愛犬〜突然発症!致死率30%の恐怖①〜 | 芦屋・西宮/デコ講師/スイーツデコサロン/Yukicopu(ゆきこぷ)

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~ゆきこぷのマイクロ学習生活~日々積み重ねて学んだことを、必要知識に変換してお伝えします(^^)/

こんにちは、ゆきこぷです。
ブログを2週間お休みしました。
下記内容は2017年11月時点での最新情報ですので、この病気を発症したワンちゃんに役立てて頂けると幸いです。


「このままだと死にます。」

いきなり獣医から告げられた死刑宣告に頭はパニックになった。

「すぐに手を打ちましょう。お薬を出しますから1日…」
心臓がバクバク動いているのがわかる。
こんなに元気なのにレテが死ぬ?
にわかには信じられず、何かの間違いだと思い込む。

10月中旬、なぜか毎日のように吐く症状が続いていた愛犬レテ。
週に一度くらいなら問題ないと言われていたが、さすがに毎日は多すぎる。
もともと肝臓に持病もあることだし、病院で見てもらうことにする。
エコーなど診断の結果、腸が間延び?しているとのこと。
血液検査での異常はなく、肝臓の数値も良くなっていると。
1週間飲み薬を処方してもらい帰宅。

2日後の朝。
レテ、吐血
ゲージで1回、ゲージから出て1m歩いたところでまた吐血。
その後グッタリして膝の上で丸まる。
早朝だったので、病院が開く時間に合わせて駆け込む。
担当医が休みだったので、代わりの先生に診てもらう。
診断の結果、吐くことが続いたため食道を傷つけたのでしょう、と。
食道を保護するお薬を追加してもらい事なきを得る。

その後は順調な回復。
吐くことはほとんどなくなり、元気いっぱいの愛犬復活!
追加のお薬も終了し、経過報告とお腹に1、2個ある赤い斑点をついでに診てもらうため、前回の血液検査から約1カ月後の11月8日に病院へ。
経過は順調なこと、昨日久しぶりにちょっと吐いたこと、お腹に湿疹のような赤い斑点が2〜3日前からあるのに気づいたことなどを伝え、先生も何かの皮膚病なら問題ないけど、念のため血液検査しておきましょうと。
奥からウィーンという音が聞こえる。
そしてまたウィーン。
しばらくして診察室に入ってきた先生は、検査結果を出して、

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「血小板が0(ゼロ)です。このままだとレテちゃんは死にます。すぐに手を打ちましょう。」
訳が分からず「どういう事ですか?」と聞きながらも機械の誤作動に違いない、と信じていなかった。
(後で気づいたことだが、赤血球数もヘモグロビンも基準値ギリギリだった。そのときは血小板0にばかり目がいって、気づかなかった。)

血小板がない?まさか、ね。
それは杞憂ではなかった。
しばらくすると採血したレテの足や首の下あたりが青く腫れ上がり、広範囲で内出血をおこしていたからだ。
明らかに血小板に異常がある症状の典型だ。
血小板がない=血が止まらない
ということは、小さなケガでもレテには命取りということ。
もし内臓や脳内出血などしようものなら、数時間後には命を落とすことになるだろう。
幸い現段階での血液検査の結果では、血小板以外に基準値を外れているものはない。 
病名は確定診断でないため、この症状が出たときの基本的処方ステロイドの投薬が始まった。
持病の肝臓への悪影響が心配だが、そんなことは言っていられない。
先生も今は血小板を上げることが先決だからと仰った。
通常ステロイドは48〜72時間以内に反応が見られるらしい。
病魔との闘いが始まった。