を言うと、スーパースティション山には犬達と来ると、犬達は足裏をサボテンの針でやられていたことが度々あったんです。
でもまさかねぇ。。。
ただ、今回の事件でやっぱりスーパースティション山にモモは連れてくるのは止めようと思いました。
彼女が可哀想なので。
帰宅後すぐに処置をして、靴下を履かせました。。
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