こんにちは。
さて、冬シーズンも終わり、ウェアやら小物やらを片付けているこの頃ですが、
実は筆者はいままでシーズンが終わった後のウェアを自分で洗濯する勇気がなく…
恥ずかしながら、干しただけでそのまま衣装ケースにしまっていました。
今年は洗濯機を買い替えたこともあって(笑)、ウェアの洗濯にトライしましたので、記録しておきます。
■本来であれば「NIKWAX」などの専用洗剤を使うべきとは思いますが、
なにしろ高いので今回は一般的な家庭用洗剤を使うことにします。
(今まで何度もトライしようと思って買いに行くのですが、いざあの値段を見てしまうとどうしても買う気になれず、そのまま家に帰ってしまう。)
ウェアの撥水性が落ちたな、、と感じたらその時にはNIKWAXのお世話になろうと思います。
■まずは洗濯マークの確認から
今回の洗濯にあたり、とりあえず最低限の確認として、洗濯「できる」「できない」だけは確認したほうがいいな、と。
調べてみたところ、こんなマークがついていたら洗濯はできないようです。
幸い、筆者が持っていたウェアにはこのマークはなかったので、じゃぶじゃぶ洗わせていただくことにします。
ちなみに、手洗いマーク(下図)の場合はドライコースであれば洗濯機でも洗えるようです。なるほどなるほど。

■洗剤の洗濯
筆者が今回一番まよったのは「どの洗剤を使うか?」でした。
いままで何も考えずに洗剤を選んでいましたが、ここで初めて洗剤について調べてみました。
〇オシャレ着洗剤はOK?
最初は何も気にせず、うちにあった「アクロン」を使おうと思っていたのですが、ここに落とし穴が。
オシャレ着洗剤には柔軟剤の成分「柔軟化剤」が配合されており、ウェア表面を覆ってしまうため、透湿性が失われる可能性がある、とのこと。(内側の湿気を通す穴がふさがれてしまう)
ちなみに柔軟剤の使用も不可です。
。。。。。。今まで登山用のシェルとか、柔軟剤入れて洗濯していた。。。。。( ;ω; )。。。もうやめよう。
〇酸性/中性/アルカリ性
ウェアに限らずですが、おしゃれ着などの洗濯は、大抵「中性洗剤」で洗うように指示されています。
皮脂汚れなどは酸性の汚れなので、アルカリ性の洗剤で洗うのが一般的ですが、
それだと生地へのダメージが生じるため、中性洗剤で洗うことが推奨される、ということのようです。
ところが筆者が持っている洗剤は「アリエール」でした。
裏側の表示を見ると、「弱アルカリ性」です。うーん。

とりあえずメインでは使っていないウェア達はこれで洗ってしまいました。一応水は弾いているように見えるので、まあヨシとします。
〇界面活性剤
アリエールで2着ほど洗濯した後に知ったのが「界面活性剤」の存在でした。
これはワイシャツなどを洗った時に白く見せるようにする効果があるようです。逆に言えば、色物には適さない。
アリエールには界面活性剤が含まれているのですが、筆者の一番お気に入りのウェアは黒でして、これの色落ちだけは避けたい。。。し、できることなら中性洗剤で優しく洗いたい。

いちばんお気に入りのウェア。何度か記事に登場しているphenix Kitami jacketです。
ということで、こちらの洗剤をチョイス。
《アタックゼロ》
これからはウェアに限らず、色落ちしたくない服はこれで洗うことにします。
※アリエールで撥水パーカー(濃紺)を洗濯してしまいましたが、特に色落ちはありませんでしたので、頻繁に洗うわけでない場合はそれほど気にしなくてもいいのかもしれません。
■たたんで洗濯ネットへ
1回につき1着のみ洗濯することにします。
①ウェアのジッパー・ポケット等はすべて閉じます。
(フードなど外せるものは外す。)
②裏返しにしてから畳んで洗濯ネットへ入れ、洗濯機へ。
③洗濯機では「ドライ」を選択してスタートします。
あとは洗濯機にお任せ( ˇωˇ )
■気の済むまで干す!
洗濯が終わったら裏返しのまま干します。干す時はポケットやらベンチレーションやらのチャックは全開に。
ドライコースだと脱水が弱いのか、普段の洗濯よりも水を含んでいるように感じます。(洗濯機によって違うのかしら?)なので、一度風呂場で袖口などを手で絞ってから干しました。
ある程度時間が経って表面が乾いてきたら、裏返しのウェアを元に戻して(=表側を表にして)干します。中までしっかり乾いているのか分からないので、筆者の場合は室内に取り込んだ後も数日間、気の済むまで干しっぱなし。片付ける気になったら片付けます。笑
ーーー
こんな感じでお洗濯でした。やる前は「ウェア壊れちゃったらどうしよう。。。」と不安な気持ちもありましたが、やってみればスッキリしていい気持ち(・ω・)
乾いたあとにちょっと水をかけてみたのですが、コロコロと弾いてくれたので問題なさそうです(^ω^)
→実験後はまた数日干しっぱなし。笑
衣装ケースにしまいましたが、通気性が悪いと良くない気がしたので、フタは微妙に開けておきました。あとはたまにケースから出して吊るしておいたりしようかな、と考えています。