――――――――――――――――――――――― ■火災共済は値上げなし! ☆2021年4月19日発行 ――――――――――――――――――――――― こんにちは!「ゆめたか大家」と申します。 「不動産取得編」 私が初めて物件を購入した際の記録です。 日本政策金融公庫でほぼフルローンでした。 「5000万先生」や「ブラック地上げ屋不動産」も 登場します。 http://scene-ex.jp/L2485/b0/1t2441 ゆめたか大家の今までの道のりはこちらです。 http://scene-ex.jp/L2485/b0/2t2441 過去の記事はこちらよりご覧いただけます。 http://scene-ex.jp/L2485/b0/3t2441 バックナンバー集はこちらです。 http://scene-ex.jp/L2485/b0/4t2441 ――――――――――――――――――――――― ■本文 ――――――――――――――――――――――― 前回は 「火災保険料は5年で2倍?」 と題して 火災保険はどんどん値上げになっているので 保険料の5年一括払いも 選択肢になる事を書きました。 http://scene-ex.jp/L2485/b0/5t2441 しかし今までの内容は 保険についてであり 共済については触れていませんので 今回は共済について書いて行きます。 火災保険は ・東京海上日動火災保険 ・損害保険ジャパン ・三井住友海上火災保険 ・あいおいニッセイ同和損害保険 が大手4社と言われており 火災や風水害があった時に保険金が払われます。 火災共済は ・都民共済(千葉県なら県民共済。) ・こくみん共済(全労済) が2大共済だと思いますが こちらは 「火災保険」という名前が「火災共済」に変わり 「保険金」と言う名前が「共済金」に変わりますが 仕組みは同じです。 そして結論を書いてしまいますと 「個人」で「中古」でならば 火災保険ではなく 火災共済が良いと思います。 なぜかというと 都民共済もこくみん共済も ここ数年 火災共済の掛け金(保険料)の値上げが ないからです。 (URLは見つけられなかったのですが 都民共済については自分の支払いを確認し こくみん共済には電話をして確認しました。) ・火災保険はここ5年で2倍くらいに値上げ。 ・火災共済はここ5年も値上げなし。 これがどうしてなのか その理由を書こうと思ったのですが 悪用が可能な内容になりますので 書くのは止めました。 また火災保険は 築年数と共に保険料が上がって行きます。 http://scene-ex.jp/L2485/b0/6t2441 しかし火災共済は 都民共済もこくみん共済も 掛け金は建物の広さによって決まり 築年数による掛け金の値上げはありません。 (都民共済) http://scene-ex.jp/L2485/b0/7t2441 (こくみん共済) http://scene-ex.jp/L2485/b0/8t2441 だから中古ならば 共済の方が良いというのが私の考えなのですが 以下にあるように 新築でも共済の方が安いので 築年数に関わらず、共済の方が良いと思います。 http://scene-ex.jp/L2485/b0/9t2441 ただし都民共済もこくみん共済も 法人所有の物件では加入できず 個人所有の物件でないと加入できません。 ちなみに私が 自分の所有する築古木造物件について 都民共済の火災共済の掛け金と ある火災保険の保険料を比べてみたところ 都民共済の方が4分の1くらいでした。 こくみん共済は 火災共済に付随する風水害の補償ランクによって 掛け金が変わるのですが 一番安いコースだと だいたい都民共済と同じくらいになります。 ただし注意点として 都民共済もこくみん共済も 風水害の補償には上限があり ・戸建て ・ファミリータイプ2戸のアパート ・単身者用4~6戸のアパート までなら良いのですが これを超える大きさ(だいたい100平米以上) になると 風水害の補償が上限に達しますので そこは注意点だと思います。 (とはいえ、建物が200平米くらいあっても 風水害を受けたのが100平米なら 建物が100平米で被害が100平米の場合と 同じだけお金が支払われます。) あと都民共済もこくみん共済も 「〇年分一括払い」という支払い方法はなく 毎年払いもしくは毎月払いになっています。 だから 「〇年分を一括払いにするべきか?」 について考えなくて良いのです。 ちなみに、毎年払いは 毎月払いよりも少しお得になっています。 ところで 都民共済とこくみん共済では 私は都民共済の方がおすすめなのですが その理由を書いてしまうと差し障りがありますので 書くのは止めにしておきます。 今回の内容をまとめます。 ・火災保険の保険料はここ5年で2倍になったが 火災共済の掛け金はここ5年も不変。 ・火災保険は築年数によって保険料が上がるが 火災共済は築年数が経っても変わらない。 ・火災共済の風水害の補償額は だいたい100平米で上限になる。 ・都民共済とこくみん共済の火災共済は 火災保険にくらべて掛け金が安い。 ・都民共済もこくみん共済も 〇年一括払いはなく、毎年払いか毎月払いになる。 ・火災共済は 法人では入れず、個人でないといけない。 なお補償内容としては 火災共済よりも火災保険の方が充実していますが 私は火災保険や火災共済への加入を 融資を受けるための必要経費であり 融資手数料のようなものと考えている事を 付記しておきます。 また、加藤ひろゆきさんはご著書の中で 火災保険は 道民共済に8つ、全労済に2つ 民間に2つ加入していますが 「道民共済は掛け金が安く 請求手続きも簡単で、支払いも早い。」 と書いておられる事も付記しておきます。 私も今まで2回 都民共済に請求をしていますが 問題なく支払われたのでした。 火災共済は、もちろん自宅でも入れますので 火災保険(高い)に入っておられる方は これを機に見直しをされても良いと思います。 今回は 「火災共済は値上げなし!」 と題して 私の考えを書かせていただきました。 次回は地震保険・共済について 書いて行こうと思います。 今回の内容が参考になりましたら 以下を応援いただければ幸いです。 http://scene-ex.jp/L2485/b0/10t2442