6月22日

レテを連れて朝から車に乗り込み、西へ向けてドライブ車
ドライブといえば聞こえはいいが、目的はセカンドオピニオンだ。
運良く渋滞にも巻き込まれず、予定通りの約2時間で目的地に到着。
紹介状を渡して診察を待つ。
6月18日にかかりつけの先生に診てもらい、その時血小板が0だったので、その日以降ステロイドを毎日服用していたから、上がっていて当然なんだけどね…。

セカンドオピニオンで診て頂いたS先生は、病名は免疫介在性血小板減少症で間違いない、と。
最近この病気にかかる犬はプードルが多いのだとか。

S先生はレテが病気を発症してからの経緯を見て、何度かステロイドの減量に失敗していることを気にされていた。
ステロイドの減量には規則性に従った減量方法があって、そういう減らし方をしないとレテのように安定しなくなってしまうらしい。
それを繰り返していると挙げ句の果てにはステロイドが効かなくなってしまうのだとか。
レテの血液検査の結果を見て、ステロイド効いてるね!と少しびっくりされたよう。
もうステロイドを飲んでも効かなくなっていると思われでいたようだ。
『今度減量に失敗したら手術した方がいいですね』
手術⁉️
この病気に手術なんて方法が通用するの?

S先生に尋ねてみると、S先生のところにくるワンちゃん達は、ステロイドが効かなくなっている子も多々いるのだとか。
そういうワンちゃんには脾臓摘出を勧めていると。

➖ここで豆知識➖
脾臓の働きについて
・血液中老化した赤血球を壊す
・体に入った病原体と闘う抗体を作る
・血液の貯蔵庫
おもに上記の3つで、脾臓は免疫系に大きく影響しているようです。
重要な役割を担っている臓器ではありますが、他臓器でも脾臓の代わりになり得るので、摘出することで重大な問題が起こるわけではないようです。

とはいえ小さなレテの体にメスを入れるなんて…
もし今度手術をすることになれば、3回目の手術になるレテ。
もちろん全身麻酔だ。
そのリスクを考えると、やはりステロイドの減量法で安定状態を目指そう…

この時はそう思っていた。