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ゆうきの韓国スケッチブログ

ソウルに住んで16年目の日韓夫婦。韓国の日常をつれづれなるままに文字や写真やイラストでスケッチしていきます。

日本に比べて祝日が少ない韓国。

いつもゴールデンウィークやシルバーウィークのシーズンになると

日本の皆さんの楽しそうな様子を指をくわえて見ているのですが、

 

なんと2017年の韓国はちょっとすごい。

毎年旧暦8月15日の「秋夕(チュソク)」は「民族の祝日」とも呼ばれ

故郷に向かう帰省客で高速道路は駐車場と化しソウルはスッカラカンになるのが恒例です。

で、今年の秋夕は...

本日の10月4日(水)を挟んで前後2日(火・木)がお休みになるのはもちろん、

その前後の月曜と金曜も「臨時公休日」となり、

さらにさらに秋夕開けの10月9日(月)も「ハングルの日」でお休み、

ということで、9月30日から10月9日までの

史上空前の10連休

が実現したのです...!! ェエェェエΣ(´д`ノ)ノェェエエエェ

 

 

と、いうことで我が家でも

嫁はんの実家のある釜山へ行くことにしました。

秋夕の前後はめちゃくちゃ混む上に、地方行きのチケットも手に入れられないので

ちょっとだけ時期をずらして9月30日から10月4日までの4泊5日間の日程です。

 

どんなところに行ってどんなことをしたのか、例によってあくまでも雑にご報告。

 

 

まずは初日の早朝7時のソウル駅。

釜山行きKTXに乗っていざ出発!

車で行けば渋滞に次ぐ渋滞で10時間は覚悟しなくてはいけない行程ですが、

さすが韓国の誇る超特急。わずか2時間ちょっとで終点の釜山駅に到着!

 

駅に迎えにきてくれた親戚の車で実家に向かうのですが、

「せっかく釜山に来たんだからどっかに寄って行こう!」と言われます。

釜山にあってソウルには無いもの...そう、それは海!

ということで、海を見ながらのドライブと洒落込みました。

 

釜山在住のフォロワーさんたちとのオフ会!

日本人も韓国人もいろんな人たちが来てくれました^^

「釜山に住むと日本人も訛る」ということがよくわかった時間でしたw

 

おっと釜山と言えば忘れちゃいけないのが「テジクッパ」!

ここは釜山近郊の金海の高校で先生をしている友人J氏イチオシのお店。

テジクッパ評論家を自称する氏のオススメだけあって、

豚肉をこれでもかと言うまで煮詰めた濃厚トンコツスープにニンニクがどっさり。

見ているだけでも元気が出て来そうなビジュアル。もちろん味も最高でした。

 

 

 

家族でちょっとした市内観光もしました。

断言形の日本語が物凄い圧で迫って来る国際市場

すぐ隣りにある南浦洞は古くからの繁華街。

ソウルとはまた違った混沌とした熱気が渦巻いています。

屋台での買い食いがとてつもなく楽しい街でもあります。

 

最近はソウルでも人気の「シアッホットク」もここが元祖!

 

実家が野球場のすぐ近くにあり、

ちょうどホームチームである「釜山ロッテジャイアンツ」の

シーズン最終戦があったので、嫁はんと二人で野球観戦もしました。

20年ぶりの地元での観戦に嫁はんは大興奮。

 

ロッテジャイアンツは応援が熱狂的なのが有名です。

まあ「阪◯ファンのようなもの」だと思っていただければ早いかとw

 

8回ぐらいになるとどこからともなくオレンジ色のビニール袋が配られ

それをこんな風にかぶって応援するのがロッテジャイアンツの格式高い「伝統」です。

試合結果は...4:2でLGに快勝!

ちなみに負けたときのガラの悪さも「阪◯ファン」っぽいので、

勝てて本当によかったですw

 

今回は日程に余裕があったので

親戚の車を貸してもらって、あちこち郊外にも足をのばしました。

世界遺産となっている慶州の仏国寺とか。

 

故・盧武鉉元大統領の実家がある峰下村とか。

 

そしてここは...

あれっ、日本???

ではなく浦項市にある九龍浦という漁村。

日本統治時代に多くの日本人が移住したときに作られた街並が

残され(というか放置されていた)、最近日本コンセプトを打ち出した観光地として脚光を浴びています。

あちこちで着物や浴衣姿にコスプレした韓国人の若者の姿を見ることができます。

ほんの10年前にはとても考えられなかったことであり、

韓国も変化しつつあるんだなあ...ということを考えさせられました。

 

 

 

もちろん遊んでばかりいたわけじゃありませんよ!

しっかり秋夕の準備もしました。

秋夕当日の朝にする「茶礼」という儀式のためのお供え物の準備、

これが秋夕のメインイベントと言っても過言ではありません。

 

まずは市場で買い出し!ものすごい人でごった返していました。

 

帰って来たらひたすら揚げる、揚げる、揚げる

You can fry, You can fry, You can fry!!

 

数時間におよぶ油との死闘が終わり(食べてもいないのに胸焼け)

 

翌日はこんな感じに

ということで、めでたく親戚そろって秋夕を送ることができました。

 

この秋夕に関してはまだまだいろいろ書きたいことがあるのですが、

それはひとまず次の機会にということで...。

 

 

 

はいっ!今年も行ってきました!
毎年恒例のあのイベント
 
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日韓交流おまつり!ヽ(*´∀`)ノ キャッホーイ!!

 
ではお祭りの様子をあくまでも雑にご紹介。
 
 
10年ほどまえからは日本と韓国の両方で開催されているこのイベント、
日本はK-POPのシークレットコンサートなんかで盛り上がっているようですが…
 
ソウルの日韓おまつり名物と言えば…
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はい、コスプレ!

 

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日本のアニメやゲームのキャラに扮した韓国のコスプレーヤーさんが
会場のあちこちを闊歩!
 
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着物きものと韓服セットンチョゴリのコラボ!

 
 
中にはこんなコスプレも…
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日の丸日韓共同警備区域…韓国

 

それにしても

日の丸日の丸をつけた自衛官のコスプレを韓国で見られるってのは

なかなか色んな意味ですごい気がします…。

 

 

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おっとこちらはコスプレではなくて

2018年平昌オリンピックのマスコットキャラ(お名前失念…)

 

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ステージでの講演に…

 

 

 

各自治体のPRブースも!

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滋賀と京都

 

 

とここでいきなり声をかけられたので振り返ると

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現在は愛媛県庁に勤務中の古くからの友人(韓国人)の姿が!

出張という名の里帰りってとこですねw

 

ということで愛媛ファイティンみかん

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見るだけじゃありません。

日本文化を体験できるコーナーも充実!

 

ということで僕は

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ポケモンカルタに挑戦…!
 
あるポケモンの特徴が韓国語で読まれて
その情報をもとにお札をGETだぜ!という感じなのですが
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難しかった…。
 
ポケモン世代じゃない僕にはかなりハードでした…。
 
あとは紙コップけん玉とか
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ふらっと立ち寄っただけなのですが、なんだかんだ楽しめました。
 
 
なにかと課題も多い両国の間で
このお祭りが12年も続いていることの意味は決して小さくないと思います。
 
 
来年も楽しみです^^
 

 

以前
「韓国に来ている日本人学習を集めて、韓国語を使って市場で買い物をしたり、買ってきたもので韓国料理体験が出来たりするイベントがあったら面白そうじゃないかな?」
と考えツイートしました。
 
すると予想以上に「ぜひ参加したい!」という反応があったので…
 
 
やることにしました!
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会場としてお借りしたのはソウル市が運営する

「ソウル50プラス」という施設。

ソウル市各地にキャンパスがあるのですがその中でも

  • 大人数で料理体験のできるキッチンスペースがある
  • 近くに地元感あふれる市場がある

という条件を満たす「西部キャンパス」を使うことにしました。

 

場所は地下鉄3号線と6号線が交わる「仏光駅(なんともありがたいお名前)」から

徒歩5分ほどの距離です。

 

 

今回の参加者は14名!(+僕を含めたスタッフ3名)

語学堂生、交換留学生、正規留学生、ワーホリ、主婦、会社員などなど

韓国滞在歴もお仕事も住んでいるところもてんでバラバラのみなさん。

 

まず出席チェックをしてから、3~4人の小グループにわかれてもらい、

くじを引いてグループで作る料理が決定します。

 

ちなみに今回は、

오징어볶음(イカの甘辛炒め)

잡채(チャプチェ)

궁중떡볶이(宮中トッポッキ)

파전(いわゆるチヂミ)

です。

 

料理が決まったら作戦タイム!

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各チームに支給されるお小遣い2万ウォン以内で

どんな材料をどれぐらい買わなくてはいけないか、

そのためにはどんな単語、どんな表現が必要か…などを話し合います。

 

そして話がまとまったチームから市場へ出発!

 

いってらっしゃーい!ヾ(@°▽°@)ノ

 

 

↓一人残り全員分の米をとぐワタクシ

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さて、参加者のみなさんがやってきたのは

仏光駅付近にある「大棗伝統市場(대조전통시장)」

観光客など全くいない、地元民による地元民のための

ローカル感しかないようなフツーの市場です。

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お店の人と一生懸命交渉中!

(韓国は基本的に売っている分量が多いので、ちょっとだけ買いたい時などは交渉力が必要になります)

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普段韓国の市場に足を運ぶことがあまりないという参加者がほとんどで

慣れない雰囲気に四苦八苦しながらも、それでも買い物を楽しんでいるようでした。

 

 

 

市場で材料を買い揃えたら、キッチンに再集合!

いよいよ調理スタートです!

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素晴らしいチームワークを発揮するグループもあれば

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「あれ?粉の分量これでよかったっけ?まあいいか、袋に戻しとこ」

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いろんな意味で目が離せないチームもあったりして

 

 

ワーワーキャーキャー歓声と悲鳴が交互に響いてくる賑やかな雰囲気の中、

各チームの奮闘は続き…。

 

 

そして1時間後!

 

ついにそれぞれの料理が完成しました

キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!

 

 

ではご紹介しましょう。

 

Aチーム 오징어볶음

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Bチーム 잡채

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 Cチーム 궁중떡볶이

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Dチーム 파전

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ただ作るだけじゃ面白くない、ということで

それぞれのチームの料理をツイッターにUPし、

アンケート機能を使って「どの料理が一番美味しそうか」聞いてみることにしました。

 

 

ではでは、いただきま~す!!

잘 먹겠습니다!!

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一つ一つ食べ比べてみたのですが、
どれも想像以上に…というと失礼ですが
本当に美味しかったです!
 
みんなお腹がすいていたというのもあって、
食べ残しもほとんどなく、すっかり平らげてしまいました。
 
ほとんどの参加者が今日初対面同士だったのですが、
買い物や料理を一緒にしたことですっかり打ち解けて和気あいあい
 
あれも美味しい!これも欲しい!とめちゃくちゃ盛り上がっていました。
 
 
美味しく食べた後は、後片付けタイム
「日本人が使ったらめちゃくちゃ汚くされた」と言われたらイヤなので
来た時よりも美しく!とみんなで頑張って掃除しました。
 
料理の残りはタッパーに入れて必要な人に持って帰ってもらい
これにてイベント終了~!
 
 
 
さてさてさきほどのアンケート
気になる結果は…。
 
 
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Dチームのチヂミが優勝!
ワーイヽ(゚∀゚ヽ 三 ノ゚∀゚)ノワーイ
 
 
実は作ってる時一番ドタバタしてたチームだったのですが、素晴らしい結果
おめでとうございました!
 
 
今回はふとした思いつきから始まったイベントだったのですが
優秀なスタッフにも恵まれ、想像以上に楽しいものとなりました。
 
参加してくださった皆さんはもちろん、
ソウル50プラスの職員の皆さん、市場のみなさん、
そしてアンケートに答えてくださったみなさん、
本当にありがとうございました^^
 
これからも思いついたことはできるだけ実現していこうと思いますので
ぜひぜひお楽しみに。
 
 
では、最後に皆さんで
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先日、在韓日本人の友人から
「ゆうきさん!今度の日曜日にソウル競馬場で武豊が走るらしいですよ!行きませんか!?」
というメッセージ。

競馬にそんなに詳しいわけでもない僕でも
数々の記録を打ち立ててきた日本競馬界のレジェンド騎手
武豊のことはもちろん知っていましたし、
僕と同じ滋賀出身ということもあり勝手に親近感も感じていました。

で、やってきました。
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2017 Korea Cupが開催中のソウル競馬場!

いつもは入場料2000ウォンがかかるのですが、この日は無料!o(^▽^)o

 

着いたのは第6レースが終わったころ。

武豊が出場するのは次の第7レースと第8レース。

 

トラックの大スクリーンには

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おおお!まごうことなき武豊の姿が!

 

「パドックに行ってみましょう!」

という友人に連れられてパドックへ

 

そこには...

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ナマユタカ!!!

キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!

 

 

これは僕も馬券を買わねばなるまい!ということで

2000ウォン分(みみちい)の馬券を購入。

予想はもちろん単勝で7番武豊!!!

 

選手紹介!日の丸をバックに映し出される武豊の勇姿!

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このシチュエーション、かなり胸アツですww

馬券を握る手にも思わず力が入ります!

 

 

そんなこんなでレーススタート!!!

 

走り出しは3番手ぐらいをキープしていた武ですが、

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残り500mの最終コーナーを曲がったところで!

 

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きたきたきたきたきたきたきた!!

キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!

 

 

 

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ソウル競馬場でぶっちりの1着!!!!!

観覧席に飛び交う歓声と悲鳴wwwww

 

あの!武豊が!

この!ソウルで!

堂々の一位!韓国の競馬ファンの脳裏に

しっかりとその名前を刻み込みました!

いやあ、まさに歴史的な瞬間を目撃した感じがして鳥肌が...。

 

ヒーローインタビュー!

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いい笑顔

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おめでとうございます!

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そして僕は...

2000ウォン×12.5倍=2万5000ウォン

ェエェェエΣ(´д`ノ)ノェェエエエェ

 

 

こ、こんなことなら10万ウォンぐらいつぎ込んでおくんだった...!!

よ、よしここで獲得した配当金を次のレースに全部...!(アブナイ)

 

 

ナマで武豊も見れたし、予想は当たったし、

なんとも気分のいい日曜日となりました。

誘ってくれた友人に感謝です。

 

 

おまけ

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レース後、僕はよく知らないアイドルが記念コンサートを開いてて
競馬場のガチ勢とはまた全然異なった野太い歓声が飛び交っておりカオスでした。
(一緒に行った次女によるとLABOUMというグループだそうです)

 

 

 
 
ある日のソウル。
 
 
歩道がこんなことに。
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多分お店の改装かなんかです。

 

毎日毎日目まぐるしく街の表情が移り変わるソウルの街。

こんな風に工事によって歩道が占拠されているのは日常茶飯事。

 

では、歩行者はどうやって渡るのか?

 

 

正解「気をつけて渡る」

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では…

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こんな風に歩行者の頭上で作業してる場合はどうすればよいか?

 

 

 

 

 

正解「気をつけて渡る」

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気をつけて渡る

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気をつけて渡る

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気をつけて渡る

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気をつけて渡る

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気をつけて渡る

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みなさまお気をつけて。

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先日、ソウルにあるお気に入りの日本料理店をまとめて
「日本人(というか僕)がオススメするソウルの日本料理」としてツイートしたんですが…。


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これが韓国人の間でやたらとリツイートされまして…。



気づけば


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( ゚-゚)( ゚ロ゚)(( ロ゚)゚((( ロ)~゚ ゚


こんなに反響があったのは初めてかも…。


なんだかんだ言って
韓国人、ホントに日本料理好きなんだな〜
と実感した次第です。



オマケ
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ホンデで見かけたやたら日本アピールしてるお兄さん


ソウルの道を歩いていると、

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こんな名刺大の紙があちこちに落ちています。




あちらにも
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こちらにも
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どこにでも
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このカードの正体はチラシ。
それも消費者金融とか、ピンク系とか、
いろいろワケありのチラシが多いです。


街中に散らばっているこのチラシ、
だれがばら撒いているのかというと、
チラシ飛ばしのバイトお兄さんたち。


彼らが現れるのは大抵朝早い時間帯。
(やはりちょっとヤバめの仕事だからか)
ヘルメットにマスクという顔を隠した格好で
原付バイクで街を駆け抜けながらチラシを配ります。

特筆すべきはチラシを飛ばすテクニック。
片手でハンドルを持ち、
一定のスピードで走りながら
手首のスナップを使って、
チラシを片手でピュッピュッと飛ばしていきます。

その姿は、そう
まるで手裏剣を投げる忍者

貴重な現場を撮影しましたので
そのテクニックをとくとご覧ください。
ヒュッヒュッと風を切るチラシ


簡単そうに飛ばしているので
ためしに僕も投げてみたのですが、
チラシが空気の抵抗をうけてしまい
すぐにふにゃふにゃっと宙に舞って
なかなか遠くまで飛ばすことはできません。

これほど正確に飛ばすには
よほど厳しい修行を積まなくてはいけないはず。

きっと山に篭って指から血が出るまで大木にチラシを投げ続けているに違いません。←


これの全国選手権とかあったら面白そう。
ここ数日雨が降ってじめじめしたお天気が続いていたソウルですが、
昨日は久しぶりにカラッと晴れてものすごく爽やかな一日でした。

ということで、前々から気になっていた
景福宮の夜間特別観覧に家族といっしょに出かけることにしました。

景福宮と言えば、朝鮮王朝の代表的な故宮として
ソウルではおなじみの観光スポットですが、
普段入れるのはお昼の時間帯だけ。

でも、9月2日までは期間限定で夜間も観覧することができるのです。

ただ入場制限があり、韓国人の場合は事前にインターネットで予約する必要があります。
外国人の場合は当日券を窓口で購入することが可能なのですが、
枚数に限りがあるということで、確実に入場したい場合は
チケット売り場に前もって並んでおく必要があります。

夜間観覧のチケット売り場がオープンするのは19:10。
ということで、僕は18:50ごろに景福宮に行って並ぶことにしました。
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夕焼けに浮かび上がる景福宮のシルエット。

空が本当に綺麗でした。秋がもうすぐそこまで来ているようです。

 

 

30分前に現場に到着したのですが、その時はすでに何人か並んでいる人がいて

僕は外国人列の先頭から6組目ぐらいでした。(当然ながら時間が経つにつれて列はどんどん長くなっていきます)

 

そして19:10、チケット窓口がオープンし

ほどなくして僕の順番がやってきました。

ここでは外国人であることを証明するものを見せなくてはなりません。

僕の場合は韓国の外国人登録証を見せました。

旅行者であればパスポートの提示を求められると思います。

 

一人につき4枚までのチケットを購入することができます。

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ということで無事にチケットGET!

 

習い事を済ませた娘たち一行と合流し向かった先はすぐ近くにある

"오늘하루한복(オヌルハルハンボク)"というお店。

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最近、韓服を来て景福宮を巡るというのが

SNS映えすることもあり、若い女性を中心として人気なのですが、

うちの娘達も前々からやってみたいと言っていたので

この期に体験してみることにしたわけです。

 

店内はこんな感じ。色とりどりの韓服がよりどりみどり。

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伝統的な韓服から最近よく見かけるキラキラ韓服まで。

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あ〜でもないこ〜でもないと韓服を選ぶ我が家の女性陣。

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親切な店員さんがいろいろアドバイスもしてくれます。

 

お店の位置情報も載せておきますね^^

オヌルハルハンボク 오늘하루한복

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そんなこんなで

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今夜のコーデが決定!

 

いざ宵闇の景福宮へ入場です。

 

昼間とは全く違う雰囲気。

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もちろんライトアップされている部分もあるのですが、

基本的にはけっこう暗いです。足元注意。

でもそれはあえて暗く演出している感じで、

光と陰のバランスが寝静まった宮殿の静かな息づかいをより感じさせるものになっています。

 

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チマ姿で照明の上に立つとこんな効果が。

 

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過去と現在が共存する空間。

 

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合わせ鏡の幽玄な慶会楼。

 

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一角では古宮コンサートも開かれていました。

 

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そんなこんなであっという間に閉館時間(午後22:00)

家族で「また来たいね〜」と言いながら景福宮を後にしました。

 

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昨日、会議を終えて約束の時間までちょっと余裕があり、

ふらっと入った弘大の「サンサンマダン(상상마당)」映画館で観た映画がいろんな意味でとても良かったのでご紹介します。

 

映画のタイトルは「The Table(더 테이블)」

 

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この作品は

今までも「Worst Woman(최악의 하루)」など

大ヒットとは無縁な単館系の小作品を中心に撮っている

キム・ジョングァン監督作品なのですが、

彼は派手な演出やストーリー展開ではなく、登場人物の何気ない行動やセリフだけを使って

現在に生きる韓国人の日常を鋭くも温かく描き出す作風が特徴的です。

(ちょっと日本映画にも通じる達観した空気感があると思っています)

 

 

この作品もやはり期待を裏切らぬキム・ジョングァンテイストが全編を貫いています。

 

舞台となるのはソウル市内の住宅街にある何の変哲もない一軒のカフェ。

そのカフェのあるテーブルに座った4人の主人公(いずれも女性)と

テーブルに向かい合って座る4人の相手との会話だけが淡々と映し出されます。

 

4人がこのカフェを訪れた理由、そして相手との関係は

それぞれ四人四様で全く異なります。

 

何か劇的な事件が起こったりするわけではないのですが、

4人は15分ほどの短い対話の間に何らかの「変化」を体験し、

やがて静かにカフェを出て行くという、それだけと言えばそれだけの作品です。

 

それでもこの小さな作品が心に不思議な余韻を残すのは、

まず第一に登場する4人の主人公を演じる4人の女優たちの卓越した演技力の賜物だと思います。眉の動かし方一つ、何気ない手のしぐさひとつで、観客に

「あ、確かに何か心の中が動いた」と思わせる説得力と表現力はさすがです。

いずれもドラマや映画でもよく見かける女優さんたちですが、

こういう実力派の俳優がこういう小さな作品に出て、しっかり自分の演技力で勝負しているというのも韓国映画の魅力だと思っています。

 

で、タイトルにも書きましたけど

この映画、ぜひ初中級の韓国語学習者に観てほしいんですよね。

 

繰り返しになりますが、この映画では何か事件が起こるわけではなく、

とにかく「会話」、それも本当に何気ない「会話」だけで構成されています。

それも決して難しい言葉が出てくるわけでもなく、終始ゆっくりした口調で展開します。

TOPIKで言うなら、おそらく4級ぐらいの実力があれば余裕で聞き取れると思いますし、

3級ぐらいの方でもかなり理解可能なんじゃないでしょうか。

 

大事なのは、そんな簡単な言葉しか使われていないにも関わらず

彼女達のセリフには確かな「力」があるということです。

その力を生み出すのは、間の取り方であり、タイミングであり、

言葉を発するリズムだったりするのだと思いますが、

 

「言葉をたくさん知っている」というのと

「言葉をうまく使うことができる」というのは

明らかに違うんだな〜ということを実感できるんじゃないかと思います。

 

 

まあ、こういう小さな作品は日本で公開される可能性も極めて低いのでしょうが、

それでも何かの折にぜひ観てほしい、そんな映画でした。

 

 

「The Table」予告編

 

 

昨日、光州で留学生活を送っている友人がソウルに来たので一緒に遊んでいたのですが、
サンドイッチチェーン「サブウェイ」の前を通りがかったとき、
彼女がこんなことを口にしました。

「あ、こないだ光州にもサブウェイできてものすごい行列だったんですよ!」

んっ?

行列??サブウェイに??

サブウェイってそんなに並ぶような店だったか??


にわかに信じられずにいる僕に、彼女はある写真を見せてくれました。
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なっ( ̄□ ̄;)!!

 

並んでる〜〜〜〜〜!!!!

 

ものすごく並んでる〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!

 

 

なんでもオープン当日はなんと2時間待ちだったとか...。

ええええ、だってサブウェイだよ...?2時間て...

 

 

というか、なんだろう...この既視感。

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セブ◯イレ◯ンの進出に歓喜する◯取県民のみなさん

 

 

そもそも光州に今までサブウェイが一店舗もなかったことが驚きでした。

光州といえば広域市でもあり、全羅道最大の都会...。

当然サブウェイもすでにありふれた存在になっていると思い込んでいました。

 

ちなみにソウル市民がイメージするサブウェイの風景

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行列とは無縁。

 

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待機時間ゼロ。

 

ホンデ周辺の出店状況は...

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こんな感じ。
 

決して流行っていないわけではないですが、

「どこにでもあるありふれたお店」というスタンスで

決して

「並んでまで食べたいサンドイッチ」ではないです。

 

 

 

ちょっと気になったので韓国におけるサブウェイの都市別店舗数を調べてみました。(2017年7月24日現在、広域市対象)

 

 

 

すると驚愕の結果が...!

 

 

 

 

ソウル 75

釜山  31

大田  17

仁川  15

蔚山  6

大邱  1

光州  1

 

 

ソウル固まりすぎ!!!

 

 

いやあ...韓国は日本以上に一極集中が激しい国ではありますが...

さすがにこれはいくらなんでもえこひいきしすぎです...。

光州の皆さんが並ぶのも無理はないです...。

 

 

で、このことがあって思ったことは、

僕たちソウルに住む日本人はどうしても

ソウルのケースを引き合いに出して、韓国全体を語ってしまいがちなところがあります。

もちろんソウルは韓国を代表する首都ではありますが、

必ずしもソウルの常識=韓国の常識ではなかったりするケースも少なくないんだと思います。

 

ソウルはあくまでもその名の通り「特別市」であって、

「普通市」ではないんだな〜ということを改めて感じました。