こんにちは。

お盆も過ぎ、気がつけばもう9月。前冬シーズンから次冬シーズンに向けての「折り返し地点」に来ました。そんなこともあってか、最近冬に思いを馳せることも多く、久々ながら筆を(キーボードを?笑)取った次第です。



例年この時期は更新が止まっていますが、実は割とアクティブに動いています。笑

さて、4月に滑り納めを迎えて以来、振り返りを書くこともなく更新が途切れてしまったな、と思ったので、今回は時間を巻き戻しつつ、振り返り、春~夏にかけての活動記録、来期の目標を綴っていきます。


 ■23-24シーズンの振り返り

 といいつつ、ちょっと時間がたちすぎてうまく文章にできなさそうなので、箇条書きで書いていきます。 




〇序盤の雪の少なさ

序盤は本当に天気に振り回されました。天気予報の雪マークに合わせて休みをとっているのに、スキー場に着いたらまったく降雪が無く。。。ということもしばしば。それどころかゴリゴリのアイスバーンに当たることも。スノーボーダーの誰もが思ったことだとは思いますが、「もっと雪!たのむ!」と、何度願ったことか。。

でも、次冬はエルニーニョ復活するそうで、今から楽しみです(^ω^)にやり。 


〇パウダー「おもしろい」から「もっとうまくなりたい」に。

シーズン序盤、パウダーに当たった日のこと。若干重い雪ではあったんですが、それにしても板を思い通りに操作できず、なんか悔しいな、と。

それ以来、パウダーが単なる「fun」ではなく「もっとうまくなりたい。」に変わりました。シーズン後半、パウダー大当たりの日が続いたので、ほんと文字通り、夢中で滑り尽くしました。そういった意味では後半は充実した時間が多かったように振り返ります。


〇ツリーラン三昧 

やっぱり樹々の間を縫って走るのが好き。雪が降ればもちろん、降らないときでもツリーに入っていました。もはやアイスバーンのときでさえ。笑

でも、パウダーに当たる前に、そこがどんな地形でどういうコースになっているのか、下見しておくのは大事だな、ということに気づけました。特に大きいエリアは、単独で滑ることが多い自分としては下見が必須。そうすることで、気持ちの面でも安心感を持って滑れます。

それと、これは毎シーズン思うことですが、こういうエリアにどんどん入ることで凸凹や細かい動きへの対応力が上がっているのを感じます。なので、次冬も継続して取り組みたいところ。



〇周りの人の滑りを見て、自分の滑りに活かす 

思い返せば、上手い人を見かけるのが多かったシーズンな気がします。ある日スキー場にカービングごりごり滑っている軍団がいたので、後を追って滑ってみようと思ったら全然ついて行けなかった、とか。これが結構悔しくて、自分の滑りの悪い点(自覚はある)にちゃんと向き合おう、と決意するきっかけになりました。
あとはショートターンの練習をしている人を見かけて、自分もその人の動きを取り入れてみたり。ショートターンって検定受けるときぐらいしか使わないし、ほとんど練習してこなかったので、いまいちよくわかっていなかったのですが、これを機に自分の中に少し構築できたような気がします。そしてこれが意外と、ツリーでの小回りなんかに生きてきたりして、侮れないな、と。 次冬も継続して練習します。もっと突き詰めたい。


 〇滑りの幅を広げる。

先のショートターンの話にも通じますが、1つぐらいトリックができるようになりたいな、と。(これは何年も前から思っている。)ノーリー3をわかりやすく解説している動画に出会いまして、何度か練習したところ、一応できるようになりました。
と、こんな感じで「カービング一辺倒」ではなく、少しずつ裾野を広げていけたらな、と思っています。


■オフも八幡平へ


23-24シーズンは、八幡平との出会いのシーズンでもありました。

土砂降りの雨の中、まわりには全然雪がないのに、八幡平市に入った瞬間、雨が雪に変わった日。(しかもこれがシーズンの初滑り。)

それから、絶望的に降雪が無かった朝なのに、しばらくして「降ってきたなー」と思っていたら、どさどさ降ってきて、辺り一面が銀世界、パウダー三昧に変わった日もありました。 


岩手山のそびえる雄大な景色も相まって、なんとなく自分の中で、八幡平という場所には神秘的な印象を持っています。 シーズンが終わっても、GWやお盆を利用して、なんとなく引き寄せられるように、そして、シーズンの記憶を辿るように、八幡平へ足を運んでいます。

シーズン中、スキー場へ向かう道中の標識で見て気になっていた「焼走り溶岩流」。それから定番のドラゴンアイを見に行ったり、そのまま八幡平山頂まで残雪の中を散歩したり。オフに訪れてもそこには雪が残っていて、なんというか、本当に別世界でした。


八幡平を横断する経路としては、アスピーテラインと樹海ラインがあり、そのうち樹海ラインは下倉スキー場内を通ることになります。(逆に言うと、そのためにスキー場コースが上下に分割されるような形状になっている。)ということで、ドラゴンアイに向かう際に樹海ラインを通り、オフシーズンの下倉スキー場に会いに行きました。山頂へのリフトの下をくぐり抜けたときは、冬の記憶が走馬灯のように駆け巡り。。。また、ここに来るぞと決意を新たにしたものです。右上の画像は山頂からの急斜面コースを道路から見下ろした構図です。


 ■ついに秋駒に登る。 


田沢湖スキー場がある秋田駒ヶ岳にも登りました。本当は前々シーズンの終わりから上りたかったのですが、相次ぐ熊出没の情報を受け、取り止めにしていましたので、2年越しに叶った山行です。


8合目までバスが出ているので、山行自体は短い時間ですが、田沢湖スキー場を眼下に見下ろすというなかなか無い体験は新鮮です。火山独特の力強さもあちこちに見られ、エネルギーをもらいました。ふふふ、ここもまた、冬に来るぞ。 


■サップ始めました


夏のアクティビティを充実させたいな、というのがここ数年、家族の中で課題になっていました。登山も行きますが、さすがに最近の猛暑や大雨もあり、足が向かなくなってしまう時期が長く、「いつでも行ける」という感じではなくなっています。


これまで、水辺のアクティビティにあまり馴染みが無かった筆者ですが、たまたま避暑旅行で出かけた先で見たサップの涼しげな雰囲気に魅了され、調べてみると自宅から2時間圏内でサップ体験できる湖があることもあり、まずは体験、そして購入にまでトントン拍子で至りました。


サップはスノーボードのオフトレに取り入れている方も多いと思いますが、やってみると意外と体幹を使うので、身体の使い方はかなり似ていると思います。もう少し継続してみて、改めて記事にもしたいな、と思っています。

■来期の目標

・パウダーがんがん滑りたい!

何度も書いてしまいますが、やっぱり次冬はエルニーニョだから!笑

もう本当に滑り倒したい!ここ数年の欲求不満を満たしたいです。笑


・バックカントリーへ挑戦 

ずっと憧れていたバックカントリーに挑戦したいと思っています。ツリーランエリアに入っているのも、バックカントリーに繋がるものがあるはず、というところも割と大きいです。スキー場内で滑るのとはまた違った経験ができるはず、どんな世界が待っているだろう。いまからわくわくです。 


 ・ニセコ再訪 

次冬はまたニセコへ行く予定です。やっぱり、ここじゃないとできないことがある。もちろんほかのエリアも好きなんですが、やっぱりニセコは特別。飛行機の予約も完了しまして、あとは雪を待つのみ(^ω^)


 ・とはいえカービングも。

昨シーズンからパウダーにシフトしがちで、相対的にカービングの割合が減っている自覚は、あります。うん、でもやっぱり滑りの基礎的な部分はしっかり固めたい。技術的に身につきつつあるものを、もう少し確信に近づけたい。ビシッとしまったバーンも待ち遠しいです。


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と。シーズン終わってから、自分の頭の中には想いとしてあったことを文章に書き出してすっきりしました。笑 これであとはシーズンを待つのみです!


もう少し涼しくなったら山登りもしたいし、ランニングも再開したい。

何度も書いてしまいますが、次の冬はエルニーニョらしいから(!)、本当に楽しみです。季節の移ろいを感じながら、冬の訪れを待ちたいと思います❅*。☃❅*。