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ゆうきの韓国スケッチブログ

ソウルに住んで16年目の日韓夫婦。韓国の日常をつれづれなるままに文字や写真やイラストでスケッチしていきます。

本日ご紹介する商品はこちらっ!ヘ(゚∀゚*)ノ
 
酷寒の冬をまるで真夏に!超強力温水マット!!
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キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!

 

 

そして

酷暑の夏をまるで真冬に!超強力冷風機!!

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キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!

 

 

 

ではさっそく性能を見てみましょう!

 

 

炎炎地獄の業火の如く足元から吹き上がる灼熱の炎!!炎炎

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雪の結晶雪の結晶森羅万象を氷に封じ込める絶対零度の凍てつく波動!!雪の結晶雪の結晶

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アッチチチチチッチチチ!!!

ばあさん火事じゃ!!!!

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ガタガタガタガタガタガタ

ばあさん…ば…カキーン雪雪

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哀れ溶鉱炉に突き落とされた敵のサイボーグ

「ぐおおおおおお…あいるび~ばっく!あいるび~…」

ゴボゴボゴボゴボゴボ炎炎炎炎

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「ありの~ままの~すがたみせ…」

カキーン雪雪雪雪雪

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「もうだめだ!炎に囲まれてしまった!」

「あなた!」

「パパ~!熱いよ~!熱いよ~!!」

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「もうだめだ!身体の感覚がなくなってきた…」

「あなた!」

「パパ~!寒いよ~!寒いよ~!!」

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さあ、今すぐお電話を!!!電話
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
極端なんだよ…。( ´_ゝ`)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
引用元↓↓

 
 

 

 

どんな街にも、日常のスキマにひっそりと潜んでいるミステリーゾーンと呼ばれる場所があるものです。
先日、ソウルのそんなミステリーゾーンを訪れてきたのでご紹介します。
 
ソウルは世界の大都市の中でも地下鉄網が大変発達した場所なのですが、
地下深く誰も知らない場所に決して電車が停まることのない「幽霊駅」おばけが存在するというのです…。
 
 
 
今日は皆さんをその幽霊駅にご案内します…。
 
 
やってきたのは地下鉄1号線と2号線の支線が交差する
「新設洞(シンソルドン)駅」
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それなりに交通の要所らしいのですが、
決して観光地といったわけでもなく、
ソウルの中でもどちらかというとかなり地味な、
特にこれといった特徴もないごくありふれた下町エリアです。
 
位置はこちら
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しかし、街としての歴史は結構古く、
朝鮮時代の地図にも「新設契」としてその名を確認することができます。
さらに日本統治時代の新設里→新設町を経て
1946年に現在の新設洞という名前になったということです。
 
ソウル都城の東端である東大門と、郊外の拠点である清涼里を結ぶ線上にあることで、
地下鉄1、2号線のルートにも組み込まれ、いち早く駅が開業しました。
 
そして将来的には地下鉄5号線の駅も新設洞を通す予定で、
先に5号線の駅を作っておいたものの、色々なオ・ト・ナの事情により
5号線のルートが変更され、かくして使われるはずだった5号線用のホームは
決して乗客を下ろすことのない「幽霊ホーム」となったということです。
 
 
普段は一般人は立ち入ることができないのですが、
「新設駅には隠された幽霊ホームがあるらしい」というウワサは
ソウル市民の間で都市伝説的に語り継がれ、最近はSNSなどでも話題になっていました。
 
そんな流れを受けてソウル市は11月26日までの期間限定で、
週末だけ、それも1日80人に限って一般公開をすることにしたのです。
 
僕には大田市在住のS氏という鉄ヲタ友人がいるのですが、
今回、彼がソウル市のホームページから応募し(募集開始から瞬殺で埋まるほど人気らしい)、
みごとその権利を獲得し、僕にも一緒に行こうと誘ってくれたというわけです。

 

というわけで、指定された時間に新設駅の構内に行くと、

係の方が名簿を持って待っているので、チェックインします。

 

 

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チェックを受ける友人S氏

 

ソウル市民でも知る人ぞ知るツアーなので、日本人参加者はかなり珍しいらしく

「どうやって来たんですか?」

「え、応募して…」

「応募ってどこから?」

「いや…ソウル市のホームページから」

「なんでソウル市のホームページ見てるんですか??」

などなどの質問攻めにあっていましたが、

日本の鉄ヲタの情報力にさぞ驚いたことでしょう…。

 

 

チェックを済ませると

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新設洞幽霊駅

市民体験参加者

と書かれた名札(?)を貰い、これが通行証代わりになります。

 

係の人に誘導されて向かったのは…。

 

ん?ごく普通の2号線のホーム

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とても幽霊ホームがありそうな場所に思えません。

 

が、

 

エレベーターの脇の小さな空間に入っていく参加者たち

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と、そこには…
 
 
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隠し階段!!!????
 
知らなければただの倉庫か何かと思ってしまいそうですが、
ミステリーゾーンへの入口がこんなところに隠れていたとは…。
(ドアを開けて無言で佇む係員さんの黒尽くめスーツ姿がいかにも「地獄への案内人」といった感じでテンションが上がります)
※ちなみにこの写真は同行したエナ氏が撮影したもの。
 

 

ではいよいよ…

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非日常の世界へ…。(係員さんやはり怖い)

 

 

 

これからの30分間

あなたの眼はあなたの身体を離れ

この不思議な時間の中に入っていくのです…(ナレーション:石坂浩二)

 

脳内BGM「ウルトラQのテーマ」

 

 

 

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深く暗い闇へとつづく階段…。

カツンカツンと響く自分たちの靴音だけが

かろうじて現実とこの場所を繋ぎ止めているようです…。

 

 

階段を降りきったところには

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決して人を運ぶことのない線路と無人のホーム

そしてあたりを支配する静寂…。

 

…でもなく、なんだか不思議な音が響いています。

ふと視線を別の方向に転じると、

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映像を使った現代アートっぽい演出が…。

かなりオシャレな感じになってしまっていますが、

それでもやはり場所の持つ力とでも言うんでしょうか、

非日常感…ココハドコワタシハダレ感がハンパないです。

 

 

残されていた、当時のプレート。

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たまらない朽ち果て具合です…。

 

 

そして実はこの場所…。

非現実的なムードから、ドラマの撮影や

アイドルのMVの撮影などが行われることも多いスポットなのだそうで…。

 

例えばこの階段なんかは…

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TWICEのCHEER UPで平井さんが歩いていたここ!

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キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!

 

 

他にもEXOとかがミュージックビデオの撮影に利用してるらしいですよ。

 

 

さて、こちらが1974年当時のソウル地下鉄建設計画図。

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今の路線図と比べてみると色々楽しいです。

それにしても下側の青いライン…一体何がしたいのかという路線…。

アレが実現しなくて本当によかった…。

ここではしばし鉄ヲタS氏の熱のこもった解説に耳を傾け、

特に今の生活に役に立つわけでもないソウル知識を吸収します。

 

 

そんなわけで30分程の新設駅幽霊ホームミステリーツアーは終了。

残念ながら今回の一般開放の枠はすでに埋まっていて、

これから見たい!と思っても見られないようなのですが、

好評であれば今後も定期的に応募するかもしれませんので、

気になる方はソウル市の動向を注視してみてください。

 

 

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ちっ、ちがうんです!
(;´Д`)ノ

ある方面でちょっと有名な駅に行く用事があったので、
駅名を写真に収めようとして…
本当の本当に何の意図もなく
シャッターを切っただけなんです!


それが
まさか
こんな奇跡の一枚になるとは…
(°Д°;≡°Д°;)
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ハゲ
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ハゲ 
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ハゲ子供公園
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こないだTwitterを眺めていたらこんなツイートが目にとまりました。

 

可愛いイラストとともに各コーヒーチェーンの単価がまとめられていて

すごく有用なツイートだと思いました。

 

で、

これの韓国版もあったら面白いんじゃないか?

だれか作ってくれないかな?

だれも作ってくれなさそうだな...。

ええい自分で作ってしまえ!

ということで

 

作りました。

 

※もっとも一般的なアメリカーノの小さいサイズの単価です。

 

 

何かのご参考になれば...。

 

 

以上!

日本でも韓国でも無くてはならない生活必需品となったスマホ。
手持ち無沙汰の時なんかにはついついスマホに手が伸びてしまうという人も多いのではないでしょうか?
そんな風にひっきりなしにスマホを触っていると
当然のことながらガンガン消費されていくバッテリー。

そんな時韓国ではどうするか...。

答えは簡単。
とりあえず近くのコンセントで充電する。

カフェはもちろん...。


バイト先のレジでも...。
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美術館でも...。
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とにかくそこに穴があったら突っ込んでよし!という雰囲気なので
街中充電する場所には事欠かない環境なのです。

かくいう僕もそんな韓国の充電事情にすっかり慣れ切ってしまっているのですが、
先日目にしたある日本のネット記事にものすごい逆カルチャーショックを味わいました。

それがこちら。
職場でスマホを充電するのはアリ?


詳しくは上記記事を実際に読んでいただきたいのですが、
僕が何より衝撃を受けたのは
「職場での私用携帯の充電はナシでしょう!」
という意見が多数を占めたという結果。


えええええええ祖国マヂか...


衝撃を受けた僕はこの記事の内容を韓国語でツイートしてみました。
それに対する韓国人のみなさんの反応は...
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「え?そんなことが何で議論になるの??」
「えっ??????何でダメなの??????」
「マジか...俺には無理だ...」
「酷いじゃないか...」


...と一様に信じられないと言ったご様子。

ちなみに僕もこの件に関しては、彼らと全く同じ感想でした。
なによりもそもそも
「このことが議題になること自体がショック」
と言いましょうか...。


知らず知らずのうちにすっかり韓国の感覚が身に染み付いているんだなあと思った次第です。


もちろんこれには日韓の携帯電話を巡る事情が異なっているのも大きく関係しています。
日韓の職場における携帯環境の違いをちょっとまとめると...。


日本日本
  • 会社が業務用携帯を支給してくれることが多い
  • 仕事中は私用携帯をいじれない雰囲気
  • 私用の携帯電話番号を開示することに対する抵抗感がある(名刺に個人の携帯番号を載せない)


韓国韓国
  • 仕事もプライベートも私用携帯一台ですべてカバー
  • 仕事中でも携帯をいじりまくっている人が多い
  • 私用の携帯電話番号の開示に対する抵抗感があまりない(名刺に個人の携帯番号を載せるのがデフォ)

ちょっと考えただけでこんなに違うんですよね。



考えてみれば充電のアリナシ論を初めスマホのマナーやエチケット自体、
僕が韓国に来た後に生まれた議題であり共通認識なんですよね。
(2000年以前にも携帯電話はあったがバッテリーの持ちが良かったため、こういうことが議題になることがそもそもなかった)
僕が日本を離れているうちに、社会の変化に会わせて新しい独自の「常識」だったり
「ルール」だったりが独自に作られていき、
日本に暮らしていればそういうことが自然に身に付いていくのでしょうが、
外国にいるとどこかでOSをアップデートするように、更新情報を意識的に取り込む努力をしないといけないんだと思いました。

これからも新しい文明の利器がどんどん出てくるんでしょうけど、それに対しても、日本では日本なりの、韓国では韓国なりの「使い方のマナー」がそれぞれ独自に生まれるんでしょうね。






 

 

 

 

 

 

 

珍しくちょっと真面目な話なのですが

あくまでも個人的な戯言なので軽く読み飛ばしてくださって結構です。

 

どこに住んでいてもそうだと思いますが、

いいこともあれば、悪いこともあるわけです。

 

加えて僕は日本で生まれ育ったというバックグランドがあるので

韓国で目にする事象について考えるときも、

どうしてもその立場からの見解となってしまいます。

 

で、その時その時感じたままのことを綴るわけなのですが、

 

 

韓国について残念に思うことを書くと

一部の韓国人からは

「いつもは友好的なふりしといて結局は嫌韓だったんだな」とか

「帝国臣民の本性を出してきたな」とか言われますし

 

逆に韓国の良い所、ここは日本も見習っていいんじゃない?ということを書くと

一部の日本人からは

「韓国にかぶれて日本人としての誇りが麻痺してる」と言われたり

「もしもし韓国はこんな国ですよ」とか頼んでもいないのにネットで拾って来たような

情報を提示されたりします。

いわゆる「在日韓国人認定」ってのも何度かされました。

在日でもない(在韓である)し、韓国人でもないので二重の意味で間違ってるんですけど。笑

 

何というか、

相手の発言の中の自分の気に入らない部分だけにアレルギー反応を起こしてしまう

そういう思考回路を持ったタイプの人が国籍を問わずいるようですし、

結局のところあんたら似た者同士じゃんと思わずにはいられないわけです。

 

日常のことを綴るだけで

「そんなに韓国が嫌なら日本に帰れ」という言葉と

「そんなに韓国がいいなら帰ってくるな」という言葉を

同時にいただくという希有な立場にいるわけですが。

 

そのどちらの言葉にも従うつもりはさらさらありません。

 

 

帰るとしても自分のタイミングで帰りますし、

留まるとしても自分の意思で留まるつもりです。

 

 

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おとといの金曜日、
ふらっと立ち寄った新村のメインストリート。
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毎週週末には歩行者天国になっていろんな催しが行われる場所ですが、

今行われているのはビール祭り!ビール

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韓国を始め世界各国のクラフトビールが堪能できるみたいです!

 

韓国でビールといえばチキン!チキンといえばビール!

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横断幕にも

"마셨にわとり2! 오늘 안주는 치킨이にわとり2!"

닭=ダッ(チキン)

「呑んダッ!今日のつまみはチキンダッ!」

 

この日はスタートしたばかりでそんな人出でもなかったんですが...。

 

 

翌日、土曜にもういちど訪れてみたら

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この賑わい!

 

 

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新村の中心部にあるスクランブル交差点には仮説ステージが登場!

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街がクラブと化してものすごい盛り上がりでした!


 

多分日本だったら騒音問題とかでいろいろ難しいんだと思いますが...。

街のど真ん中でこうやってガンガン盛り上がれるのも韓国ならではって感じで好きです。


この新村ビール祭り、今日まで開催中だそうなので
秋空の下ビール片手に盛り上がりたい方はぜひぜひ!

 

このブログの読者の皆さんなら、かつて「国民の妹」と呼ばれ

今でも広い年齢層の韓国人から愛されている歌手

IUをご存知なのではないでしょうか。

 

抜群の歌唱力と可憐なルックスで日本でも人気の高いIU、

自分の持ち歌だけではなく、70年代80年代のいわゆる「懐メロ」のカバーをよくしていることでも有名です。

 

さて、そのIUが最近発表したのがこちら

 

 

80年代に3人組アイドルグループ「ソバンチャ(消防車)」が歌って大ヒットした

「オジェッパム イヤギ(어젯밤 이야기=昨晩の話)」

 

 

で、ネットでこの曲を聞いた人たちの反応を見てみると興味深い特徴があることがわかりました。

 

 

まず韓国人

「おお~、IUがソバンチャをカバーしたのかあ(^∇^)」

 

続いて若い日本人

「へ~、IU新曲出したんだあ(^∇^)」

 

そして…若くない日本人

「えっ???????????????????これ…オジャパメン???????( ̄□ ̄;)!!」

 

 

 

さて、皆さんはどうだったでしょうか…。

 

 

そう…

 

僕を含む若くない日本人にとって

コレはどうしてもコレやろ!

 

オジャパメン! ナネガミオジョソ!!

 

そう、1996年当時「ダウンタウンのごっつええ感じ」でエンディングで流れていた

このメロディ!

このダンス!そして

この謎の歌詞!

 

コレが実は韓国アイドルの曲を空耳でカバーしたものだったとは…。

 

ある意味日本に初めて上陸した「元祖K-POP」と言えるのではないでしょうか。

 

 

しかし、僕はもちろん当時オジャパメンを聞いていた若くない日本人のほとんどは

やたらテンションの高いメロディにデタラメの歌詞を乗っけてうたっているだけの

単なるヘンテコソングだと認識していたというのが実際のところではないでしょうか?

どうですか?全国の若くない日本人の皆さん?僕はそうでした!

 

もちろん今のようにソーシャルメディアが発達する前の出来事。

テレビや新聞や雑誌などで報道されない情報は、

一般人にとっては存在しないも同然だった時代だということも一因でしょう。

 

しかし、本当に大きな問題はそこではないと思います。

 

つまり当時の日本人はこの曲を聞いて

「え?これ韓国語なんじゃね?」とはならなかったってことです。

 

もし中国語の歌を空耳で歌ったとしたら

「これ中国語では?」とピーンと来た人が多かったはず。

 

でも韓国語はそうじゃなかった。

つまり、20年前の日本人は

韓国語がどんな感じの響きを持つ言語なのか全く知らなかった

ということになります。

 

 

コレ、考えてみればすごいことです。

たった20年前です。

そしてすぐそこにある隣国です。

 

国交もちゃんとあったし、日本が韓国大衆文化を規制してたわけでもない。

(逆に韓国では日本の大衆文化は1998年まで規制されていました)

 

言うなれば鍵が開きっぱなしになっている隣のお店について

ほとんど誰も関心をしめしていなかったということです。

 

 

(ちょっと想像力を働かせて、20年前に韓国のコメディアンが日本のアイドルの歌を面白おかしく耳コピして歌ったとしたら…だれも日本語と気づかないなんてことが起きたでしょうか?きっとすぐに「イルボンの歌を放送するなんてケシカラン!」という声が上がったでしょう)

 

 

日韓の関係を語る時によく「近くて遠い国」なんて言葉が使われますが、

若くない日本人がちょっとは若かったころ、韓国という国は

「近いけどほぼ無い国」だったと言っても過言ではないのかもしれません。

 

 

そんなほんのちょっと昔の歴史を踏まえて現状を見ると

この20年で、韓国はあらゆる意味において日本人の意識の中でめちゃくちゃ存在感を増したんだなあということを感じずにはいられません。

 

 

ということで、最後は元祖オジャパメン、ソバンチャの原曲を聞きながらお別れです。

今日は韓国ではハングルの日、

長かった10連休もいよいよ終わろうとしています。(ノ_-。)

 

さて、秋夕に合わせて嫁はんの実家のある釜山に里帰りしてきたことは

前回の記事でも書いたとおりなのですが、

今回ひさしぶりに釜山に行ってきて、自分の中でちょっと感じるところがあったので

今日はそのことを書いてみようかと思います。

 

 

嫁はんの両親はすでに他界しているのですが、

釜山には兄弟をはじめ大勢の親戚が今も暮らしています。

 

その中に「ザ・釜山サナイ(男児)」という言葉がピッタリのお兄さんがいます。

釜山の男性は韓国人の中でも情に厚く喧嘩っ早い熱血漢のイメージを持たれていますが

まさにそんな釜山サナイを代表するようなお兄さんです。

 

話す言葉ももちろんバリバリの釜山弁。

しかもやたらと声がデカいので、普通に話しているだけで何だか怒られているような気がします。

 

こちらを聞いていただくと、どんな感じなのか

ちょっとは伝わるんじゃないかと思います。


 

 


 
 
昭和世代の方なら、この方のイメージそのものと言えばわかっていただけるのではないかと…。
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とにかく強引で荒っぽくて、「デリカシー」という言葉からは
最も遠いところにいるようなタイプのお兄さんです。
 
僕は実のところ昔から親戚の中でもこのお兄さんがどうも苦手でした。
もちろん僕たち家族のためを思っての行動なのですが、
「ああしろこうしろ」ととにかくお節介で、頼んでもいないことをしようとするし、
ゆっくり考えたい話をサッサと自分一人で進めてしまって、ずいぶん振り回されたものです。
 
しかも前述したとおり、とにかく語気に釜山仕込みのドスと迫力があるので
反論することもままならず、結局押し切られてしまい内心迷惑に思ったことも一度や二度ではありませんでした。
 
ところが今回の釜山訪問で
自分自身の姿に新しい変化がありました。
 
それは、そんなお節介大魔王のお兄さんに対し
軽口を叩いたり
冗談まじりで口答えをしている自分を発見したのです。
 
「せっかく釜山まで来たんやから◯◯は行っとけ!アソコの✕✕は美味いから絶対に食わなアカンど!」
とか言われても
今までだったら「はい」とか「大丈夫です」とかしか言えなかったのが、
 
「え~でもあの辺って駐車するのが大変そうだしなあ、駐車料金お兄さん持ちなら行きたいですけど、でもどうせお兄さん飲むんでしょ」
的なことが言えるようになっていたのです。
 
もちろんお兄さんからは
「何言うとんねんアホか!駐車料金ぐらい自分で出さんかい!」
的な言葉が帰ってくるのですが、表情は妙にニヤニヤしてて
本気で怒っているというよりは、むしろこういうやりとりを楽しんでいるような感じすらするのです。
 
こういう口答えが出来るようになったことは
僕にとってかなり衝撃的な進化であり、驚きでした。
 
上手く説明することが難しいのですが、こういうやりとりを通して
「この人たちと家族になったんだなあ」
という感慨が湧いてきて、胸の奥のほうがじわっと温かくなるような感じがしたのです。
 
あ、そうかこれぐらい肩の力抜いて言いたいこと言ったりしていいんだ
という発見。
 
思い返してみると、今まで僕は「行儀よすぎた」んだと思います。
ガンガン僕との距離を詰めてくるお兄さんや親戚の人たちに対し、
よそよそしい礼儀正しさで知らず知らずのうちに壁を作ってしまっていたんだと思います。
 
その壁を一旦取っ払って
そっちがそう出るならこっちだって言いたいこと言わせてもらいますよ
的なスタンスを取ったほうが、逆にいい関係が築けるんじゃないか
そんな手応えがたしかにありました。
 
 
数多ある日韓夫婦のブログを見ていると、
配偶者の(あまりにも韓国的な)両親や親戚に対する愚痴を見かけることが少なくありません。
 
でも、それらの不満やストレスを当事者にしっかり伝えている日本人は
実はとても少ないように感じます。
 
日本人は幼い頃から「他人に迷惑をかけてはいけない」と教わって育ちます。
そしてその反動として「他人が迷惑をかけてくること」に対してもかなり神経質に反応しがちです。
 
でも、韓国人と家族として上手くやっていくためには
「適度に迷惑をかける方法」を身に着けたほうがむしろ上手くいく気がするし、
何よりも精神的なストレスがだいぶ軽減されるんじゃないでしょうか。
 
例えば「夫の両親が連絡もなく訪ねてくる!ありえない!」と憤るだけでなく
自分の方からも突然「お義母さ~ん!なんか急にお義母さんの料理が食べたくなっちゃったんです!今から行ってもいいですかあ?」と愛嬌たっぷりにメッセージ送ってみるとか…笑
 
え、そんなことしたら迷惑なんじゃ…と思うかもしれませんが
おそらくお義母サイドはむしろ嬉しいと思うし、本当にダメならダメと言ってくれるのが韓国。
 
それがいいか悪いかは別問題として
韓国では家族はお互いにベタベタ甘えるものなので、
勇気を出して甘え上手になってみるのもいいんじゃないでしょうか。
 
まあ、なかなか難しいですけどねw